掉挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/12 04:12 UTC 版)
Jump to navigation Jump to search仏教用語 掉挙, アウダティヤ |
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英語 | excitement restlessness ebulience flightiness of mind |
パーリ語 | uddhacca |
サンスクリット語 | auddhatya |
日本語 | 掉挙 (ローマ字: Jouko) |
クメール語 | ឧទ្ធច្ចៈ |
チベット語 | རྒོད་པ། (Wylie: rgod pa; THL: göpa) |
掉挙とは、心が昂ぶり頭に血が上った状態を指し、対義語である昏沈(心が深く沈んだ状態)とともに、平静な心を失っているため煩悩とされている。
- 上座部仏教では、14の不善心所のひとつ
- 大乗仏教では20ある随煩悩心所に分類され、そのうち大随煩悩のひとつ[1]
- 瞑想においては、その妨げとなる五蓋のひとつ
- サマタ瞑想においては、5つの障げのひとつ
- パーリ経典においては、十結のひとつ
脚注・出典
- ^ 大乗百法明門論
関連項目
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- >> 「掉挙」を含む用語の索引
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