議事体裁取調所とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 議事体裁取調所の意味・解説 

議事体裁取調所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:28 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

議事体裁取調所(ぎじていさいとりしらべしょ)は、明治初年、議院制度の調査のために設置された官庁である。

概要

王政復古ののち、朝廷議政官を置いたが、さらに明治元年9月18日(1868年11月2日)、議事体裁取調所を設置した[1]

明治1年9月19日、議政官は中止され、議事取調局が設けられた。これは議政官下局における議論が所期の効果をおさめなかったためである。明治2年1月1日、議事体裁取調所が開設され、4月17日、制度寮に改められ、5月18日、廃止され制度取調所がおかれた[2]

議定山内豊信を総裁に、福岡孝弟大木喬任秋月種樹鮫島尚信森有礼神田孝平を御用掛に任じ、議事制の具体的な細目を起草させ、12月、公議所法則案を脱稿し、翌2年春、その開院によって4月17日(1869年5月28日)、廃止された。

脚注

  1. ^ 明治元年太政官布告第760号 - 『法令全書』、国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 維新史料綱要 東京大学史料編纂所

参考資料




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「議事体裁取調所」の関連用語

議事体裁取調所のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



議事体裁取調所のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの議事体裁取調所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS