ちょう‐じゃ〔チヤウ‐〕【長者】
ちょうじゃ 【長者】
長者
長者
長者
長者
長者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/17 17:12 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2016年7月)
|
長者(ちょうじゃ、ちょうしゃ)は、年長者、富裕者に対する呼称。
仏教用語としての用法
釈迦の在世中、富裕層である広大な土地所有者・商業資本者を居士といい、その中でも、特に社会的勢力があり、富裕層を代表する立場にあるものを長者といった仏教の擁護者としての意味があり、法華経など多くの仏典に用例がある。
日本の仏教界では、官寺である真言宗の東寺(教王護国寺)の長官のことを指し、他の「長者」と特に区別をつける時は、東寺長者とも呼ぶ。東寺長者の首位を東寺一長者といい、明治時代までは真言宗の事実上の盟主であり、また全仏教界を統べる法務(正法務)も兼任する慣例だった。
用例
- 長者窮子喩(ちょうじゃぐうじゆ) 「法華経」信解品
日常的用法
仏教用語から転じて、中国古典でも使用され、社会的地位があり、財産・徳行を備えた者を意味した。日本でも、氏長者のように一族を統率する代表者の意味で用いられたり、『わらしべ長者』のように富裕者の意味で用いられた。
今日では「長者」という語が単独で日常的に用いられることはほとんどないが、「億万長者」、「長者番付」等の成句として日常生活の中に残っている。また巨富を得た手段を冠して「株長者」「土地長者」と表現されることもある。
参考項目
長者
「長者」の例文・使い方・用例・文例
- その年長者がいくつかの妙案を申し出た
- 多額の税を納めているその固定資産税納付者は、長者番付の常連だ。
- 百万長者がその画家に夢中になった。
- 種まき時の到来と同時に、彼女は畑で年長者たちから種のまき方を学んだ。
- 億万長者になりたい。
- 花子は億万長者になる事ができるだろう。
- 私は億万長者になりたいです。
- 彼は百万長者であるようなふりをした。
- 彼は生まれはは貧乏だったが、死ぬときのは百万長者だった。
- 彼は億万長者と言われている。
- 彼はまるで百万長者のように暮らしている。
- 彼はいくつかのホテルを持っている。一言で言えば彼は億万長者である。
- 彼が億万長者であるという事実がなかったならば、彼女は彼と結婚しないだろう。
- 誰もその老人をねたまなかった。彼が百万長者だったというのに。
- 上長者には敬意を払わなければ、いけない。
- 実のところ、彼は億万長者です。
- 自分が億万長者だと想像してごらん。
- 私のおじさんたちが百万長者であればいいがなあ。
- 私が百万長者であればよいのにな。
- 私が億万長者であればよいのに。
長者と同じ種類の言葉
- >> 「長者」を含む用語の索引
- 長者のページへのリンク