如来とは? わかりやすく解説

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にょ‐らい【如来】

読み方:にょらい

《(梵)Tathāgataの訳》真理到達した人。仏陀をいう。仏の十号の一。「釈迦(しゃか)―」

[補説] 如(真理)より生来したもの、と解しての訳。


如来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 14:51 UTC 版)

如来 (にょらい)とは、サンスクリットタターガタ: तथागत, tathāgata)の漢訳であり、語義は諸説あるが、仏教釈迦や諸仏の称呼に用いられる[1]




注釈

  1. ^ 「如 (tathā、タター) 」の後に来る語を「去れる (gata、ガタ) 」とするか「来れる (āgata、アーガタ) 」とするかで如去如来漢訳し分けられる[要出典]

出典

  1. ^ 『岩波 仏教辞典』第二版、岩波書店、2002年。
  2. ^ a b 如来(にょらい)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月23日閲覧。
  3. ^ 十号(じゅうごう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月23日閲覧。
  4. ^ a b c 総合仏教大辞典編集委員会(編)『総合仏教大辞典』下巻、法蔵館、1988年1月、1124-1125頁。
  5. ^ 荻原雲来『怛他伽多(tathagata)と云ふ語の起原と其の意義』
  6. ^ 中村元 『ブッダ最後の旅』 岩波書店〈岩波文庫〉pp.263-264[要追加記述]
  7. ^ 親鸞 『教行信証』「証巻」 聖典註釈版、p.307[要追加記述]


「如来」の続きの解説一覧

如来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:47 UTC 版)

「仏像」記事における「如来」の解説

如来(にょらい)とは仏の尊称(仏十号の一)である。「如去如来」あるいは「如来如去」の略、すなわち「真如世界へ去り、また真如世界より来られし者」という意味であり、修行完成して真理すなわち悟りを開いた人を表す。 如来は三十二相八十種好呼ばれる身体の特徴を持っていると言われていることから如来像もこれを表現している頭部盛り上がっている(肉髻)、頭髪右巻渦巻いている螺髪(らほつ))眉間から伸びた身長くらいの長さの白い毛が右巻渦巻いている白毫)、体が金色である、装飾品身に付けない等の特徴である。もっとも、必ずしも三十二相八十種好全て造形的に表現している訳ではない通常衣服衲衣と裳をまとっているだけである。大日如来だけは例外で、菩薩のように着飾っている。また、如来は施無畏印与願印禅定印、説法印触地印などの印相結んでいる。持物(じもつ・じぶつ)は持たないが、薬師如来だけは薬壷(やっこ)を持っている。 日本における如来像頭髪は、いずれも螺髪(らほつ)といって渦巻状の集合体造形されているガンダーラ仏初期のものにはなかったが、3世紀以後仏像は、螺髪有するようになった大阪大学教授肥塚隆によると、インドにおいて偉大な優れた人物凡人とは異なった特異な姿でこの世現れるという考えがあり、その1つが特殊な頭髪として現れたという。 釈迦如来 釈迦如来は、唯一現世悟りを開いた実在人物とされるガウタマ・シッダールタ釈迦を基に神格化脚色重ねられ結果として形成された仏(如来)を指す。左右に脇侍付いた形式釈迦三尊という。脇侍としては、文殊菩薩普賢菩薩多く梵天帝釈天、あるいは十大弟子である阿難摩訶迦葉が付くこともある。 盧舎那仏 盧舎那仏蓮華蔵世界に住むとされる仏であり、蓮華座の上に座っている。造形としては釈迦如来とほとんど異ならないが、蓮弁線刻文様描かれている点が独自の特徴である。東大寺盧舎那仏像奈良の大仏)が有名である薬師如来 薬師如来は、菩薩時代十二の大願立てることにより如来となった東方瑠璃光浄土に住むとされ、病気平癒信仰を受けている。 像は、手に薬壷(やっこ)を持っている。三尊形式の場合、脇侍として付くのは、必ず日光菩薩向かって右)と月光菩薩(左)である。脇侍とは別に薬師如来助け薬師如来信じる者をも守護する十二神将が従うことがある阿弥陀如来 阿弥陀如来は、法蔵菩薩四十八大願立てて如来となり、西方極楽浄土説法行っている平等院鳳凰堂阿弥陀如来1体のみであるが、脇侍観音菩薩勢至菩薩従えた阿弥陀三尊形で祀られることが多い。 大日如来 大日如来は、密教において宇宙そのもの考えられている如来である。顕教の如来と異なり頭髪結い上げ宝冠頂き瓔珞ようらく)、首飾り、腕釧、臂釧などの装飾品着けている。 大日如来中心に東方阿閦如来南方宝生如来西方阿弥陀如来無量寿如来)、北方不空成就如来合わせて五智如来という。

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如来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)

真言」の記事における「如来」の解説

真言サンスクリット語毘盧遮那仏 毘盧遮那一字真言:ノウマク・サマンダ・ボダナン・バン namaḥ samanta-buddhānāṃ vaナマハ サマンタブッダーナーン ヴァン 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。ヴァン釈迦如来 ノウマク・サマンダ・ボダナン・バク namaḥ samanta-buddhānāṃ bhaナマハ サマンタブッダーナーン バハ 帰命たてまつる。あまねき諸仏に。バハ。 オン・バ・サラバキリシャ・ニルソナナウ・サラバダルマ・バシタ・ハラハタ・ギャギャナウ・サンマサンマ・ソワカ oṃ bhaḥ sarva-kleśa-nisādana sarva-dharma-vaśita-prāpta gagana-sama-asama svāhāオーン バハ サルヴァクレシャニサーダナ サルヴァダルマ ヴァシタプラープタ ガガナサマーサマ スヴァーハー オーンバハ一切の煩悩摧伏する者よ。一切の法に自在得たる者よ。虚空等しく等比なる者よ。スヴァーハー。 オン・ムニムニ・マカムニ・シャカムニ・ソワカ oṃ muni muni mahāmuni śākyamuni svāhāオーン ムニ ムニ マハームニ シャーッキャムニ スヴァーハー オーン聖者よ。聖者よ。大聖者よ。釈迦牟尼よ。スヴァーハー薬師如来 大呪:ノウモ・バギャバテイ・バイセイジャ・クロ・ベイルリヤ・ハラバ・アラジャヤ・タタギャタヤ・アラカテイ・サンミャクサンボダヤ タニヤタ・オン・バイセイゼイ・バイセイゼイ・バイセイジャサンボリギャテイ・ソワカ namo bhagavate bhaiṣajya-guru vaiḍūrya-prabha-rājāya tathāgatāya arhate samyaksambuddhāya tadyathā oṃ bhaiṣajye bhaiṣajye mahā-bhaiṣajya-samudgate svāhāナモー バガヴァテー バイシャジャグル ヴァイドゥーリャップラバラージャーヤ タターガターヤ アルハテー サムヤクサンブッダーヤ タディヤター オーン バイシャジェー バイシャジェー マハーバイシャジャサムガテー スヴァーハー 帰命たてまつる世尊よ。薬師瑠璃光王よ。如来よ。応供よ。正遍知よ。即ち曰くオーン医薬よ。医薬よ。偉大なる医薬よ。顕現し給えスヴァーハー。 中呪(台密):オン・ビセイゼイ・ビセイゼイ・ビセイジャサンボリギャテイ・ソワカ oṃ bhaiṣajye bhaiṣajye bhaiṣajya-samudgate svāhāオーン バイシャジェー バイシャジェー バイシャジャサムガテー スヴァーハー オーン医薬よ。医薬よ。医薬顕現し給えスヴァーハー。 小呪:オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ oṃ huru huru caṇḍāli mātagi svāhāオーン フル フル チャンダーリ マータンギ スヴァーハー オーン取り去りたまえ。取り去りたまえ。チャンダーリーよ。マータンギーよ。スヴァーハー。又は、オーン 速疾に速疾に センダリ(暴悪の相をなせるもの)よ、マトゥギ(象王よ即ち狂象の如き降伏の相に往するもの)よ スヴァーハー阿弥陀如来 小呪:オン・アミリタ・テイセイ・カラ・ウン oṃ amṛta-teje hara hūṃオーン アムリタテージェー ハラ フーン オーン不死甘露威光甘露威光尊)よ。運載したまえフーン。 大呪(十甘露呪、無量寿如来根本陀羅尼):ナウボウ・アラタンナウトラヤヤ・ノウマク・アリヤミタバヤ・タタギャタヤ・アラカテイ・サンミャク・サンボダヤ・タニャタ・オン・アミリテイ・アミリトドバンベイ・アミリタ・サンバンベイ・アミリタ・ギャルベイ・アミリタ・シッデイ・アミリタ・テイセイ・アミリタ・ビキランテイ・アミリタ・ビキランタ・ギャミネイ・アミリタ・ギャギャナウ・キチキャレイ・アミリタ・ドンドビソバレイ・サラバラタサダネイ・サラバキャラマキレイシャ・キシャヨウ・キャレイ・ソワカ namo ratna-trayāya, namah ārya-amitābhāya-tathāgatāya-arhate-saṃyak-sambuddhāya. tadyathā oṃ amṛte amṛto-dbhave amṛta-sambhave amṛta-garbhe amṛta-siddhe amṛta-teje amṛta-vikrānte amṛta-vikrāntamine amṛta-gagana kīrti-kare amṛta-duṃdubhi svare sarvārtha-sādhane sarva-karma kleśa kayaṃ-kare svāhāナモー ラトナトラヤーヤ ナマハ アーリヤーミターバーヤ タターガターヤ―ルハテー サンミャクサンブッダーヤ ダディヤター オーン アムリトードハヴェー アムリタサンバヴェー アムリタガルベー アムリタスィッデー アムリタテージェー アムリタヴィクラーンテー アムリタヴィクラーンタガーミネー アムリタガガナキールティカレー アムリタドゥンドゥビスヴァレー サルヴァールタサーダネー サルヴァカルマクレーシャ クシャヤンカレー スヴァーハー 帰命たてまつる三宝に。帰命たてまつる。聖無量光如来応供正覚尊に。即ち。オーン甘露尊よ。甘露所生尊よ。甘露能生尊よ。甘露胎蔵尊よ。甘露成就尊よ。甘露威光尊よ。甘露遊戯尊よ。甘露遊行尊よ。甘露広説尊よ。甘露鼓音尊よ。一切義成就尊よ。一切悪業因縁除滅尊よ。スヴァーハー海音如来 宝呪心真言:オン・バソダレイ・ソワカ oṃ vasu dare svāhāオーン ヴァス ダレー スヴァーハー オーン財宝所有する者よ。スヴァーハー宝呪心中真言:オン・シリバソ・ソワカ oṃ srī vasu svāhāオーン シュリー ヴァス スヴァーハー オーンめでたき財宝よ。スヴァーハー宝咒小心真言:オン・バソ・ソワカ oṃ vasu svāhāオーン ヴァス スヴァーハー オーン財宝よ。スヴァーハー

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如来(にょらい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:35 UTC 版)

あばれ!隼」の記事における「如来(にょらい)」の解説

3番ショート

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如来

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 23:39 UTC 版)

名詞

にょらい

  1. 仏教で、真如真理)に到達し、さらにそこから迷えこの世衆生済度のために)来た者を意味する語。狭い意味でののこと。
    1. 釈迦指して呼ぶ10種の名号(仏十号如来十号)の一つ
    2. 大乗仏教諸仏に対する尊称よく知られているものに、釈迦如来阿弥陀如来薬師如来大日如来などがある。(このうち阿弥陀如来は、もと法蔵菩薩名のり修行完成して仏になるとともに阿弥陀如来になったとされる。)

発音(?)

にょ↗らい

語源

サンスクリットの तथागत(tathāgata タターガタ 多陀阿伽陀真如(tathā タター)より来たるもの、真如へと去っていくもの、の意)。漢訳は「如去如来」または「如来如去」。その一部省略された形。

関連語


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