レンツの法則とは? わかりやすく解説

レンツ‐の‐ほうそく〔‐ハフソク〕【レンツの法則】

読み方:れんつのほうそく

電磁誘導によって生じ誘導電流は、回路内の磁束変化妨げ向き流れるという法則1834年ロシア物理学者レンツ提唱


レンツの法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 02:52 UTC 版)

レンツの法則(レンツのほうそく、: Lenz's law)とは、19世紀ロシア物理学者ハインリヒ・レンツによって発見された電磁誘導に関する法則のこと。

何らかの原因によって誘導電流が発生する場合、電流の流れる方向は誘導電流の原因を妨げる方向と一致するというもの。例えばコイルに軸方向から棒磁石を近づけると誘導電流が流れる。コイルに電流が流れると磁場が生じるが、この磁場はレンツの法則が示唆する向き、すなわち棒磁石の接近を妨げる向きとなる。

ブレーキへの応用

渦電流が発生すると、レンツの法則よりブレーキ力が発生する。

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