現代的な表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:42 UTC 版)
パスカルの原理は 静止流体において微小な面で互いに接触した二つの微小な流体要素A、Bを考える。流体要素Aが接触面を介して流体要素Bから受ける力(接触力)の方向は接触面に垂直であり、力の大きさは接触面の方向によらず面積に比例する。 と表現できる。 これを式で表すと δ F = − p n δ S {\displaystyle \delta {\boldsymbol {F}}=-p\,{\boldsymbol {n}}\,\delta S} δ F {\displaystyle \delta {\boldsymbol {F}}} : 接触力ベクトル p {\displaystyle p} : 比例定数 δ S {\displaystyle \delta S} : 接触面の面積 n {\displaystyle {\boldsymbol {n}}} : 接触面の単位法ベクトル(A→Bの向き) となる。負符号は流体要素Aを圧縮する方向を正にとったからである。この比例定数 p {\displaystyle p} が圧力である。定義により圧力の大きさは面の方向には依存しないが、位置に依存して変化してもよい。
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