レンチキュラー【lenticular】
レンティキュラー
【英】lenticular
レンティキュラーとは、印刷された画像に立体感を与えることのできる、かまぼこのような形状の凸レンズのことである。両眼の視差を利用して奥行きや動きの効果を加えることができる。
レンティキュラーは、半円筒形の凸レンズが縦に細かく並べたシートのような形状をしている。その後ろには、微細に分割され、凸レンズによって左右の眼それぞれに見えるように加工された画像が置かれている。レンティキュラーを通して、画像を見れば、視差によって左右の眼はそれぞれ特定の画像のみを見る状態となり、特殊なメガネなどを用いることなく3次元の視覚効果を得ることができるようになっている。
なお、「レンティキュラー」という言葉は単純に凸レンズを意味することもある。
参照リンク
レンチキュラー専門会社 3Dフューチャー
レンチキュラー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/10 19:42 UTC 版)
レンチキュラー(lenticular)とは、シート状のレンチキュラーレンズを用いて、見る角度によって絵柄が変化したり、立体感が得られたりする印刷物のことである。数cm角の小型のものから、建物の壁面に取り付けられている広告板などの大型のものまである。裸眼式の3次元ディスプレイにも用いられる。
- ^ “JAPAN: Dakkochan Delirium”. TIME. 2022年12月10日閲覧。
- ^ 『アレの名前大百科』みうらじゅん(監修)、PHP研究所、2010年10月5日、172頁。ISBN 978-4569791784。
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