量とは?

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りょう【量】

[音]リョウ(リャウ)(漢) [訓]はかる かさ ます はか

学習漢字4年

かさをはかる器具。ます。「度量衡

軽重大小などをはかる。「量器計量測量斗量無量

はかって得られる軽重大小などの程度。「量産雨量軽量減量質量酒量重量少量数量声量総量多量大量適量熱量微量物量分量容量肺活量

思いはかる。「裁量思量酌量商量推量

人の心や能力程度。「雅量器量狭量度量力量

(「倆(りょう)」の代用字)腕まえ。わざ。「技量

名のり]かず・さと・とも・はかり


りょう〔リヤウ〕【量】

測定対象となり、大小比較が可能なもの。質量長さ時間個数など。また、測定して得られる数値限度。「量が多い」「量より質

論理学で、判断全称判断特称判断ということ

インド哲学漢訳術語で、知識一般のこと。直接知覚による認識現量、それを超える対象論証比量という。


はか【計/量/果/捗】

仕事などの進みぐあい。やりおえた量。

田植え稲刈りなどのとき、当てられた分担区画

秋の田の穂田刈り—か寄り合はばそこもか人の我(わ)を言(こと)なさむ」〈五一二〉

目当て。あてど。

「からをだにうき世中にとどめずはいづこを—と君もうらみむ」〈源・浮舟


りょう リャウ 【量】

〔名〕

① かさを量るはかり。量器。ます。

令義解718)雑「凡用度量官司。皆給様」〔書経‐舜典〕

大小比較の可能なものや測定対象となるものについて、その長さ重さ時間個数などをいう。また、測定して得られた数値限度となる分量

小学読本(1873)〈田中義廉〉四「空気は、其量甚だ軽くして、凡水の八百分の一なり」〔論語郷党

③ =ようりょう容量)〔工学字彙(1886)〕

人間としての器量大きさ。心の大きさ度量

玉葉治承四年(1180)正月二〇日「此間進退敢非幼稚之儀兼有成人之量、可貴」〔程子遺書

(5) (梵 pramā&nsubdot;a の訳) 仏語対象を、正しく認識論証する手段根拠をいう。直接知覚による認識現量、それを超える対象論証比量という。広義には認識作用過程および結果として知識をも含める。

正法眼蔵123153諸悪莫作修行力たちまちに現成す。この現成は、尽地・尽界・尽時・尽法を量として現成するなり。その量は作を量とせり」


はか【計・量・果・捗】

〔名〕

① 稲を植えたり刈ったり、また、を刈ったりする時などの分担範囲。→かりばか

② 目あて。あてど。はかり。

班子女王歌合(893頃)「わが宿はふる野べに道もなしいづこはかとか人のとめ来む」

仕事などの進みぐあい。はかどり。→はか(計)が行


はから・う はからふ 【計・量・図・諮】

〔他ワ五(ハ四)〕 (動詞「はかる(計)」に「あう(合)」の付いた「はかりあう」の変化したもの一説に「はかる」に反復継続助動詞「ふ」の付いてできたものとも)

相談する。協議する。打ち合わせる。

霊異記810‐824)中「衆僧聞きて、商量(ハカラヒ)て言はく〈国会図書館訓釈 商量 ハカラヒテ〉」

② みずから思いめぐらす考慮する

蜻蛉(974頃)中「御屏風のことせらるるとて、えさるまじ便りをはからひて責めらるることあり

適当な頃合いをみる。うかがいみる見はからう

源氏100114頃)明石「御むかへの人々さわがしければ、心も空なれど人まをはからひて」

宇治拾遺(1221頃)三「艷に人の目とどめつべき程をはからひつつ、おとづれければ」

④ 適切に処置する。取りしきる。取りなす。

落窪(10C後)四「帥殿へ行けとはからひたるが、限りなくうれしきなりけり

(5) 手加減をする。斟酌(しんしゃく)する。

咄本醒睡笑(1628)一「武家台所に、飯をはからひ盛り、人にすすむる役者をおごとはいふならし」

(6) (「…とはからい」の形で) …しようとかまわない。…しようとままよ。

ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「テキハ センギ マンギ アラウト facarai(ハカライ) ココロザス カタキワ ヲヤマ イチニンデ アル信太の舞〕」


はかり【計・量・測・秤・謀・諮】

〔名〕 (動詞「はかる(計)」の連用形名詞化

[一] (秤・称・衡) 物の重さをはかる道具総称てんびんさおばかりだいばかりばねばかりなどの種類がある。

大智度論天安二年点(858七八「秤(ハカリ)の両の頭の亭等(ひと)しきがごとく」

[二] (計・量・測・謀・諮)

度量衡量目

(イ) 秤、ものさしなど計器測定した大きさ数量

梁塵秘抄1179頃)二「須彌のはかりを尋ぬれば、縦広八万由旬なり」

(ロ) 上代重量単位。→斤(きん)①。

釈日本紀(1274‐1301)二二「白銀(しろかね)三斤(みハカリ)八両(やころ)」

(ハ) 上代、糸の量をはかる単位

書紀720天智元年正月北野本訓)「百済佐平鬼室福信に、矢十万隻・糸五百斤(ハカリ)・〈略〉稲種(たなしね)三千賜ふ

物事解決ようとする分別また、その方法。協議計画心算工夫はからい

天理本金般若経集験記平安初期点(850頃)「有に住せず、空を行ぜずは、何の思ひ何の慮(ハカリ)をするにも、成功有らむや」

目当て当てど手掛り多く「…をはかりと(に)」の形で、「…を目あてとして」の意で用いる。

伊勢物語(10C前)二一「門に出でて、と見かう見みけれど、いづこをはかりとも覚えざりければ」

限り際限多く「…をはかりに」の形で「…のあらん限り」の意で用いる。

平家13C前)七「人の聞くをもはばからず声をはかりにぞをめき叫び給ひける」

(5) ではかって売る小形

滑稽本街能噂(1835)一「小さのことをはかり、といひ、大ぶりなを、よみ、といひやす」

(6)おのづくり斤旁)」の古称。〔落葉集(1598)〕


はか・る【計・量・測・図・謀・諮】

〔他ラ五(四)

[一] (計・量・測) 物の数量、または時間度合一定の単位比較して確かめる。秤、(ます)、ものさし時計などの計器測定する。計量計算する。

東大寺諷誦文平安初期点(830頃)「外道丈尺を以て計(ハカリ)しかども、知ること能はず」

平家13C前)七「たとへば嬰児のをもって巨海量り

[二] (図・諮・議相談する。協議する。自分意見を人にただす。

霊異記810‐824)上「時に市人評(ハカリ)て曰はく其の篋を開く可しといふ。〈興福寺訓釈 評 波加利天〉」

[三] みずから考えたり推察したりする。

思いめぐらす考慮する分別する。

書紀720神代上(兼夏本訓)「故、思兼神深く謀(はかり)遠く慮(たはか)り」

おしはかる推察する。予想する。想像する。

土左(935頃)承平五年二月四日「このかぢとりは、日もえはからぬかたゐなりけり

浄瑠璃鎌田兵衛名所盃(1711頃)下「はかりがたきは人心

うかがいみる見はからう配慮する。

打聞集1134頃)龍樹菩薩隠形事「其後に人まをはかりて龍樹菩薩は賢う宮の内をば迯(にげ)のがれ給て」

[四] (計・謀

物事情況考え処置する。画策する。企てる

続日本後紀承和九年(842)七月戊午宣命国家を傾亡むと謀(はかレ)り」

欺く。だます。たばかるまた、まどわす

土左(935頃)承平五年一月一八日「立つ波か花かと吹く風ぞよせつつ人をはかるべらなる」

徒然草1331頃)一九四「或人の、世に虚言を構へ出して、人をはかる事あらんに」

[補注]「はか」は「はか」(目あて・あてど・仕事進度)「刈りばか」(刈り取る分担範囲・量)「はかどる」「はかばかし」「はかなし」等と同根で、「そこはかと(なし)」とも同根とする説もある。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 16:47 UTC 版)

この記事では(りょう、: quantity)について解説する。


  1. ^ この「質」は、あえて言えば「品質」の「質」である。
  2. ^ [誰?]性質というものも、複数の「量」を組み合わせて総合的に判断したものと見ることもできる。[要出典]
  3. ^ 領域ごと、学問分野ごとに、扱うのは離散量が多いか、連続量が多いか、異なっている。
  4. ^ なお、量同士の演算においては、これら助数詞も離散量の単位と見なして式の変形などにおいて単位と同様に扱うことが可能である。
  5. ^ [誰?]"一定の体系の下で"とは実際上は国際単位系の下でということであり[要出典]"次元が確定し"とは基本量およびその組立量である[要出典]解釈できる。これは複数の物理的条件により変動するため測定条件を約束事として定義する工業量との区別を意識した定義であろう。[要出典]」 また"定められ単位の倍数として表すことができる"ということは比例尺度または間隔尺度だと言うことであり、例えば順序尺度でしかないモース硬度JIS-Z8103の定義では物理量とは言えない。
  6. ^ この物理量の定義は、心理量と比較すれば、測定者によらない物理現象や物質固有の属性であるという点に特徴を見た定義だと言える。[要出典]」心理量は「心理的要素によって評価される量」とされ、測定対象の物理現象や物質が同じでも測定者が異なれば異なりうる量である。
  7. ^ [誰?]感覚量は、感覚を生ずる物理化学的刺激の強さとほぼ相関している[要出典] [要検証]」と考えている。
  8. ^ [いつ?] [誰?]物理的実体はなく、物理量ではないと言える。[要出典]」と言った人がいる? 「ただし「コインの数」「紙幣の枚数」などは物理量であるとも言える。」とも。
  9. ^ [誰?]は「人為的に定められた量で物理的実体はなく、物理量ではないと言える。[要出典]」とコメントした。
  1. ^ a b 広辞苑第六版「りょう【量】」
  2. ^ a b c d e f g h i j JIS Z8000-1 量及び単位-第1部:一般
  3. ^ a b c d JIS Z8103 計測用語
  4. ^ 計量標準総合センター 国際計量室 ホームページ用語集
  5. ^ a b 二村隆夫『丸善 単位の辞典』丸善、2002年3月
  6. ^ Stevens, S. S. (1946). “On the Theory of Scales of Measurement”. Science 103 (2684): 677–680. Bibcode1946Sci...103..677S. doi:10.1126/science.103.2684.677. PMID 17750512. http://www.sciencemag.org/cgi/rapidpdf/103/2684/677. 
  7. ^ 長倉三郎、他(編)『岩波理化学辞典-第5版』岩波書店、1998年2月
  8. ^ a b c d e f g h i j k l ブリタニカ百科事典
  9. ^ NIST Guide to the SI 8 いくつかの量とその単位についての注
  10. ^ 「IUPAC 物理化学で用いられる量・単位・記号 第3版 日本化学会監修 産業技術総合研究所計量標準総合センター訳]
  11. ^ a b c 遠山啓(Toyama, Hiraku)『遠山啓著作集数学教育論シリーズ(6)量とはなにか』太郎次郎社、1981年7月,p16,69
  12. ^ a b 銀林浩『量の世界-構造主義的分析-』むぎ書房、1986年
  13. ^ 星田直彦『単位171の新知識』講談社ブルーバックス、2005年 ISBN 4-06-257484-5



出典:『Wiktionary』 (2020/02/25 14:04 UTC 版)

発音

名詞

  1. かさ
  2. リョウ)数の多寡や、容積体積大小についての程度対照して考えられるもの。
  3. リョウ大量多量

熟語



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