薬師如来とは? わかりやすく解説

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やくし‐にょらい【薬師如来】

読み方:やくしにょらい

《(梵)Bhaiṣajyaguruの訳》東方浄瑠璃(じょうるり)世界教主12大願立てて人々病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏。古来医薬の仏として信仰される。像は通例右手施無畏印(せむいいん)を結び、左手薬壺(やっこ)を持つ。脇侍(きょうじ)に日光菩薩月光菩薩眷属(けんぞく)として十二神将配される薬師瑠璃光如来薬師仏


薬師如来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 01:08 UTC 版)

薬師如来(やくしにょらい、サンスクリット語: भैषज्यगुरुBhaiṣajyaguru[1]バイシャジヤグル)、あるいは薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)は、大乗仏教における信仰対象である如来の一尊。大医王医王善逝(いおうぜんぜい)とも称する[1]


注釈

  1. ^ 奈良国立博物館に寄託。
  2. ^ これは無能勝明王(アパラージタ)の真言と混同される。無能勝明王の真言はナウマクサマンダボダナン・ジリンジリン・リンリン・シリンシリン・ソワカである。
  3. ^ 「密教の神々—その文化史的考察」(佐藤任 著、平河出版社、1979年7月, ISBN 978-4582766738)では「オーン、取り払え、チャンダーリーよ、マータンギーよ、スヴァーハー」と訳して、チャンダーリーはインドの賎民の女、またマータンギーは摩登伽族の女と解釈している。インドのマータンギー女神(Matangi devi)については、英語版のwikipediaのen:Matangiを参照。パールヴァティー女神が賎民に変身してシヴァ神に対して、「私はマータンギー。チャンダーラ族の娘です。」と名乗ったとされる
  4. ^ 比叡山延暦寺根本中堂での勤行。
  5. ^ 薬師本願功徳経に説かれている。「薬師世尊、瑠璃光の王、如来、応供、正等正覚、に帰依いたします。すなわち:オーン、薬よ、薬よ、大いなる薬、医薬よ、スヴァーハー。」

出典



「薬師如来」の続きの解説一覧

薬師如来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:47 UTC 版)

「仏像」記事における「薬師如来」の解説

薬師如来は、菩薩時代十二大願立てることにより如来となった東方瑠璃光浄土に住むとされ、病気平癒信仰受けている。

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薬師如来(総本尊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 17:14 UTC 版)

岩水寺」の記事における「薬師如来(総本尊)」の解説

岩水寺神亀2年725年人々病魔退散、健康長寿祈念した行菩薩が薬師如来の尊像刻み開創その後弘仁6年815年)春、先年薬子の変にて心身痛められておられました嵯峨天皇に、病魔退散祈願をし、天皇は健康を取り戻されたと、伝う明治神仏分離令の際、薬師堂中心とした岩水寺と、地蔵堂中心とした龍宮山(水天宮)とに分離されるであった為、住職薬師堂から地蔵堂移り住み抵抗した現在地の方が有名であるのも、その為である。

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薬師如来(やくしにょらい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 01:56 UTC 版)

聖☆おにいさん」の記事における「薬師如来(やくしにょらい)」の解説

天界カリスマ薬剤師。常に左手携えている薬壷をいつかブッダ渡そうとしていたが、あるきっかけ達成する中身は「NIVEA」のハンドクリーム

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