修二会とは? わかりやすく解説

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しゅに‐え〔‐ヱ〕【修二会】

読み方:しゅにえ

修二月会(しゅにがつえ)」の略。《 春》


修二会


修二会


修二会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 23:11 UTC 版)

修二会[1](しゅにえ)は、毎年2月に日本仏教寺院で行われる法会のひとつで、修二月会ともいう。なお、修正会[2](しゅしょうえ)は正月に行われる法会なので異なる。


注釈

  1. ^ 伊賀一ノ井松明講だけは、松明が大きくなる前の東大寺荘園の鎌倉時代と伝わる頃から寄進が続くというヒノキ製のくさび形の、現在では長さ36センチのチョロ松明である[13]
  2. ^ 閼伽井屋での作法は、秘儀とされている[21]

出典

  1. ^ 日本国語大辞典,知恵蔵,デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,世界大百科事典 第2版,大辞林 第三版,日本大百科全書(ニッポニカ),精選版. “修二会(しゅにえ)とは”. コトバンク. 2020年5月21日閲覧。
  2. ^ 日本国語大辞典,世界大百科事典内言及, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,デジタル大辞泉,世界大百科事典 第2版,大辞林 第三版,日本大百科全書(ニッポニカ),精選版. “修正会(しゅしょうえ)とは”. コトバンク. 2020年5月21日閲覧。
  3. ^ 佐藤道子 2009, pp. 9-13、19-20、24、26.
  4. ^ 佐藤道子 2009, pp. 10.
  5. ^ 守屋弘斎 1996, pp. 185–186所収、堀池春峰「観音信仰と修二会」、初載は、1979年『東大寺二月堂修二会の研究 研究篇』中央公論美術出版
  6. ^ 『東大寺二月堂の創建と紫微中台十一面悔過所』山岸常人、雑誌『南都仏教』45号 1980年12月30日、論議の紹介は『東大寺お水取り 春を待つ祈りと懺悔の法会』P.57-58 佐藤道子 朝日選書 2009年
  7. ^ 佐藤道子 2009, pp. 68–69.
  8. ^ 佐藤道子 2009, pp. 72–73.
  9. ^ a b 元興寺文化財研究所(編) 1979, p. 29.
  10. ^ a b 司馬遼太郎 『街道をゆく24 奈良散歩』 朝日新聞出版 2009年
  11. ^ 佐藤道子 2009, pp. 167–170.
  12. ^ 『三重県HP 発見!三重の歴史』「750年前に由来-お水取りに寄進「一ノ井松明講」」名張市無形文化財に指定。〉
  13. ^ 伝統のともしび絶やさない、東大寺お水取り用の松明作り三重・名張-毎日新聞2022年2月12日2022年2月12日閲覧
  14. ^ 毎日新聞奈良版2016年2月10日「ならまち暮らし129/あす二月堂へ竹送り」 寮美千子(HP有料記事不表示なので作家Facebook掲載文)2019年1月29日閲覧
  15. ^ 朝日新聞奈良版2018年2月18日「東大寺修二会(通称お水取り)'18 お水取り/まっすぐな竹奉納」2019年1月29日閲覧
  16. ^ 「京田辺市観光協会-京田辺道中記」二月堂竹送り太平洋戦争や1953年(昭和28年)の風水害でしばらく途絶えていたが、昭和53年、市民によって結成された「山城松明講」により約40年ぶりに復活した。2019年1月28日閲覧
  17. ^ 「ニュース奈良の声」2012年2月11日「お水取り たいまつの竹運ぶ 市内のグループが〈竹送り〉」
  18. ^ 「伝統を守って!江州紫香楽一心講」「滋賀ガイド」- 株式会社ヤマプラ作成InternetArchiveiに差し替え 2016年9月16日閲覧
  19. ^ 守屋弘斎 1996, pp. 151–152.
  20. ^ 佐藤道子 2009, pp. 171–174.
  21. ^ 佐藤道子 2009, p. 172.
  22. ^ 佐藤道子 2009, pp. 146-147、171-174、199-201.
  23. ^ 佐藤道子 2009, pp. 13–15.
  24. ^ 佐藤道子 2009, pp. 164–166.
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  26. ^ 守屋弘斎 1996, p. 4所収、守屋弘斎「序」
  27. ^ 守屋弘斎 1996, pp. 207–208所収、橋本聖準「長老聞き書き2」
  28. ^ 悠言録”. 奈良日日新聞ホーム. 奈良日日新聞. 2019年1月14日閲覧。コラム記述で大元の出典その他仔細は不明。
  29. ^ 『婦人画報』HP2017年1月「薬師寺の花会式を支える人たち」2019年1月28日閲覧
  30. ^ 長谷寺HP「だだおし」2021年4月4日閲覧
  31. ^ 鹿谷勲『奈良民俗紀行 西大和編』京阪奈情報教育出版 <あおによし文庫>、p.239、2013年
  32. ^ 『まつり - 民俗文化の素型』 萩原秀三郎 美術出版社 p.106 1968年





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