現代的ラウンドアバウト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 03:35 UTC 版)
「ロータリー交差点」の記事における「現代的ラウンドアバウト」の解説
詳細は「ラウンドアバウト」を参照 現代的ラウンドアバウト(環状交差点)は、ロータリー交差点と同様の交差点で一時停止位置や信号機がないものをいう。 世界的に見ると、ロータリー交差点に比べ、現代的ラウンドアバウトに分類されるものの数が多い。イギリス連邦諸国などでもこの方式の利点が認められ、設置例が増えつつある[要出典]。 環状の流れにのっている車両の側に優先権があり、流入する車両のほうには減速と安全確認が求められる。一般に流入路や環状部に信号機は設置されておらず、外から進入してくる車両によって進行を妨害されることはない。 一般的に、現代的ラウンドアバウトは慣れていて優先順位が身に付いていれば、流れにのって自分の思う方面へ進んでゆくことができ、運転がしやすいものである。 ただし、パリのシャルル・ド・ゴール広場のラウンドアバウトは例外的で、特にサイズが大きく、またあまりに多数の進入路が集中していて、環状路内で回る車の台数も極端に多いため、旅行者などこの交差点に不慣れな人々のあいだでは「運転の難所」とされることもある。 日本では2013年6月14日法律第43号改正の道路交通法により、この現代的ラウンドアバウトが導入された。
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