レンチ (バンド)
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WRENCH | |
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出身地 | ![]() |
ジャンル | ミクスチャー・ロック サイケデリック・ロック ダビー・メタル |
活動期間 | 1992年 - |
公式サイト | www.wrench.jp |
メンバー | 松田知大(ベース) MUROCHIN(ドラムス) SHIGE(ヴォーカル、シンセサイザー) 坂元東(ギター) |
メンバー
- 松田知大(ベース)
- Condor Records (3rd Stone From The Sun)を運営。1998年~2003年ALL LIVING THINGS、2004年以降トランスバンドStrobo、2011年1月よりポストロックバンドte'でも活動。グラフィックデザイナーとしてはGradelic名義。自身が手掛けるブランド、DRONEを展開。
- MUROCHIN (室田政孝)(ドラムス)
- ABNORMALSと並行して活動。
- AYASHIGE名義でソロ活動。2005年にブライアン・バートンルイス、DJ TASAKAとユニットAGERO結成。
- 坂元東(ギター)
- 2005年、宮崎県出身アーティストによるMMTPに参加。
- MASATO(ドラムス)
- 2020年にサポートメンバーから正式加入
旧メンバー
- 再結成アナーキー(1996年 - 2001年)と並行して活動。活動休止後は関係メンバーによる各種ユニット(SDR、レジーナ、KASIN)で活動するほか、2005年にCAUCASUS結成。
来歴
1992年7月、前身となるバンド「FIGHT FOR YOUR RIGHT」を結成。1994年4月に現バンド名に改名、9月にはインディー・レーベルZK Records[1]からファースト・ミニアルバム『WRENCH』を発表。ファースト・アルバム『Black Holiday』(1996年)からの限定盤シングル『空』には、ケン・イシイ、DJ Tsutchie(SHAKKAZOMBIE)によるリミックスが収録されている。メロコアをはじめとするラウド・ミュージック・ブームの初期にあたり、ハードコア、ミクスチャー・ロックとして売られたが、ピンク・フロイドやフランク・ザッパをカバーするなど1970年代のプログレッシブ・ロックやハードロックからの影響も色濃い。1998年には、Hi-STANDARDのラウド・ロック・イベントAir Jam98(東京・豊洲ベイサイドスクエア)にも出演した。
1999年、メジャー・レーベルVICTOR / HAPPY HOUSEと契約し、サード・アルバム『BLUE BLOOD BLUE』を発表。以降、ベスト盤を含めて8枚のアルバムをリリースした。ボーカルのSHIGEは、AYASHIGE名義でテクノ、トランス作品を発表し始めるが、このような四つ打ち的なビートはレンチの作品にも徐々に取り入れられていく。森脇美喜夫が「サイケ・ヘヴィ」(『Doll』169.p48)と評した24分のインストを含む『Clinic of Satanic』(2001年)を経て、『Overflow』(2003年)ではプログラミング音を本格的に導入したデジタル・ロックサウンドが試みられた。ハードコアとエレクトロ・ロック、ダンスミュージックの融合がバンドの方向性となるが、「クリック聞いてやるのはイヤ」(『Indies Issue』vol.7 p27)だったドラムの名越が脱退、元ココバットのMUROCHINの加入までバンドの存続が危ぶまれた。2007年以降は cutting edgeからアルバム『nitro』、2008年に浅野忠信、石野卓球、セイジ(ギターウルフ)、HIFANAらとのコラボレーションアルバム『drub』をリリースしている。
「現場(ライブ)主義」サウンドを標榜し、ライブ活動には初期から力を入れている。ZKレコード時代はNUKEY PIKESやカウパーズとのイベントのほか、UNSANEやRollins Bandといった来日バンドのオープニングにも出演した。メジャー契約以降では、アメリカのSXSW(2001年)のほか、Air Jam 2000、ライジング・サン・ロックフェスティバル(2002年)、サマーソニック(2002年)、フジ・ロック・フェスティバル(2003年前夜祭、2008年)といった大型ロックフェスやツアーだけでなく、渚音楽祭(2008年)などさまざまなレイブ企画にも参加している。ジャンルの垣根を越えた企画も多い。2012年、結成20周年の節目として、これまで長らく演奏される事のなかった90年代の楽曲のみで構成するライブ『WRENCH 90'S LIMITED SET』をKAIKOO POPWAVE FESTIVAL(2012年4月)と下北沢SHELTER(2012年5月)にて2本のみ開催した。
ディスコグラフィー
シングル
- 空(1996年ZK)限定盤シングル
- WRENCH & TODAY IS THE DAY 7インチ EP (1997年06月19日)
- DOUBLE-0-FREEDOM(2000年1月21日)
- SKY,LIQUID,MEN,(2000年5月24日)
- Arp3(2020年11月22日)
- Runaway(2021年8月24日)
- Breaking Man/MOONSHOT(2023年5月26日)12 インチレコード
アルバム
- WRENCH(1994年)インディーズミニアルバム
- WRENCH 12インチ EP (1995年) "Let There Be More Light"(ピンク・フロイド)収録
- BLACK HOLIDAY(1996年ZK, 1998年9月23日再発)
- ヒポテーゼ…(1997年ZK, 1998年9月23日再発)ミニアルバム
- WRENCH & NUKEY PIKES split CD(1997年ZK, 1998年9月23日再発)スプリットアルバム
- WANDERING IN THE EMPTINESS(1997年11月21日)
- BLUE BLOOD BLUE(1999年5月21日)
- bliss(2000年6月21日)
- Shinjuku,LIQUID,MEN,(2000年12月16日)ライブミニアルバム
- Clinic of “SATANIC”(2001年8月1日)ミニアルバム
- CIRCULATION(2002年1月23日)
- OVERFLOW(2003年1月22日)
- WR990III(2004年9月22日)ベストアルバム
- TEMPLE OF ROCK(2004年11月10日)
- NITRO (2007年9月10日)
- drub (2008年7月9日)
- weak (2019年3月20日)
- OVERFLOW 特別版 (2019年7月24日)
- The Shape (2022年2月11日)
DVD
- CLIPS 990001(2001年8月1日)
- NISTORY (2008年7月9日)
ビデオ
- LIVE ON EARTH TOUR VIDEO (1998年6月24日)
脚注
外部リンク
「レンチ (バンド)」の例文・使い方・用例・文例
- フレンチホルン
- トルクレンチを使用し、ボルトを緩め、ボルトの締付状況の確認する。
- 私は夏休みにフレンチレストランで外食をしました。
- 私は結婚前、フレンチレストランで調理師をしていました。
- 私はお昼にフレンチトーストを作った。
- フレンチフライにケチャップをたっぷりかける.
- このレンチは小さすぎて役に立たない.
- 本格的フレンチレストランといっても学食に毛のはえた程度だ.
- 故トレンチ氏に触れられたあなたのお言葉を, 心温まる思いで伺いました.
- 万能レンチ
- そのフレンチドアはテラスに面している
- アレンボルト用のレンチ
- (ワニの口を開けた顎の形に似ている)V型の顎をもち、片側にのこぎり歯のあるレンチ
- フレンチドアは庭に通じている
- ナットまたはボルトの頭にぴったり合う閉じた輪(ソケット)のついたレンチ
- ブレースとソケット頭のように形づくられるレンチ(ハンドルをクランクのような形状を持つ)
- 何かをしっかり掴むよう考案されたレンチ
- 根角ボルト用に設計されたレンチ
- 大きなパイプを曲げるのに使用するパイプレンチ
- レンチのヘッドに組み込まれた調整するねじと六角ナットに合うように設計された自在スパナ
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