ゆうかい

デジタル大辞泉

ゆうかい〔イウクワイ〕【宥快】

読み方：ゆうかい

［1345〜1416］室町前期の真言宗の僧。京都の人。字(あざな)は性厳。高野山の信弘に密教を学び、「宝鏡鈔」を著して立川流を批判。高野山教学の大成者とされる。著はほかに「大疏鈔」など。

ゆう‐かい〔イウ‐〕【幽界】

読み方：ゆうかい

死後に行くという世界。あの世。黄泉(よみ)。冥土(めいど)。⇔顕界(げんかい)。

ゆう‐かい【融解】

読み方：ゆうかい

［名］(スル)

１ とけること。また、とかすこと。「雪が—する」「疑念が—する」

２ 固体が加熱などにより液体になる現象。溶融(ようゆう)。

ゆう‐かい〔イウ‐〕【誘拐】

読み方：ゆうかい

［名］(スル)だまして、人を連れ去ること。かどわかし。「幼児を—する」「営利—」→略取誘拐罪

ゆう‐かい〔‐クワイ〕【雄快】

読み方：ゆうかい

［名・形動］力強く心地よいこと。また、そのさま。

「他の—なる条を写すに其筆至らぬ所あらば」〈逍遥・小説神髄〉

世界宗教用語大事典

ゆうかい 【宥快】

南北朝−室町初期の真言宗僧。京の藤原実光の子。高野山で学び、足利義満から帰依された。高野山教学の大成者として知られる。著『大日経口之疏鈔』他。（一三四五～一四一六）

美術人名辞典

祐海

読み方：ゆうかい

伊勢度会郡常明寺不動院住職。徒然庵と号す。山本正重、良恕法親王に学ぶ。元禄2年（1689）寂。

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ゆうかい

出典:『Wiktionary』 (2021/09/04 15:45 UTC 版)

同音異義語

ゆうかい

• 【幽界】 - 死後の世界。
• 【融解】 - 溶けること。
• 【誘拐】 - だますなどしてかどわかすこと。