電磁場とは? わかりやすく解説

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でんじ‐ば【電磁場】

読み方:でんじば

電界磁界とが同時に存在する空間電磁界


電磁場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/06 14:18 UTC 版)

電磁場(でんじば, 英語: electromagnetic field, EMF)、あるいは電磁界(でんじかい)は、電場(電界)と磁場(磁界)の総称[1]

電場と磁場は時間的に変化しないような静的な場合を除いて必ず同時に存在し、マクスウェル方程式で関連づけられる[1]。電場、磁場が時間的に一定で 0 でない場合、それぞれは分離され、静電場静磁場として別々に扱われる。

電磁場の変動が波動として空間中を伝播するとき、これを電磁波という。

概念

電磁場という用語を単なる概念として用いる場合と、物理量として用いる場合がある。 概念として用いる場合は、電場の強度電束密度、あるいは磁場の強度磁束密度を明確に区別せずに用いるが、物理量として用いる場合は電場の強度と磁束密度の組であることが多い。 また、これらの物理量は電磁ポテンシャルによっても記述され、ラグランジュ形式などで扱う場合は電磁ポテンシャルが基本的な物理量として扱われる。このような場合には電磁ポテンシャルを指して電磁場という事もある。CGS単位系では電場と磁場は同一の物理次元を持つが、MKSA単位系では

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「電磁場」の例文・使い方・用例・文例

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