かんのん‐ぼさつ〔クワンオン‐〕【観音菩薩】
読み方:かんのんぼさつ
「観世音菩薩」の略。
観音菩薩
観音菩薩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:47 UTC 版)
観音菩薩は、宝冠に化仏(けぶつ)を付けているのが特徴である。手に水瓶(すいびょう)又は蓮華を持っていることが多い。
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観音菩薩
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玄奘(玄娘)の夢に現れ、天竺の大雷音寺までお経を取りに行くよう命じた。
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観音菩薩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)
仏真言サンスクリット語訳聖観音 オン・アロリキャ・ソワカ oṃ ālolik svāhāオーン アーローリク スヴァーハー オーン。泥土より生じた者よ。スヴァーハー。 ノウマク・サマンダ・ボダナン・サラバ・タタギャタバロキタ・ギャロダ・マヤ・ラララ・ウン・ジャク・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ sarva-tathāgata-avalokita-karuṇā-maya ra ra ra hūṃ jaḥ svāhāナマハ サマンタブッダーナーン サルヴァタターガターヴァローキタカルナーマヤ ラ ラ ラ フーン ジャハ スヴァーハー 帰命したてまつる。あまねき諸仏に。一切如来の観見する者よ慈悲深き者よ。ラ、ラ、ラ。フーン。ジャハ。スヴァーハー。 ノウマク・サマンダボダナン・ボダタランジ・サンボリチ・バラダノウ・キャリ・ダラ・ダラ・ダラヤ・ダラヤ・サラバン・バキャバチ・アキャラバチ・サンマエイ・ソワカ namaḥ samantabuddhānāṃ buddhadhāraṇi smṛtibaladhanakāri dhara dhara dhāraya dhāraya sarvaṃ bhagavaty ākāravati samaye svāhāナマハ サマンタブッダーナーン ブッダダーラニ スンリティバラダナカーリ ダラ ダラ ダーラヤ ダーラヤ サルヴァン バガヴァティ アーカーラヴァティ サマイェー スヴァーハー 帰命したてまつる。あまねき諸仏に。仏陀の保持者よ。念と力を所有する者よ。保持せよ。保持せよ。一切を保持せよ。保持せよ。形相をそなえた世尊よ。本誓ある者よ。スヴァーハー。 十一面観音 オン・ロケイジンバラ・ラジャ・キリク oṃ lokeśvara-rāja hrīḥオーン ローケーッシュヴァララージャ フリーヒ オーン。世自在の王よ。フリーヒ。 オン・マカ・キャロニキャ・ソワカ oṃ mahā-kāruṇikāya svāhāオーン マハーカールニカーヤ スヴァーハー オーン。大悲を持てる者よ。スヴァーハー。 千手観音 大悲心陀羅尼:大悲心陀羅尼を参照 大悲呪心呪:オン・バザラ・タラマ・キリク・ソワカ oṃ vajra-dharma hrīḥオーン ヴァジュラ ダルマ フリーヒ オーン。金剛法よ。フリーヒ。 准胝観音 大準提呪:ノウボ・サッタナン・サンミャクサンボダ・クチナン・タニヤタ・オン・シャレイ・シュレイ・ソンデイ・ソワカ namaḥ saptānāṃ saṃyak-sambuddha-koṭināṃ tadyathā oṃ cale cūle cundī svāhāナマハ サプターナーン サムヤクサンブッダコーチナーン タディヤター オーン チャレー チューレー チュンディー スヴァーハー 帰命したてまつる。7千万)人の正等覚よ。即ち曰く。オーン。遊行尊よ。頂髻尊よ。清浄尊よ。スヴァーハー。 小準提呪:オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ oṃ cale cūle cundī svāhāオーン チャレー チューレー チュンディー スヴァーハー オーン。遊行尊よ。頂髻尊よ。清浄尊よ。スヴァーハー。 如意輪観音 大心陀羅尼(心秘密真言):オン・ハンドメイ・シンダマニ・ジンバラ・ウン oṃ padme cintāmani jvala hūmオーン パドメー チンターマニ ジュヴァラ フーン オーン。蓮華尊よ。如意宝珠尊よ。火焔尊よ。フーン。 小心陀羅尼(心中心真言):オン・バラダ・ハンドメイ・ウン oṃ varada-padme hūmオーン ヴァラダ パドメー フーン オーン。施願(施与)したもう蓮華尊よ。フーン。 根本陀羅尼:ナウボウ・アラタンナウ・タラヤヤ・ノウマク・アリヤ・バロキテイ・ジンバラヤ・ボウジサトバヤ・マカサトバヤ・マカキャロニキャヤ・タニャタ・オン・シャキャラバリチ・シンダマニ・マカハンドメイ・ロロ・チシュタ・ジンバラ・アキャラシャヤ・ウン・ハッタ・ソワカ namo ratna-trayāya nama āryāvalokiteśvarāya bodhi-sattvāya mahā-sattvāya mahā-kāruṇikāya Tadyathā oṃ cakra-varti cintāmaṇi mahā-padme, ru ru tiṣṭhat jvala, ākarṣāya hūṃ phaṭ svāhāナモー ラトナトラヤーヤ ナマ アーリヤーヴァローキテーッシュヴァラーヤ ボーディサットヴァーヤ マハーサットヴァーヤ マハーカールニカーヤ タディヤター オーン チャックラヴァルティ チンターマニ マハーパドメー ル ル ティシュタット ジュヴァラ アーカルシャーヤ フーン パット スヴァーハー 帰命したてまつる。三珠よ。帰命したてまつる。聖観自在菩薩よ。大衆生よ。大悲を持てる者(大悲尊)よ。即ち曰く。オーン。転輪聖王よ。如意宝珠尊よ。大蓮華尊よ。ルル。とどまりたまえ。光明を引摂したまえ。フーン。パット。スヴァーハー。 馬頭観音 オン・アミリト・ドバンバ・ウン・ハツタ・ソワカ oṃ amṛtodbhava hūm phaṭ svāhāオーン アムリトードバヴァ フーン パット スヴァーハー オーン。不死の甘露より生起した者よ。フーン。パット。スヴァーハー。 ノウマク・サマンダ・ボダナン・キャナヤ・バンジャ・ソハタヤ・ソワカ namaḥ samantabuddhānāṃ khādaya bhañja sphoṭaya svāhāナマハ サマンタブッダーナーン カーダヤ バンニャ スポータヤ スヴァーハー 帰命したてまつる。あまねき諸仏に。噛砕せよ。粉砕せよ。破壊せよ。スヴァーハー。 不空羂索観音 随作事成就真言:オン・アボキャ・ビジャシャ・ウン・ハッタ oṃ amogha-vijaya hūm phaṭオーン アモーガヴィジャヤ フーン パット 帰命してたまつる。不空の勝者よ。フーン。パット。 秘密小心真言:オン・ハンドマ・ダラ・アボキャ・ジャヤニ・ソロソロ・ソワカ oṃ padma-dhara-amogha-jayani suru suru svāhāオーン パドマダラアモーガジャヤニ スル スル スヴァーハー オーン。蓮華を持ちて、空しからず調伏する者よ。出現したまえ。出現したまえ。スヴァーハー。 オン・アボギャバンシャ・クロダギャラシャヤ・マカ・バシュバテイ・ヤマ・バロダ・クベイラ・ボラカンマ・ベイシャ・ダルマクラ・サンマエン・ウン・ウン oṃ amoghapāśa krodhākarṣaya mahāpaśupati yama varuna kubera brahma veṣa dharma-kula-samayam hūṃ hūṃオーン アモーガパーシャ クローダーカルシャヤ マハーパシュパティ ヤマ クベーラ ブラフマ ヴェーシャ ダルマクラサマヤン フーン フーン オーン。不空羂索尊よ。忿怒尊よ。大獣主(シヴァ)よ。ヤマよ。ヴァルナよ。クベーラよ。ブラフマンの相貌がある者よ。蓮華部の三昧耶を。フーン。フーン。 オン・アボキャ・ハンドマ・ハンシャ・コロダ・カラシャヤ・ハラベイシャヤ・マカハジャハテイ・エンマ・バロダ・クベイラ・ボラカンマ・ベイシャダラ・ハンドマコラ・サンマヤ・ウン・ウン oṃ amogha-padma-pāśakrodhākarṣaya praveśaya mahāpaśupati yama varuṇa kuvera brahma veṣadharaa padma-kula-samaya hūṃ hūṃ オーン アモーガパドマパーシャ クローダーカルシャヤ プラヴェーシャヤ マハーパーシュパティ ヤマ ヴァルナ クヴェーラ ブラフマヴェシャダラ パドマクラサマヤ フーン フーン オーン。空しからざる蓮華と羂索を持つ忿怒尊よ。引き寄せ。入らしめよ。大獣主よ。ヤマよ。ヴァルナよ。クヴェーラよ。ブラフマーの相貌がある者よ。蓮華部の誓願ある者よ。フーン。フーン。 白衣観音 オン・シベイテイ・シベイテイ・ハンダラ・バシニ・ソワカ oṃ śvete śvete pāṇḍara-vāsinī svāhāオーン シュヴェーテー シュヴェーテー パーンダラヴァースィニー スヴァーハー オーン。光白尊よ。光白尊よ。純白衣尊よ。スヴァーハー。 ノウマク・サマンダ・ボダナン・タターギャタ・ビシャヤ・サンバベイ・ハンドマ・マリニ・ソワカ namaḥ samanta-buddhānāṃ tathāgata-viṣaya-sambhave padma-mālini svāhāナマハ サマンタブッダーナーン タターガタヴィシャヤサンバヴェー パドママーリニ スヴァーハー 帰命したてまつる。あまねき諸仏に。如来の境より生じ、(仏の功徳を装身の)蓮華鬘とする尊よ。スヴァーハー。 楊柳観音 オン・バザラダラマ・ベイサジャ・ラジャヤ・ソワカ oṃ vajra-dharma bhaiṣajya-raja svāhāオーン ヴァジュラダルマ バイシャジャヤラージャ スヴァーハー オーン。金剛法よ。医薬王よ。スヴァーハー。
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観音菩薩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:55 UTC 版)
観音(観世音)菩薩は三蔵法師を守護する存在として、物語にたびたび登場し重要な役割を担っている。三蔵の西天取経の伴として、第8回で沙悟浄・猪悟能・龍馬・孫悟空を指名したのも観音であった。本来はインドの神アヴァローキテーシュヴァラで、漢字の「観世音菩薩」と訳したのは鳩摩羅什であり、史実の玄奘は「観自在菩薩」と訳している。三十三観音とも呼ばれるように様々な姿に変化する。 唐代の『慈恩伝』では三蔵に般若心経を授けた病人が実は観音の化身だったとし、この頃から三蔵に観音の加護があったことになっている。ただし三蔵が沙河で悪鬼奇状の類に囲まれた際には、観音菩薩に祈っても効果はなく、般若心経を唱えるとたちまち消え失せたとあり、観音信仰よりも般若心経の霊験の方が強調されていた。また上述の南宋代『游宦紀聞』の詩には、三蔵の旅程に「金沙灘」という地が挙げられている。この金沙灘は宋代に伝説化した魚籃観音(三十三観音の一つとされる)の舞台とされる地で、観音と三蔵の結びつきが確認できる。なお『西遊記』では魚籃観音の話は、第49回の通天河に舞台を移している。 しかし一時期、三蔵守護の役割を毘沙門天(ヴァイシュラヴァナ)に代わられたことがあった。南宋代の『詩話』では観音菩薩ではなく、毘沙門天が三蔵らの一行を守護する重要な神となっている。毘沙門天信仰ははじめホータン(于闐)国で盛行したもので『大唐西域記』巻12にも記されている。それが唐代に中国に輸入され大いに信仰された。しかし楊劇(第9齣)では、毘沙門天は「托塔李天王」として悟空を捕える役に変わっている。これは唐宋に盛んであった武神としての昆沙門信仰が、元明になると関羽信仰に圧倒されて衰えたことを物語っている。元代に流行したラマ教(チベット仏教)では、観音菩薩は絶対的存在として崇拝され、法王ダライ・ラマは観音菩薩の転生した化身、国土と衆生は「観音菩薩の所化」とされた。また開国神話では、チベット人は観音の化身である猿猴菩薩と、タラ菩薩の化身である岩精霊女鬼が結ばれて生まれた子孫であるとされ、古くから観音とサルの伝説があったという。『西遊記』で孫悟空を封じ込めたお札に書かれた「唵嘛呢叭呢吽」(オン・マニパドメ・フン)の呪文は、チベット密教で観音菩薩を表す真言の一つ(六字大明呪)である。 なお観音は本来男神であったが、中国では慈母観音という語もあるように、時代が下ると女性神として扱われるようになる。元代に入る頃には、西方の妙荘王の三女妙善が出家・成道し、自分の眼と手を犠牲にして病の父王を助け、失われた手と眼が復活して千手千眼観音になったという、独自の伝記まで作為されるようになった。『西遊記』に関して言えば、楊劇の段階では観音は自らを「老僧」と名乗り、また白衣士とされるように男性として描かれている。それに対し世徳堂本では、第35回に孫悟空が観音への悪口で「行かず後家め(原文は「該他一世無夫」)」と言い、第49回では他の仏神から「蓮の台にも乗らず、化粧もせず」と言われているように、完全に女性神として扱われ、第13・55回では老婆に、第24回には美女に化身している。
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観音菩薩(かんのんぼさつ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 10:14 UTC 版)
「白蛇伝」の記事における「観音菩薩(かんのんぼさつ)」の解説
玉山主人『雷峰塔奇伝』に登場し、幾度か白娘子を危難から救い助ける。仏教の仏・菩薩を登場させるという物語は明・清代には多く見られる。
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「観音菩薩」の例文・使い方・用例・文例
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