語源とは? わかりやすく解説

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ご‐げん【語源/語原】

読み方:ごげん

個々単語の本来の形や意味。また、個々単語成立由来起源


語源学

(語源 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 04:29 UTC 版)

語源学(ごげんがく、: etymologia: etymology)とは、ある語について、何に由来するのか、あるいはいつ借用されたのか、意味やがどのように変化したのかを探る学問である。言語学の中では主要な分野ではなく、また一つ一つの語の由来を探ることは学問的に重視されていないが、その成果は言語の系統を調べる比較言語学で利用される。




「語源学」の続きの解説一覧

語源(命名)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 06:22 UTC 版)

背広」の記事における「語源(命名)」の解説

語源について諸説ある。1967年刊の日本国語大辞典では、漢字の「背広」は外国語の音を表すための当て字であるという説と、意味に由来する命名とする説があるが、外国語由来とする説が有力である、と説明された。幕末から明治初期にかけて「セビロ」というカタカナ表記見られるようになり、一般に明治20年1887年)頃から用いられとされる語源について英国ロンドンの高級紳士服店街「サヴィル・ロウ」(セビルロー)から変化したとする説。 市民服を意味するcivil clothes」から変化したとする説。 市民服を意味するcivil wear」から変化したとする説。 「背部(背の布パーツ)が広い服」の意。(紳士服裁断された布パーツ群の中の背中部分面積大きさによる呼び分けだ、とする説については下の節で続き説明。) 『背筋縫い目がない(※注)ところから「背広」と呼ばれた』と主張する説。(※注)現代スーツ背筋縫い目はある。だが戦前期多く洋装に関する書籍記した木村慶市(木村慶市はテーラーつまり紳士服職人言語学者ではない)の1932年書物では、「古い時代仕立てでは背中中央の縫い目がない」と指摘され主張され)、「我が背広服の語源はモーニングの背の細く狭き反し背広服の背は巾広き 以つて此名を附したること明かなり」と、述べられた(主張された)。 「sack coat」の訳語で「ゆったりした上衣」の意。 紳士服用いられる良質羊毛服地意味する「シェビオット(Cheviot)」から変化したとする説。 など複数あるが、外語由来とする説が有力である。杉本つとむは『増訂通語』に「ベスト上着)」の意で「背心」、「new waistcoat」として「新背心」など、紳士服訳語に「背」の字が使用される(ただし、sack coatの訳にはみえない)ことに注目し中国語由来するとの仮説提示している。 裁断方式に関する明治・大正期の、日本独特の、細かい呼び分け分類法関係して命名されている、とする説明 また、昭和初期ごろまでは裁断上の基本構造区別により、折襟詰襟区別なく背広の語を用いていた。当時日本におけるジャケット裁断では前身頃脇下まで一枚布でとることが一般的であり、一部詰襟服(海軍服など)に限ってのみモーニングフロックコートのように背中食い込む形でサイバラを取ることがあったが、前者裁断を行うもの(背中生地広くとるもの)を総じて背広呼び後者背中生地狭くとり、サイバラ設けるもの)については達磨ダルマ)やジャケツ呼称した。たとえば帝国大学制服詰襟であったが、前者裁断方式をとったため制服制定に関する上申書においても「背広形但建襟」と表記されている。また、山田東明『洋服裁縫新書』における説明では「是は脊廣不断着致しまして、服装には片前両前竪衿折衿返り衿等いろ/\あります」とあり、テーラードカラーのものは背広単なる形態として認識されていたことがうかがえる

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「語源(命名)」を含む「背広」の記事については、「背広」の概要を参照ください。


語源(natio, gens)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 09:16 UTC 版)

ネーション」の記事における「語源(natio, gens)」の解説

元来nationラテン語において「生まれ」を意味するnatio(ナティオ)に由来する概念であり、gensゲンス)とならんで血統と出自女神意味した家族より大きく氏族よりも狭い、「同じ生まれ帰属する人々」を指す言葉であった

※この「語源(natio, gens)」の解説は、「ネーション」の解説の一部です。
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語源

出典:『Wiktionary』 (2021/08/04 11:18 UTC 版)

名詞

(ごげん)

  1. 個々単語みなもと

発音(?)

ご↗げん

用法

Bという言葉元にしてAという言葉ができた場合、「AはBを語源とする」「Aの語源はBである」と表現することができる。しかし、「Aの語源はBから来ている」「Aの語源はBに由来する」といった表現は、文法的に誤っている。

関連語

翻訳


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