計量単位の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 13:22 UTC 版)
「計量法に基づく計量単位一覧」の記事における「計量単位の分類」の解説
現行の計量法は、取引又は証明に用いる計量単位は国際単位系(SI)に準拠することとしているので、計量単位を次のように分類し、別々に規定している。これらの計量単位に十の整数乗(SI接頭語)を乗じたものを表す計量単位(計量法第5条第1項)もまた法定計量単位である。 国際単位系(SI)に係る単位(65量132単位):これらは最も重要な単位であり、SI単位を中心として(若干の非SI単位を含む。)定められている。 SI単位のない量についての非SI単位(7量9単位):これらはSIには規定がない物理量に係るものであるが、比較的重要で、法定単位として規定する必要があるものである。 SI単位のある量についての非SI単位(5量18単位):この5量は、すべて上記の65量に含まれている。非SI単位であるが、使用を禁止することは経済活動・国民生活に混乱を与えるおそれがあるため、非SI単位であっても法定計量単位として定められている。 「物象の状態の量」として熟度の低いもの(17量):この17量に係る単位については、取引・証明における使用禁止は課せられていない。それは、それらの単位は熟度が低く未確定の部分もあるので使用を奨励する段階にあるためである。これらの単位は法定計量単位と併せて「法定計量単位等」と呼ばれている。
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