達磨とは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 宗教 > 仏教 > 達磨 > 達磨の意味・解説 

だるま [0]達磨

○ Bodhidharma 菩提達磨と訳す 中国禅宗の祖。南インド王子として生まれ般若多羅から教えを受け、中国渡って禅宗伝えた。少林寺に九年面壁したといわれる。五世紀末から六世紀末の人とされる。なお、「達摩」と表記して、歴史上の人物として扱うことを示し宗門上の伝説区別することがある円覚大師達磨大師生没年未詳
座禅姿をして作った張り子玩具。赤く塗り全体を丸くかたどり、底を重くして倒してもすぐ起き上がるようにしてある。開運縁起物とされ、最初片目だけを書き願いのかなった時にもう一方の目を書き込んで祝う。起き上がり小法師不倒翁
形が丸いものや、全体の色が赤いものをいうストーブ 血- 火-
Dharma
に同じ。
すぐにころぶことから 売春婦のこと。

達磨

読み方:ダルマ(daruma)

神社や寺の縁日で開かれる縁起物の達磨を売る市


だるま 【達磨】

上り玩具一種中国禅宗始祖菩提達磨が壁に向かって九年間坐禅したとの故事面壁九年)から、その坐禅姿をうつした人形室町時代に「起上り小法師」と称する玩具流行し、江戸中期から達磨が起上り玩具の代表となった。七転八起縁起物として達磨市みられる疱瘡呪物ともされ(目無し達磨)、大願成就にも使われる。男性器連想させるので性の縁起物ともされ、養蚕縁起物にもする。

達磨

読み方:だるま

  1. (一)売淫婦をいふ。東北地方の語。(二)明治以来行はるる西洋式大伝馬船をいふ。(三)北海道産の豆をいふ。東京囚徒の語。
  2. 1 淫売婦をいふ。2 殺人をいふ。盗賊用ふ隠語血達磨より来る。
  3. 金の無いお客のことをいふ。達磨はお足がないからといつたものである。又淫売婦の事をいふ。転ぶからいつたもの。
  4. 〔隠〕①金のないお客の事。達磨はお足がないをお銭(あし)がないにかけたもの。②淫売婦のこと。淫を売るために転ぶから。
  5. 羽織マント半纏などの類。或は大豆のことを云ふ。
  6. 金銭のないこと。お銭を「足」に通はせて云つたもの。或は殺人。「血達磨」の語より。又は密淫売婦のことを云ふ。
  7. ⑴〔花〕金のないお客のこと、達磨には足がないのをおあし(銭)がないのにかけたもの。⑵淫売婦のこと、よく転ぶの意。
  8. 金のない客のこと。淫売婦のこともいう。〔花柳界
  9. 殺人羽織。〔香具師不良
  10. 羽織売淫するいわゆる達磨芸妓羽織芸妓とも言い転じて単に羽織をいう。〔す〕 ②金のない客。おあし(金)がないから達磨。〔花〕 ③殺人。動かなくなる形容。〔香〕 ④底の丸いアンプル座りよいところから形容して。〔覚〕
  11. 羽織マント、半てんなど。②金銭のないことをいう。お銭を足に通わせたもの。

分類 す/花/香/覚/風俗犯罪東北地方東京囚徒盗賊花柳界香具師不良


達磨

読み方:だるま

  1. 羽織ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・東京府
  2. 羽織ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・茨城県
  3. 羽織ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服部・長野県〕
  4. 叩織(※「羽織」か)ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・石川県
  5. 羽織ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・岡山県
  6. 半纏ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・岐阜県
  7. 半纏ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・高知県
  8. 半纏ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・福岡県
  9. 短衣ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・岩手県
  10. 短衣ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・福岡県
  11. 羽織のことをいふ。〔役者語〕
  12. 羽織。〔掏〕
  13. 羽織を云ふ。
  14. 羽織名古屋
  15. 羽織。〔芸能寄席落語)〕
  16. 羽織のこと。〔芸能俳優)〕
  17. 隠語羽織
  18. 羽織

分類 俳優寄席寄席落語岐阜県岡山県岩手県役者役者語、掏摸東京府石川県福岡県芸能茨城県長野県高知県


達磨

読み方:だるま

  1. 同上(※「だんご」参照)。〔第二類 人物風俗
  2. 淫売婦の事をいふ。転ぶからいつたもの。〔花柳語〕
  3. 淫売婦
  4. 埼玉地方方言酌婦のこと。淫を売るため転がるの意。

分類 ルンペン大阪埼玉地方花柳


達磨

読み方:だるま

  1. 殺人血達磨ノ略〔京阪地方〕。〔第三類 犯罪行為
  2. 殺人 不良仲間

分類 不良仲間京阪地方


達磨

読み方:だるま

  1. 金の無いお客のことをいふ。達磨はお足がないからいつたものである。〔花柳語〕
  2. 達磨はお足がないから、金のないお客のこと。〔花柳界
  3. 達磨に手足のない所から金のない客のことをいふ。
  4. 金の無い客。おあしがないから。
  5. 金のない客。

分類 花柳界花柳

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

達磨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/21 00:08 UTC 版)

菩提達磨(ぼだいだるま、中国語: 达摩サンスクリット語: बोधिधर्म, bodhidharmaボーディダルマ)は、中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧である。達磨達磨祖師達磨大師ともいう。「ダルマ」というのは、サンスクリット語で「」を表す言葉。達摩との表記もあるが、『洛陽伽藍記[1]』や、いわゆる中国禅の典籍『続高僧伝 [2]』など唐代以前のものは達摩と表記している。画像では、眼光鋭く髭を生やし耳輪を付けた姿で描かれているものが多い。




注釈

  1. ^ 「南天竺」は「南インド」とされるが、現在のインドと完全に一致するわけではない。
  2. ^ こうし、カンチプラム。
  3. ^ この伝説もまた、慧可と曇林が盗賊に臂を斬られたという唐高僧伝のエピソードからの潤色であろうと水野弘元などは指摘する[9]
  4. ^ 成尋『参天台五台山記』によると太和19年(495年)10月5日入滅であるが、それより後年にも活動していた記述があり、信憑性にはやや問題がある。
  5. ^ 柳田聖山『禅の語録1 達磨の語録 二入四行論』(筑摩書房、1969年)に収録。

出典

  1. ^ 547年楊衒之撰。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:洛陽伽藍記/卷一
  2. ^ 645年道宣撰。大正新脩大蔵経 T2060_.50.0551b27 。
  3. ^ 『菩提達磨大師略辨大乘入道四行觀 弟子曇琳序』に「法師者、西域南天竺國人、是婆羅門國王第三之子也。神慧疏朗、聞皆曉悟。志存摩訶衍道、故捨素隨緇、紹隆聖種。冥心虚寂、通鑒世事、内外倶明、德超世表。」とある。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:達摩四行觀 (略称)
  4. ^ 『続高僧伝』巻第十六「菩提達摩。南天竺婆羅門種。神慧疎朗。聞皆曉悟。志存大乘冥心虚寂。通微徹數定學高之。悲此邊隅以法相導。初達宋境南越。末又北度至魏。隨其所止誨以禪教。」(大正新脩大蔵経 T2060_.50.0551b27 - c26)
  5. ^ 第三巻 菩提達磨の条。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:傳燈錄/03
  6. ^ 『続高僧伝』では「婆羅門種」となっていたのが「姓刹帝利」クシャトリヤの一族に変わる。
  7. ^ 『景徳伝燈録』第三巻に「 … 寓止於嵩山少林寺。面壁而坐,終曰默然,人莫之測。謂之壁觀婆羅門。 … 略 … 迄九年已,欲西返天竺。… 」とある。
  8. ^ 坐禅の定義[疑問点]
  9. ^ 水野弘元「菩提達摩の二入四行説と金剛三昧経」『駒澤大學研究紀要』第13号、1955年3月、 49-50頁、 ISSN 0452361X
  10. ^ 瑩山紹瑾『伝光録』第二十九章を参照。
  11. ^ 大川普済『五灯会元』より(上記の伝光録の記述とは矛盾する)。
  12. ^ 道元正法眼蔵』第二十五「渓声山色」。
  13. ^ 瑩山紹瑾『伝光録』第二十八章「菩提達磨章」。
  14. ^ 影山純夫『禅画を読む』淡交社、2011年3月、18頁。ISBN 978-4-473-03726-8
  15. ^ 第三巻 菩提達磨伝の末尾に「後三歳、魏宋雲奉使西域回、遇師於葱嶺、見手攜隻履、翩翩獨逝。雲問師何往。師曰「西天去。」又謂雲曰「汝主已厭世。」雲聞之茫然。別師東邁。既復命、即明帝已登遐矣。而孝荘即位、雲具奏其事。帝令啓壙。惟空棺一隻革履存焉」
  16. ^ 伊吹敦「『二入四行論』の成立について (PDF) 」 『印度學佛教學研究』第55巻第1号、日本印度学仏教学会、2006年、 127-134頁、 doi:10.4259/ibk.55.127ISSN 00194344
  17. ^ 伊吹敦「『二入四行論』の作者について--「曇林序」を中心に」『東洋学論叢』第32号、東洋大学文学部、2007年3月、 204-185頁。


「達磨」の続きの解説一覧



達磨と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「達磨」の関連用語

達磨のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



達磨のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2020 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2020 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2020 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの達磨 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2020 Weblio RSS