計量単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/26 14:01 UTC 版)
計量単位(けいりょうたんい、en:unit of measurement)とは、計量の基準となるものをいう[1]。世のなかには様々な物象の状態の量(大まかには物理量と考えてよい。)があるが、計量法では、89個の物象の状態の量を計ることを「計量」と定義している。「計量単位」は「物理単位」よりも広義の用語である。
注釈
- ^ 計量法では、「名称」の語は使わず単に「計量単位」としている。
- ^ 計量法では、特殊の計量に用いる計量単位、ヤード・ポンド法の単位、仏馬力について定めている。
- ^ ただし国際単位系国際文書第9版(2019)の表6(p.109)における記号は、J K-1 kg-1である。計量法が定める記号とは記法もJ・kg・Kの順序も異なるが、数学的に同等である。
- ^ ただし計量法は、「計量単位の名称」ないし「名称」の語は使わず、単に「計量単位」としている。
- ^ ただし、1つだけ例外がある。歴史的な理由により、質量の単位キログラム(kg)はすでに単位名に接頭語を含んでおり、接頭語はキログラムではなくグラム(g)に対してつけることになっている。すなわち、キログラムの10−6倍は、マイクロキログラム(µkg)ではなくミリグラム(mg)となる。
出典
- 1 計量単位とは
- 2 計量単位の概要
- 3 倍量単位・分量単位
- 4 脚注
計量単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 02:17 UTC 版)
ジェット燃料の単位はガロン、リットルといった体積ではなくポンド、キログラムという重量で量られる。これは外気温の影響によって燃料の体積が変化するため、アラスカとハワイのように気温差が60度以上になるような状況では体積で計算すると10 %近くも違ってしまうためである。 航空機の単位は長年、米国基準の重量ポンドで計算されてきたが、近年ではメートル法への切り替えが進んでいる。 日本の民間機および米軍では未だに重量ポンド方式で運用されている。 業者ではドラム缶単位で販売される。
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計量単位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 10:05 UTC 版)
微小な単位の名称としてガンマ(γ)を使用しているものがある。 磁束密度の1ガンマ (γ) は 1ナノテスラ (nT) = 10−9 T。地球物理学で地磁気の磁束密度を表すのに使用された。 質量の1ガンマ (γ) は1マイクログラム (µg) = 10−9 kg 臨床医学において、微小な薬剤の量を表すのに慣用される単位。1ガンマ (γ) は体重 (kg) あたり分 (min) あたりの薬剤量 (µg)。日本でしか通用しない麻酔科関係慣用単位。麻酔・集中治療関係以外の分野や外国では、通用しないので注意が必要。
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