キルヒホッフの法則_(電気回路)とは? わかりやすく解説

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キルヒホッフの法則 (電気回路)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 07:15 UTC 版)

電気回路におけるキルヒホッフの法則(キルヒホッフのほうそく、: Kirchhoff’s laws)は、次の2つの法則からなる[1][2]

電流則(キルヒホッフの第1法則、Kirchhoff's current lawKCL
回路網中の任意の接続点に流出入する電流の和は 0(零)である。
電圧則(キルヒホッフの第2法則、Kirchhoff's voltage lawKVL
回路網中の任意の閉路を一巡するとき、起電力の総和と電圧降下の総和は等しい

それぞれ「流れ込む電流の和と流れ出る電流の和の大きさは等しい」と「電圧降下の総和がゼロである」と表現されることもある。1845年にグスタフ・キルヒホフが発見した。

電流則

キルヒホッフ第一法則の例

回路網の任意の接続点に流入・流出する電流の総和(代数的和)は 0 であることを示す。

右図の例のように「中心の点に流れ込む電流 i1i2 の総和が、流れ出る電流 i3i4 の総和に等しくなる」と解釈できる。また、このことから一種の保存則として「電流保存の法則」と呼ばれることもある。

接続点に接続される経路数を

閉回路s2において ε1 + ε2 = -R2i2 + R3i3の関係が成り立つ。

回路網中の任意の閉路において、一巡する経路に含まれる起電力(電源)の総和と電圧降下の総和は等しい。

経路に含まれる起電力の数を

静電気学 静磁気学 電気力学 電気回路 共変定式 人物




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