にんしょう〔ニンシヤウ〕【忍性】
にんしょう 【忍性】
忍性
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忍性(にんしょう)は、鎌倉時代の律宗(真言律宗)の僧である。房名(通称)は良観。貧民やハンセン病患者など社会的弱者の救済に尽力したことで知られる[2]。諡号は忍性菩薩(にんしょうぼさつ)。
- ^ プロフィールの参照はコトバンク 忍性
- ^ 読売新聞 2016年8月23日 13面掲載。松尾剛次評。
- ^ 2019年夏に故郷三宅町にある浄土寺の依頼で、鎌倉極楽寺に次ぎ2体目となる「忍性上人像」(吉水快聞制作)が奉納された。
- ^ 日蓮は「念仏は無間地獄の業、禅宗は天魔の所為、真言は亡国の悪法、律宗は国賊の妄説」といっている。
- ^ このときの忍性の祈雨に効果がなかったことを日蓮に嘲弄され、それを憤った忍性の讒言により日蓮は竜の口の法難にあったというのが日蓮宗側の言い伝えである。
- ^ 1 力の及ぶ限り仏法僧興隆をはかる。2 勤行や談義への参加に励む。3 外出時には三衣一鉢を所持する。4 病気の時以外は馬・輿に乗らない。5 特定の檀家からの祈祷依頼は受けない。6 孤独・貧乏な人、乞食、いざり、捨てられた牛馬に憐れみをかける。7 道路や橋をかけ、井戸を掘り、薬草や樹木を植える。8 自分に恨みを抱き、誹謗する人をも救済する。9 間食をせず、手間隙をかけた食事もとらない。10 功徳はすべて他人に施す。
- ^ 築造の背景として叡尊教団は関西で伊派、関東で大蔵派という石工集団を組織化していたものと思われる。叡尊教団と石造物は密接な関係を有する
- ^ a b 内田 2006, pp. 133–134.
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