看話禅とは? わかりやすく解説

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かんな‐ぜん〔カンワ‐〕【看話禅】

読み方:かんなぜん

《「かんわぜん」の連声(れんじょう)。話は古則・公案のこと》公案考え理解していくことによって、大悟(だいご)に至ろうとする禅風。曹洞宗黙照禅対し臨済宗修行法をいう。


かんわ‐ぜん【看話禅】

読み方:かんわぜん

かんなぜん(看話禅)


かんなぜん 【看話禅】

カンワゼンとも。話を看る禅の意で、話とは公案一種宿題)のこと。師から示され公案一つ一つ解いて悟り到達する禅風。公案禅。→ 公案

看話禅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 16:30 UTC 版)

看話禅(かんなぜん[注釈 1]、かんわぜん)は、禅宗において、師から示された公案を解いて悟りに到るという禅風のこと[2]公案禅ともいう[2]曹洞宗黙照禅に対し、臨済宗の修行法を指す[1]。もとは、南宋宏智正覚大慧宗杲の禅風を評した語である[1]

公案の研究を、坐禅による定力の深まりよりも軽視する禅風という意味もある[1]。臨済宗の禅が陥りやすい誤りとして曹洞宗から言われる語であるという説もある[1]

概説

脚注

注釈

  1. ^ 「かんなぜん」は「かんわぜん」の連声[1]

出典

  1. ^ a b c d e 看話禅』 - コトバンク
  2. ^ a b 看話禅とは - 世界宗教用語 Weblio辞書”. ウェブリオ. 2017年10月9日閲覧。

関連項目


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