阿閦如来とは? わかりやすく解説

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阿閦如来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/10 10:03 UTC 版)

阿閦如来[注 1](あしゅくにょらい、: Akṣobhya, アクショーブヤ)は、大乗仏教における信仰対象である如来の一尊[3]。東方の現在仏[4]阿閦仏(あしゅくぶつ)ともいう[3]。漢訳仏典では阿閦婆などとも音写し、無動(無動如来)[5]、無瞋恚[3]、無怒、不動[6]などと訳す[4]


注釈

  1. ^ 阿閦如来の「」(しゅく)に「」(せん)を充てる場合がある[1][2]が、意味合いも読みも相違がある。

出典

  1. ^ 阿閃如来”. 龍光山正宝院. 2021年8月30日閲覧。
  2. ^ 十一 知名度は低いけどダイナマイトパワー 阿閃如来【あしゅくにょらい】”. 高野山真言宗 末代山 妙楽寺. 2021年8月30日閲覧。
  3. ^ a b c d 阿閦仏(あしゅくぶつ)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月6日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『総合仏教大辞典』 1988, p. 13.
  5. ^ 金子大輔『阿閦仏の研究』, p. 82.
  6. ^ a b c ブッダの教えを読みとく(2)阿閦仏と触地印”. 宗教情報センター. 2021年8月30日閲覧。
  7. ^ a b 藤巻一保・羽田守快・大宮司朗 『印と真言の本』 学研、2004年2月、p.97。
  8. ^ 金子大輔『阿閦仏の研究』, p. 82-84.
  9. ^ 精選版 日本国語大辞典』《「降三世明王」の解説》小学館https://kotobank.jp/word/%E9%99%8D%E4%B8%89%E4%B8%96%E6%98%8E%E7%8E%8B-62121 
  10. ^ 阿閦如来の役割・由来・見られる寺院・レプリカ通販可否まとめ”. 和のすてき 和の心を感じるメディア. 2021年8月30日閲覧。
  11. ^ a b 高野山霊宝館【高野山と文化財:文化財年表 金堂焼失諸仏】”. 高野山霊宝館. 2017年10月6日閲覧。
  12. ^ Hevajra Buddha”. Tibetan Buddhist Encyclopedia. 2021年8月30日閲覧。
  13. ^ Akshobhya”. Tibetan Buddhist Encyclopedia. 2021年8月30日閲覧。 “Aksobhya is well known in Nepal and Tibet.”


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