計量単位など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 08:02 UTC 版)
何の1⁄10になるかの基準となる単位(「基準単位」)は、量ごとに決まっており、以下のとおりである。 長さ - 寸、 文 質量 - 匁 温度 - 度 割合 - 割(誤解があるので、後述) このように固定されているので、「分」は単に1⁄10を意味するだけでなく、様々な計量単位又は通貨単位として使われる。したがって、一分が0.1寸なのか、0.1匁なのか、0.1度なのか、それとも0.1割なのかは文脈による。 実際に桁を連ねるときは、「二寸三分四厘」、「二匁四分六厘」、「三十六度五分」、「三割二分六厘」のように複名数となる。現代的な表現が「2.34寸」のような単名数であるのとは異なる。 以下、「分」がよく使われる個別の単位について述べる。なお、現在の日本の計量法体系では、計量単位としての分は、特殊の計量の場合であっても、使用が一切禁止されている。
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