議事とは? わかりやすく解説

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ぎ‐じ【議事】

読み方:ぎじ

会合して、審議すること。また、その内容。「—の進行をはかる」


会議

(議事 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/09 15:43 UTC 版)

共和政古代ローマ元老院における会議。
カティリナを攻撃するキケロ
チェーザレ・マッカリ画(1888年

会議(かいぎ)は、特定の議題に関して意見交換・審議し、合意・施策などの意思決定をすること、および構成員の集まりを意味する。また、それらの集まりを計画・管理・運営する合議体の意味もある[1]

類似した集まりを意味する単語に「会合」、「討議[2]」、「打ち合せ[3]」、「寄り合い[4]」などがある。

英語のmeeting(ミーティング)は集まり・協議を意味し[5]、conference(コンファレンス)は協議および協議体を意味する[6]

概要

会議は、組織において、最も重要な人間と人間との間の意思を伝達する手段である。 特に民主主義を標榜する集団に於いては、議決機関である国家や企業は常に会議の形を取り、多数で相談の上で決定する。 ただし、国家や企業のトップが独裁的な場合には、単に形式だけの会議が行われて提出された議案が承認される、という建前に使われる場合もある。 会議形式を会議体という。特に近年、会議の進行役をファシリテーターという。

ファシリテーター

会議を考案し進行役を務めるファシリテーターという専門職がある。そもそも会議は、時間や人件費など、貴重なリソースを投じて行われる。 ファシリテーターは、会議の進行を通じてそれら「資源の浪費」を防ぐ役割を担うことが多い。

会議の種類

トレーニングミーティング
衆議院での会議の様子(1954年6月3日 改正警察法案の審議)

会議の進行方法

会議の進行方法は会議様式によってまちまちであるが、以下の方法が一般的とされる。

会議の内容は保存されるべきものであり、その記録は議事録といわれる。
議事録を作成する係を一般に書記と呼ぶ。速記者などがこれに当たることもある。
参考資料が必要な場合には印刷物を配布することがある。
近年はプロジェクターなどのモニターにPC画面を映し出して会議を進める例も多くなっている。

会議室

会議を行うために設けられた部屋を会議室という。

ソフトウェア

会議に使用されるソフトウェアとして、プレゼン形式の会議ならばPowerPointが最もよく使用される。 互いに意見を出しあう会議で、ブレインストーミング等を行うときはMindManagerが用いられることもある。

派生言語

  • 「ファンミーティング」 タレント、歌手、スポーツチーム・選手など、特定の人物や団体・ユニットのファンを集めての交流会という意味で使われている。
  • ニコニコ大会議 ニコニコ動画のユーザーや視聴者を中心に行われる会議体で、リアルとバーチャルの2面がある。

脚注

  1. ^ kotobank 「会議」
  2. ^ kotobank 「討議」
  3. ^ kotobank 「打ち合せ」
  4. ^ kotobank 「寄り合い」
  5. ^ weblio “meeting”
  6. ^ weblio “conference”

関連項目


議事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 02:36 UTC 版)

両院協議会」の記事における「議事」の解説

両院協議会は、各議院協議委員どちらも3分の2上の出席なければ、議事を開き議決することができない国会法91条)。首相指名議決における両院協議会では、各議院指名され人物以外第三者議題とすることができない。 なお、両院協議会国会議事堂中央の両院協議室(通常は、会期決定延長の際に開かれる常任委員長会議がひらかれる委員長室をその日だけ名称変更する)で開催される協議会議事の進行については、まず各院がそれぞれの議決趣旨説明するその後必要に応じて質疑懇談などを通じ協議会案の作成のための協議が行われる。そして、最後に討論経て採決となる。独自の協議会案が作成され場合は、その案の採決が行われ出席協議委員3分の2上の多数可決されたとき成案となる(国会法92第1項)。 両院協議会案の作成に至らなかった場合は、衆参双方の主張する案を順に採決し成案至らないことを確定させるか、または両院協議会の議長が「意見一致がないため成案得られなかった旨両院報告したい」と宣言し協議委員同意得て採決をしないまま議事を終了する形をとる。成案を得なかったときは各議院協議委員議長は、各々その旨議院報告しなければならない国会法94条)。 両院協議会傍聴することが禁止されている(国会法97条)ため、協議委員(及び速記者等の必要最低限国会職員)以外は退席しなければならない。ただし、秘密会ということはないため、その内容は(いわゆるオフレコ扱い速記止められる懇談部分除き)後に国会会議録作成し公開する会議録公開となっている。

※この「議事」の解説は、「両院協議会」の解説の一部です。
「議事」を含む「両院協議会」の記事については、「両院協議会」の概要を参照ください。

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