定とは?

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てい【定】

[音]テイ(漢) ジョウ(ヂャウ)(呉) [訓]さだめる さだまる さだか

学習漢字3年

[一]テイ

物事決めて変えない。さだめる。さだまる。「定員定価定期・定義・定刻定説仮定確定協定決定暫定指定推定制定選定測定断定判定否定評定・法定・未定予定

一所落ち着いて動かない。「定住定着安定一定固定鎮定不定平定

決まり。さだめ。「規定

[二]ジョウ

さだめる。さだまる。「定石定命(じょうみょう)・定紋勘定評定老少不定

きっと。さだめて。「必定会者定離(えしゃじょうり)」

仏教で、精神一つ集中させること。「禅定入定

名のりさだ・さだむ・さだめ・つら・また・やす


じょう【定】

⇒てい


じょう〔ヂヤウ〕【定】

【一】[名]

それと決まっていること。また、いつもそうすること。

「『ろおれんぞ』のいる方へ眼づかいをするが—であった」〈芥川奉教人の死

確かなこと。真実

「嚊(かか)も嘗められたというが—かや」〈逍遥役の行者

修飾する語を受けて)その通りであること。「案の定

仏語精神集中して心を乱さないこと。三昧(さんまい)。禅定

弓の弦の中心を麻で巻いて太く矢筈(やはず)をかけるところ。さぐり。

限度範囲の意から転じて、接続助詞的に用いて)…であるものの。…とはいうものの

小兵といふ—十二三伏(みつぶせ)弓は強し」〈平家一一

【二】[副]必ず。きっと。

「—、千年万年の齢(よはひ)をたもち」〈虎寛狂・松脂


読み方:ジョウjou

何々を除くという意。


読み方
さだ
さだむ
さだめ
てい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/25 15:13 UTC 版)

(じょう)、サマーディ, : samādhi)は、仏教用語で、心をひとつの対象に集中し心の散乱がないという精神の作用や、そのようにすることや、定まっているその状態を指す[1][2]。また、一般に心を散乱させないようにする修行、及びそれによってもたらされた特殊な精神状態をも総称して定という[1]。samādhiの音写が三昧(さんまい)であり、三摩地とも書かれた。定すなわち三昧は、仏教の三学である・定・の一つであって、仏教の実践道の大綱である[1]。また、八正道の一つには正定が挙げられており、五根には定根が、五力には定力が挙げられている。[2][1]。定は五分法身中国語版の一つでもある[2]。定に反して心が散り乱れて動く状態を散といい、定散(じょうさん)と呼ばれる[1]




注釈

  1. ^ 竹村牧男によれば、部派仏教では人間は釈尊にはほど遠く、修行しても及ばないと考えられており、修行の最終の地位は阿羅漢であるという[19][20]
  2. ^ 荒牧典俊の訳注によれば、十地経のこの箇所がこのように説く定というのは、概念作用も感情も滅尽する最高位の禅定であって、非想非非想処に属するものであるという[要検証][22]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 総合仏教大辞典編集委員会 『総合佛教大辞典』 法蔵館、2005年、687-689頁。ISBN 4-8318-7070-6
  2. ^ a b c d (編集)中村元、田村芳朗、末木文美士、福永光司、今野達 『岩波仏教辞典』 (2版) 岩波書店、2002年、513-514頁。ISBN 4-00-080205-4 
  3. ^ 『岩波 仏教辞典 第二版』401頁「三昧」
  4. ^ a b マハーシ長老 『ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法』 ウ・ウィジャナンダー訳、国際語学社、1996年、162頁。ISBN 4-87731-024-X
  5. ^ a b c d 長崎法潤「滅尽定について」 (pdf) 、『大谷学報』第39巻第2号、1959年11月、 64-76頁。
  6. ^ a b c 服部弘瑞 『原始仏教に於ける涅槃の研究』 山喜房仏書林、2011年、610頁。ISBN 978-4796302135 該当ページでは受想滅[定]とあり、定 samāpatti が抜けた表記。
  7. ^ 桐山靖雄 『人間改造の原理と方法―原始仏教から密教まで』 平河出版社、1977年、198頁。 ASIN B000J8OBDK
  8. ^ a b c 太田蕗子「大乗菩薩道における無相と滅尽定の背景について」、『印度學佛教學研究』第64巻第1号、2015年12月20日、 402-397頁、 NAID 110010033496
  9. ^ ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ 『ダライ・ラマ 智慧の眼をひらく』 菅沼晃訳、春秋社、2001年、132、索引16。ISBN 978-4-393-13335-4 全面的な再改訳版。(初版『大乗仏教入門』1980年、改訳『智慧の眼』1988年)The Opening of the Wisdom-Eye: And the History of the Advancement of Buddhadharma in Tibet, 1966, rep, 1977。上座部仏教における注釈も備える。
  10. ^ ākāśānañcāyatana-samāpatti
  11. ^ viññāṇañcāyatana-samāpatti
  12. ^ ākiñcaññāyatana-samāpatti
  13. ^ nevasaññānāsaññāyatana-samāpatti
  14. ^ saññāvedayitanirodha
  15. ^ 藤本晃「パーリ経典に説かれる「九次第定」の成立と構造」、『印度學佛教學研究』第53巻第2号、2005年、 891-888頁、 doi:10.4259/ibk.53.891NAID 130004027834
  16. ^ 藤本晃 『悟りの4つのステージ: 預流果、一来果、不還果、阿羅漢果』 サンガ、2015年、274頁。
  17. ^ この場面は、中村元訳『ブッダ最後の旅 - 大パリニッバーナ経』(岩波文庫)では169-170頁に記載されている。
  18. ^ 藤本晃 『悟りの4つのステージ: 預流果、一来果、不還果、阿羅漢果』 サンガ、2015年、209頁、260-269頁。
  19. ^ 竹村牧男 『「覚り」と「空」』 講談社、講談社現代新書、1992年1月、118頁および125頁。
  20. ^ 竹村牧男 『インド仏教の歴史』 講談社、講談社学術文庫、2005年7月、133頁および140頁。なお、本書4頁によれば、本書は、竹村牧男『「覚り」と「空」』(講談社現代新書)の再刊である。
  21. ^ a b 平川彰・編纂 『仏教漢梵大辞典』 霊友会、740頁「滅尽定」、及びその対照逐訳。
  22. ^ a b 荒牧典俊訳 『大乗仏典 第八巻 十地経』 中央公論社、1974年1月、222-223, 392頁。
  23. ^ 太田蕗子「ツォンカパ著『密意解明』における菩薩の修道階梯 : 滅尽定を中心として」、『日本西蔵学会々報』第54号、2008年6月1日、 33-45頁、 NAID 110009841250


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出典:『Wiktionary』 (2019/05/03 10:10 UTC 版)

発音

副詞

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