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CFDのコーヒー相場の見方

 

飲用として流通しているコーヒーの木には、「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2つの品種があります。

アラビカ種は世界のコーヒー生産量のおよそ80%を占めています。一方、ロブスタ種は世界のコーヒー生産量のおよそ20%に留まっています。

アラビカ種は気候や雨、病害虫に弱いため、栽培地の生産量にムラが多いといわれています。一方、ロブスタ種は気候や雨、病害虫に強く栽培しやすいといわれています。

アラビカ種は、味や香りに人気があるため、主にレギュラーコーヒーに用いられることが多いといわれています。ロブスタ種は、苦みや渋みが強いため、インスタント用や缶コーヒー用に用いられています。また、安価なレギュラーコーヒー向けに混ぜて使われることもあります。

下の図は、2011年のアラビカ種の生産量をグラフに表したものです(Coffee:World Markets and Trade、アメリカ合衆国農務省調べ)。ブラジルやコロンビアなど南米諸国の生産量の多いことがわかります。


下の図は、2011年のロブスタ種の生産量をグラフに表したものです(Coffee:World Markets and Trade、アメリカ合衆国農務省調べ)。ベトナム、やインドネシアなど、東南アジア諸国の生産量の多いことがわかります。


コーヒーは、ニューヨーク先物とロンドン先物の2つの大きな市場で取引されています。ニューヨークではアラビカ種が取引されています。一方、ロンドンではロブスタ種が取引されています。

下の図は、ニューヨーク市場(上側)とロンドン市場(下側)の値動きをチャートに描画したものです。


コーヒー相場の値動きを見ると同じコーヒー取引でありながら、ニューヨーク市場(アラビカ種)とロンドン市場(ロブスタ種)では異なっていることがわかります。また、ボラティリティはロンドン市場よりもニューヨーク市場のほうが高いことがわかります。

ニューヨーク市場のコーヒー相場では、南米諸国の気候や雨量、政情などが影響し、ロンドン市場のコーヒー相場では、東南アジア諸国の気候や雨量、政情などが影響します。
(2012年07月31日更新)




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