むかし‐ばなし【昔話/昔×噺】
むかしばなし 【昔話】
昔話
昔話―感傷的な娘
昔話―ハーゼンクレーヴァー
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 21:22 UTC 版)
昔話(むかしばなし)は、「民俗学で、口承文芸の一つ」[1]。言語学者ロマーン・ヤーコブソンの言葉をかりれば、「昔話は典型的な集団財産である。精神文化の社会化した部分、たとえば言語あるいは昔話は、個人的な創造が支配的な分野よりもはるかに厳格で画一的な法則にしばられている」[2]。日本昔話は日本の民話のひとつ。「ムカシ」「ムカシコ」「ムカシガタリ」などとも呼ぶ。民衆の生活のなかから生まれ、民衆によって口承されてきたもので口承文学、また民俗資料の一。テレビアニメ化やビデオアニメ化もされている。
- ^ 『講談社カラー版 日本語大辞典』 講談社 1989年、1914頁。ISBN 4-06-121057-2。
- ^ ロマン・ヤコブソン「ロシアの昔話について」(1945)〔アファナーシエフ『ロシア民話集(上)』(中村喜和編訳)岩波文庫 1988年、第2刷、359-391頁、引用は375頁〕。ISBN 4-00-326421-5。
- ^ コトバンク・昔昔
- ^ 小澤 2009, p. 21.
- ^ コトバンク・親指太郎
- ^ まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - ききみみ頭巾
- ^ まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - 貧乏神と福の神
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/09 02:51 UTC 版)
タイトルロゴで語られる昔話。腑に落ちない結末が殆ど。昔話以外にも帝国の近況が語られる事もある。
※この「昔話」の解説は、「ゲーム帝国」の解説の一部です。
「昔話」を含む「ゲーム帝国」の記事については、「ゲーム帝国」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 15:24 UTC 版)
内容 昔、龍徳寺の中にある森の洞穴に、「たん十」(たんじゅう)と言う名前の狸が住んでいた。たん十はいたずら者で、村人を困らせていた。そこで村人が寺の住職に相談すると、住職は不動明王に祈った。すると祈りが届き、「天狗を使いに出し、懲らしめさせよう」と言うお告げがあった。ある日たん十がまた村人にいたずらをすると、その夜天狗が寺にやって来た。天狗が山門の扉を叩くので住職が門を開け中に入れると、たん十のいる洞窟へと向かい、そこで大きな声でたん十を脅した。次の夜も天狗はやって来たが、「毎回門を叩いて住職に門を開けてもらうのは面倒」として、「門を開けっぱなしにするように」と住職に言った。それ以来、山門はずっと開け放たれている。 由来 慶長年代に、当寺には宝物を盗みに盗賊が押し入ったと言う伝説も残っている。盗賊は山門で金縛りにかかり、不動明王に懺悔すると解け罪を許された。たん十の話はこの話が元になっているのではないか、とする説もある。
※この「昔話」の解説は、「龍徳寺 (小牧市)」の解説の一部です。
「昔話」を含む「龍徳寺 (小牧市)」の記事については、「龍徳寺 (小牧市)」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 09:04 UTC 版)
昔々、おじいさんがウドを採っている最中に過って目にウドのトゲを刺してしまい、大変苦しんでいた。親孝行の息子がたいそう心配していたところ、神様が夢枕に立ち「岩から湧き出る水をつけると治る」とお告げをした。目覚めた息子は、夜が明けるとすぐ湧き出る水を探しを始め、山々を巡ってようやく巨岩の奥から流れている清水を見つけだした。それを持ち帰り、父親の目につけると、痛みが消えていき、目が見えるようになったそうな。 この昔話から、神社の氏子はウドを食べないという。
※この「昔話」の解説は、「青倉神社」の解説の一部です。
「昔話」を含む「青倉神社」の記事については、「青倉神社」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 22:38 UTC 版)
一寸法師のほか、日本各地で伝承されている昔話の中では、鬼の所有している宝物として登場するほか、異界を訪問した人物がうちでのこづちをおみやげとして持ち帰り、欲しいものを唱えて振ると願いどおりの物があらわれ長者になったとする展開で登場する。その様子を見ていた隣人がうちでのこづちを借り、欲を出した願いを早口で唱えると誤認されて違うものがあらわれ、痛い目に合うという結末をもつ話も多く存在する。 高知県高岡郡などにつたわる昔話では、売れなかった節季用の薪木を海へ捨てた正直者が竜宮から礼品としてうちでのこづちをもらう。 鹿児島県長島町などにつたわる昔話では、末娘の婿が邪慳にあつかわれたことから姑に渡すべき立派な薪(十三生木)を海などに捨てた結果、竜宮から感謝され、うちでのこづちをもらう。 桃太郎が鬼ヶ島で手にした宝物として隠蓑、隠笠、打出の小槌があげられてもいる例も過去の文献には存在していた。山東京伝による絵本『絵本宝七種』(1804年)に書かれた桃太郎の話のなかでも、鬼ヶ島で手に入れたうちでのこづちを桃太郎が振ってさまざまな宝物を出している姿が描かれている。
※この「昔話」の解説は、「うちでのこづち」の解説の一部です。
「昔話」を含む「うちでのこづち」の記事については、「うちでのこづち」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/09 16:02 UTC 版)
「眼鏡岩 (佐世保市)」の記事における「昔話」の解説
昔、佐世保に大きな鬼がおり、石盛岳を枕に昼寝をした。世の中の喧騒で目を覚まし、大欠伸と共に両足を伸ばしたところ、その足で岩を付き抜いた。これが現在の眼鏡岩である。
※この「昔話」の解説は、「眼鏡岩 (佐世保市)」の解説の一部です。
「昔話」を含む「眼鏡岩 (佐世保市)」の記事については、「眼鏡岩 (佐世保市)」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 16:29 UTC 版)
「ねこずらしの!!「ねこ戻し」」の記事における「昔話」の解説
元々存在する昔話を題材にして、ストーリーを面白く改変していく。
※この「昔話」の解説は、「ねこずらしの!!「ねこ戻し」」の解説の一部です。
「昔話」を含む「ねこずらしの!!「ねこ戻し」」の記事については、「ねこずらしの!!「ねこ戻し」」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 16:29 UTC 版)
「ねこずらしの!!「ねこ戻し」」の記事における「昔話」の解説
第4回放送(2007年4月23日)から作成開始。第5回放送(2007年5月15日)にて完成 タイトル:ツレの大切さ(桃太郎を題材に作成) 昔々、藤岡宏とツレがおりました。藤岡宏はココイチにカレー狩りに、ツレはATMにお金を下ろしに行きました。ツレがATMでお金を下ろしていると、大きなフェミニーナ軟膏がナニンブラコッコ、ナニンブラコッコと流れてきてツレは持ち帰りました。そして藤岡宏とツレが、フェミニーナ軟膏を食べようと切ってみると、なんと中から元気な個人情報が飛び出してきました。個人情報を藤岡宏とツレは、チャコと名づけました。チャコはすくすく育ち、ある日大きくなってチャコは言いました。「感動した!」ツレにキビを作ってもらうと多摩川に行きました。旅の途中でキビコレクターに出会いました。「チャコさんお腰につけたキビ、くださいな」キビコレクターはキビを貰いチャコのお供になりました。チャコはその後、前田吟とソニンにも出会い、キビをあげて仲間にし、ついに多摩川へ。多摩川では、藤岡宏とツレが村から盗んだ宝物やご馳走を並べて、酒盛りの真っ最中でした。 第7回放送(2007年6月5日)から作成開始。 タイトル:なし(浦島太郎を題材に作成) 昔々、あるところにマイク真木という鬼が住んでいました。ある日、マイク真木が海岸を歩いていると、女子高生が餅を飲んでいる所に出くわしました。可哀そうに思い、マイク真木は女子高生に、「貸せ!!」と言いました。しかし女子高生は一向に止めてはくれません。そこで、マイク真木は持っていたわずかばかりのいやらしい形の大根を渡して、餅を飲むのを止めさせました。すると、女子高生は止めさせてくれた御礼に「チャッカマン工場に連れて行きましょう。」と言いました。マイク真木は女子高生の背中に跨りました。マイク真木と女子高生は、あっという間にチャッカマン工場に着きました。奥に案内すると、ポンチョを着たブスが出迎えてくれました。マイク真木は歓迎され、忍者や奥さんの忍法や料理を見ながら、たくさんのご馳走を食べてしばらく楽しい時を過ごしました。何日か過ぎると、マイク真木は女子高生が食べていた餅が恋しくなり、マイク真木は「○○(次回への宿題)」とポンチョを着たブスに言いました。(未完)
※この「昔話」の解説は、「ねこずらしの!!「ねこ戻し」」の解説の一部です。
「昔話」を含む「ねこずらしの!!「ねこ戻し」」の記事については、「ねこずらしの!!「ねこ戻し」」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:32 UTC 版)
桃太郎 - サル、イヌと共に登場する動物として広く知られている。 石川県や長野県の民話に登場し、「キジも鳴かずば、撃たれまいに」のシーンがある(犀川 (長野県)も参照)。 撃ち落とされたキジを抱く娘の像(長野市)
※この「昔話」の解説は、「キジ」の解説の一部です。
「昔話」を含む「キジ」の記事については、「キジ」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 16:42 UTC 版)
ある日、使いの一人が美濃国安八郡室村(現、大垣市室村町)に宿泊したさい、夢の中に八幡神が現れ、「私はこの地が気に入った。この先もずっとこの地に住もう。」と告げたという。慌てた使者は近隣を探したところ、安八郡藤江村(現、大垣市藤江町)の林の中で御神体を発見する。この地に御神体を祀る八幡神社を創建したという。 この項目は、神道に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル 神道/ウィキプロジェクト 神道)。
※この「昔話」の解説は、「大垣元八幡宮」の解説の一部です。
「昔話」を含む「大垣元八幡宮」の記事については、「大垣元八幡宮」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 22:15 UTC 版)
岩手県に伝わる昔話には以下のようなものがあり、『江刺郡昔話』(佐々木喜善・編、1922年)などで報告されている。 爺さんが柴刈りの最中に穴を見つける。穴は災いをもたらすので塞いでしまおうと、大量の柴を押し込んでいると中から呼び声がして、立派な御殿のある世界に連れられる。呼んでいたのは美女で、さらに白髪の翁から褒美としてヘソから金(きん)を生む、奇妙な顔の子供を譲り受ける。爺さんは子供を気に入って育てたが、欲張りな婆さんはより大きな金を欲しがり、ヘソを火箸で無理やり突いたため、子供は死んでしまう。悲しむ爺さんに、自分に似せた面を竈の前に架けておけば、家が富み栄えると夢枕に立ったという話である。 その子の名前が「ひょうとく」であったことから、「ひょっとこ」という名称が生まれたとされている。東北地方には同様の類話が昔話として多く確認されており、登場する子供の名称が異なっていることがある(うんとく、したりなど)が、おおむねその後身が火神(かまど神)となったとされており、「ひょっとこ」と火が関係があるという民間語源に近い解説例として、よく採り上げられている。うんとく、したり、ひょうとくなどの登場する昔話は、竈の神として最終的にまつられる箇所以外は、「竜宮童子」などに分類される昔話と似た構造になっている。 また、前沢町(岩手県胆沢郡)では、お爺さんが山で腹痛を起こして苦しんでいた顔のめぐさい(みにくい)若者を助けて家に連れ帰ったところ、恩返しのために働いてくれた際、みにくくとがった口を火吹き竹のように使ってとても上手に台所の煮炊きの火を起こしてくれた。その若者がいる間は家はとても栄えたが、婆さんが次第に若者をうとんじるようになり、追い出したところ、家はたちまち衰微してしまった。という話も採集されている。この話ではひょっとこの始まりにあたる存在が子供ではなく若者になっているが、若者が「竈の近くに自分の顔に似せた面を飾っておけば良い」と後に爺さんに告げる結末があり、形式は同じである。
※この「昔話」の解説は、「ひょっとこ」の解説の一部です。
「昔話」を含む「ひょっとこ」の記事については、「ひょっとこ」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/26 14:18 UTC 版)
大垣八幡神社の祭神について、地元では次のような昔話が伝わる。 昔、大地震が大和国(現奈良県)に起きる。東大寺の僧侶が建物を見回ると、鎮護神である手向山八幡宮の御神体が消えているのに気づいた。慌てた僧侶や神官は全国各地を探し回った。 ある日、使いの一人が美濃国安八郡室村(現、大垣市室村町)に宿泊したさい、夢の中に八幡神が現れ、「私はこの地が気に入った。この先もずっとこの地に住もう。」と告げたという。慌てた使者は近隣を探したところ、安八郡藤江村(現、大垣市藤江町元八幡宮)の林の中で御神体を発見する。 使者はすぐに御神体を運ぼうとしたが、全く動かなかった。そこで近くの寺院の僧侶に相談したところ、「八幡様の御意思です。この地に祀るのが良いかと思います」ということとなり、この地に祀られたという。
※この「昔話」の解説は、「大垣八幡神社」の解説の一部です。
「昔話」を含む「大垣八幡神社」の記事については、「大垣八幡神社」の概要を参照ください。
昔話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/24 02:06 UTC 版)
昔、現在の気仙沼大島にある村で、ハマキチという名の子どもとその母親が、端午の節句の前日に、他所の田植えの手伝いに出かけた。夕方、その帰宅途中、「みちびき地蔵」という地蔵の辺りを通りかかった。その地蔵は、明日死ぬ者の魂が亡者の姿となって、天国に導いてもらえるように挨拶に来ると言い伝えられている。母子がその地蔵をしばらく見ていると、亡者の姿になった大勢の村人や牛馬までもが次から次へと挨拶に来て、天へと上がっていった。この様子を見た母親は怖くなり、ハマキチの手を引いて急いで帰宅した。ハマキチの父にその話をしたが、狐にでも化かされたんだろうと取り合ってもらえなかった。翌日、端午の節句には大きく潮が引くという慣わしの通りに、島の浜辺の潮が引き、ハマキチ親子も含めて大勢の村人が潮干狩りに出た。その年は例年になく大きく潮が引き、沢山海藻が取れたが、村の老人たちはこんなにも潮が引くのは何十年ぶりだと話している。やがて潮が満ちてくる時間になっても潮は満ちてこず、村人たちはそのまま海藻を採りつづけていた。すると遠くから地鳴りとともに山のように高い大津波が襲ってきた。ハマキチ親子は急いで松山に上り、3人とも助かったが、他の逃げ遅れた大勢の村人が津波にさらわれて亡くなった。母親は昨日見たことは本当だったんだと確信した。村の書きつけには、この津波で61人が亡くなり、牛馬6頭が死んだと記されている。みちびき地蔵には今でも花や線香が欠かさずに供えられている。 — みちびき地蔵
※この「昔話」の解説は、「みちびき地蔵」の解説の一部です。
「昔話」を含む「みちびき地蔵」の記事については、「みちびき地蔵」の概要を参照ください。
「昔話」の例文・使い方・用例・文例
- この昔話は難しいです。
- 彼は日本昔話に出てくる主人公です。
- お祖母さんの昔話は耳にたこができるほど聞かされた。
- 彼らはながながと昔話をした。
- 久しぶりに会ったんだから、酒でも飲みながら、昔話にでも花を咲かせるとするか。
- サラは祖父母が昔話をくどくどとしゃべるのを聞くとうんざりする。
- 子供向きにやさしく書き直したギリシャの昔話.
- 今ではそれも昔話となった.
- 昔話をする
- 年寄りの昔話
- 切り落とされた哀れな頭部を脇に抱えて城壁を歩くアン・ブーリンの昔話
- (昔話に出て,)人の邪魔をする悪者
- 人と異類との婚姻を説く昔話
- 前世の因縁を主題とした昔話
- 子どもに聞かせるための昔話や童話
- かちかち山という日本の昔話
- 昔話などでなじみ深い人物や事件が,現代に再現されたようなこと
- 瘤取り物語という昔話
- 日本の代表的な5編の昔話
- 花咲爺という昔話
昔話と同じ種類の言葉
- >> 「昔話」を含む用語の索引
- 昔話のページへのリンク