係り結びとは? わかりやすく解説

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かかり‐むすび【係(り)結び】

読み方:かかりむすび

文語文で、文中係助詞用いられる場合、それに応じて文末活用語形態変化生じ現象

[補説] 狭義には、上に「風ぞ強き」「風なむ静かなる」「風や出づる」「風かやまざる」のように「ぞ」「なむ」「や」「か」を用いると連体形で結び、「風こそ出づれ」のように「こそ」を用いれば已然形で結ぶことをいうが、広義には疑問詞対す連体止めや、「は」「も」に対して終止形で文が結ばれることも含まれる


係り結び

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/02 23:41 UTC 版)

係り結び(かかりむすび)とは、主として奈良時代から平安時代の日本語に見られる言語現象であって、文中に特定の助詞(これを係助詞という)が現れたとき、それに呼応して文末の活用語が特定の活用形となる現象を言う。係助詞と活用形の呼応関係を強調するとき係り結びの法則ともいう。平安時代まで盛んに行われたが、鎌倉時代、室町時代と時代が下るに従い衰退していった。現代語では多くの方言で消失しているが、琉球方言など一部の方言には残存している。




「係り結び」の続きの解説一覧

係り結び

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 04:17 UTC 版)

小松英雄」の記事における「係り結び」の解説

「ぞ」、「なむ」、「こそ」の意味強調ではない、とし、新たな解釈提示した

※この「係り結び」の解説は、「小松英雄」の解説の一部です。
「係り結び」を含む「小松英雄」の記事については、「小松英雄」の概要を参照ください。

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