大乗仏教とは?

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だいじょう‐ぶっきょう〔‐ブツケウ〕【大乗仏教】

大乗1


大乗仏教

作者広坂光則

収載図書閑話百題―ショートショート集 上
出版社新風舎
刊行年月2007.3


大乗仏教

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/17 23:19 UTC 版)

大乗仏教(だいじょうぶっきょう、: महायान Mahāyāna, : Mahāyāna Buddhism)は、伝統的にユーラシア大陸の中央部から東部にかけて信仰されてきた仏教の一派。衆生救済を目的とし、悟りを開いていないが、仏道に励む「菩薩」の立場を重視した[2]




注釈

  1. ^ 図では漢訳仏典に基づく東アジア仏教圏は大乗に、チベット仏教は金剛乗(密教)にラベリングされている。チベット仏教とは密教であると誤解されることがあるが、実際のところチベットの仏教観では、金剛乗は釈尊が段階的に説いた教えのひとつであり、声聞乗・大乗・金剛乗のすべての教えの完備が尊重されている[1]
  2. ^ なお、ジャイナ教でも古くから: mahājāna: mahāyāna)ということをいう[疑問点][3]
  3. ^ アルダマーガディー語に近縁するプラークリットであるパーリ語では mahā jana は「大勢の人々(大衆)」という意味。[4]
  4. ^ 大正蔵の阿含部に収められている央掘魔羅経は大乗経典である[9]
  5. ^ Vetullavada - Wisdom Library
  6. ^ 平川彰は Vetullavāda を方広派、Vetulyaka を方広部と翻訳している[12]パーリ語 vetulla はパーリ語文献では異端という否定的意味で用いられたが、これは九分経のひとつである vedalla (広破)が変化したものと推測され、これに対応するサンスクリットの vaipulya (方広)、vaidalya (広破)、vaitulya (無比)は大乗側では自称として用いられたものである[13]。cf. 付録3 「大乗」のニュアンス─世親、親鸞に通づるもの - 真宗大谷派 西照寺
  7. ^ 波羅蜜という用語が現れたのは、かなり後に編纂された部派仏典のわずかな経論や[19]ジャータカ系・仏伝系の経典から[20]
  8. ^ 融通念仏宗では、『華厳経』・『法華経』を正依とし、「浄土三部経」を傍依とする。

出典

  1. ^ 吉村均「チベット・ネパール仏教の実践」『仏教の事典』 末木文美士・下田正弘・堀内伸二編、朝倉書店、2014年。
  2. ^ a b c d e 保坂俊司監修 『決定版 よくわかる世界三大宗教―キリスト教・イスラム教・仏教』 学研パブリッシング、2012年、118頁。
  3. ^ a b c d e 中村元 『広説佛教語大辞典 中巻』 東京書籍、2001年6月、1120頁の「大乗」の項目。※同頁によれば、ジャイナ教での用例の出典は『アーヤーランガ』の一・三、四・二。
  4. ^ 『パーリ仏教辞典』 村上真完, 及川真介著 (春秋社)1487頁。
  5. ^ 大乗 (阿含部・毘曇部) - 大正新脩大蔵経テキストデータベース。
  6. ^ 摩訶衍 - 大正新脩大蔵経テキストデータベース。
  7. ^ 摩訶衍(阿含部「央掘魔羅經」, 本縁部「舊雜譬喩」「舊雜譬喩經」) - 大正新脩大蔵経テキストデータベース。
  8. ^ 大乗 摩訶衍(央掘魔羅經) - 大正新脩大蔵経テキストデータベース。
  9. ^ 『大蔵経全解説大事典』雄山閣、30頁。
  10. ^ Vetulla:m. 方等部, 方広部, 大乗仏教. -pițaka 方広説の三藏, 大乗経. -vādin 方等部, 大乗説者. (水野弘元「増補改訂 パーリ語辞典」 p.302)
  11. ^ 馬場紀寿「上座部仏教と大乗仏教」『シリーズ大乗仏教2 大乗仏教の誕生』高崎直道監修、桂紹隆・斎藤明・下田正弘・末木文美士編著、春秋社、2011年、145頁、152頁、157頁、167頁・註(20)、169頁・註(44)、170頁・註(61)。
  12. ^ 平川彰 『インド仏教史 上』 春秋社、新版2011年(初版1974年)、170頁、322頁。
  13. ^ 馬場紀寿「上座部仏教と大乗仏教」『シリーズ大乗仏教2 大乗仏教の誕生』高崎直道監修、桂紹隆・斎藤明・下田正弘・末木文美士編著、春秋社、2011年、167頁・註(20)、169頁・註(44)。
  14. ^ 小乗 (阿含部) - 大正新脩大蔵経テキストデータベース。
  15. ^ a b c d 『バウッダ』 中村元・三枝充悳著. 小学館. 337-338頁。
  16. ^ 平山朝治 (2007). “大乗仏教の誕生とキリスト教” (PDF). 筑波大学経済学論集 (筑波大学) (57): 139. https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=7626&item_no=1&attribute_id=17&file_no=1. 
  17. ^ a b 唯識派 - コトバンク
  18. ^ 『バウッダ』 中村元・三枝充悳著. 小学館. 337-339頁。
  19. ^ 波羅蜜 (阿含部・毘曇部) - 大正新脩大蔵経テキストデータベース。
  20. ^ 波羅蜜 (本縁部) ※鳩摩羅什以前の漢訳で訳者が明白な経典のみ表示。 - 大正新脩大蔵経テキストデータベース。
  21. ^ 如来蔵(にょらいぞう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年8月7日閲覧。
  22. ^ デジタル大辞泉「浄土教」
  23. ^ デジタル大辞泉「禅宗」
  24. ^ 『大辞林』第三版「禅宗」
  25. ^ デジタル大辞泉「密教」
  26. ^ a b 薗田香融「東アジアにおける仏教の伝来と受容 : 日本仏教の伝来とその史的前提」『関西大学東西学術研究所紀要』第22号、関西大学東西学術研究所、1989年、 1-36頁、 ISSN 02878151


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大乗仏教

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 13:23 UTC 版)

名詞

大乗 仏教だいじょうぶっきょう

  1. 西暦紀元前後ころから数世紀にかけて北インドに起こった革新的仏教思想とその運動シルクロード通じて中国ベトナム朝鮮半島日本へと伝わった。初期仏教以来の他の仏教部派禁欲的な生活の実践などによる自己救済目的とするのに対して一切衆生救済目的とすることから、「偉大な乗り物」という意味の呼称を用いた。
思想教義の面で旧来の仏教異なる点は、ほとけ)についての考え方修行についての考え方をはじめ、多岐にわたる結果として、大乗仏教は多数の仏(如来)の存在主張する。

発音

ダ↗イジョーブ↘ッキョー

語源

大乗」の語源サンスクリットの महायान(マハーヤーナマハー摩訶)は「大きい、偉大な」、ヤーナは「乗り物」)。

関連語

翻訳




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