せいでん‐ようりょう〔‐ヨウリヤウ〕【静電容量】
静電容量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/16 15:16 UTC 版)
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静電容量 electrostatic capacity | |
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量記号 | C |
次元 | M−1 L−2 T4 I2 |
種類 | スカラー |
SI単位 | F |
静電容量(せいでんようりょう、英: electrostatic capacity)は、コンデンサなどの絶縁された導体において、どのくらい電荷が蓄えられるかを表す量である。電気容量(でんきようりょう、英: electric capacity)、またはキャパシタンス (英: capacitance)とも呼ばれる。
定義
静電容量は単位電圧あたりの蓄えられた電荷として与えられる。量記号は C 、単位はファラド F を用いる。ある物体に 1 Vの電圧を与えたとき、1 Cの電荷を蓄えたならば、その物体の静電容量は 1 Fである。
1 Fという静電容量は非常に大きなものである。通常、我々の周囲で用いられる電子部品としてのコンデンサでは、1 Fの100万分の1 (10−6) のマイクロファラド μF や、1兆分の1 (10−12) のピコファラド pF が多く用いられる。
孤立した導体の静電容量
電気的に孤立した導体の静電容量を C 、導体に蓄えられている電荷を Q 、無限遠点を基準とした電位を V とすると静電容量は次の式で表される。
静電容量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 15:49 UTC 版)
静電容量は、フラスコに錫箔と真鍮の削り屑を入れたもので250pF 、プラスチックコップ2個にアルミ箔を巻きつけて作ったライデン瓶の電気容量は100pF以下、帯電電圧は約10kV程度と見積もられる。現在の電子回路に使われているコンデンサと比較すると、それほど大きなものではない。しかし、高い電圧を加えることによって多量の電荷を蓄えることが可能で、使い方によっては感電を生じさせるほどの威力を持っている。
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