エネルギー・運動量テンソル
エネルギー・運動量テンソル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 14:37 UTC 版)
「一般相対性理論の数学」の記事における「エネルギー・運動量テンソル」の解説
詳細は「エネルギー・運動量テンソル」を参照 相対性理論において重力場(物質とエネルギー)の源は、エネルギー・運動量テンソルと呼ばれる (0,2) 型の対称テンソルにより表現される。このテンソルはリッチテンソルと密接に関係する。エネルギー・運動量テンソルは4次元の2階テンソルであるので、4 × 4 の行列と見なすことができる。エネルギー・運動量テンソルはエネルギー条件(英語版)(energy conditions) によりある形を満たすよう強制されるので、ジョルダン形式と呼ばれる様々な可能な行列のタイプは発生しない。
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エネルギー運動量テンソル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 07:15 UTC 版)
「ライスナー・ノルドシュトロム解」の記事における「エネルギー運動量テンソル」の解説
電荷Qを持つブラックホール周辺の電磁場テンソルとエネルギー運動量テンソルは以下のように記述される。これは点電荷条件から電磁場テンソルを計算することで得られる。詳細な式は電磁場テンソルを参照。 電磁場テンソル ( F μ ν ) = [ 0 Q / r 2 0 0 Q / r 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ] {\displaystyle (F_{\mu \nu })={\begin{bmatrix}0&Q/r^{2}&0&0\\Q/r^{2}&0&0&0\\0&0&0&0\\0&0&0&0\\\end{bmatrix}}} エネルギー運動量テンソル ( F μ ν ) = [ − Q 2 / 2 r 4 0 0 0 0 − Q 2 / 2 r 4 0 0 0 0 Q 2 / 2 r 4 0 0 0 0 Q 2 / 2 r 4 ] {\displaystyle (F_{\mu \nu })={\begin{bmatrix}-Q^{2}/2r^{4}&0&0&0\\0&-Q^{2}/2r^{4}&0&0\\0&0&Q^{2}/2r^{4}&0\\0&0&0&Q^{2}/2r^{4}\\\end{bmatrix}}}
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エネルギー・運動量テンソルと同じ種類の言葉
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