日本手話とは? わかりやすく解説

日本手話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/09 14:16 UTC 版)

(にほんしゅわ)、JSL: Japanese sign language)とは、手話の1つ。文字を持たない言語である。伝統文化的手話・ろう者的手話[1]・慣習的手話ともいわれる[2]。日本において、ろう者の両親を持つろう者や、幼児期に一部の私学ろう学校に就学したろう者の言語である[3][4] [5]


  1. ^ 神田和幸(編著) (2009). 基礎から学ぶ手話学. 福村出版 
  2. ^ a b c 末森明夫 (2017). 自然科学と聾唖史. 斉藤くるみ(編著)『手話による教養大学の挑戦』. ミネルヴァ書房. pp. 241-284. 
  3. ^ 木村晴美・市田泰弘 (1995). “ろう文化宣言”. 現代思想 (3月号). 
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 松岡 和美 (2015). 日本手話で学ぶ手話言語学の基礎 (2 ed.). くろしお出版 
  5. ^ 伊藤政雄・竹村 茂著『世界の手話・入門編』(廣済堂出版・ケムの本のコーナー参照)付録「日本語対応手話とは」から採録しました。
  6. ^ a b c d 伊藤政雄 (1998). 歴史の中のろうあ者. 近代出版. p. 227 
  7. ^ a b c d e f g 岡典栄・赤堀仁美 (2011年5月30日). 日本手話のしくみ. 大修館書店 
  8. ^ Wayne H Smith (2005). “Taiwan Sign Language research: an historical overview”. LANGUAGE AND LINGUISTICS-TAIPEI 6.2: 187-215.. 
  9. ^ Sagara, Keiko (2014). The numeral system of Japanese Sign Language from a cross-linguistic perspective. MA thesis, University of Central Lancashire (修士論文、セントラルランカシャー大学) 
  10. ^ Susan Fischer and Qunhu Gong (2010). Variation in East Asian sign language structures. in Diane Brentari (編)Sign Languages. Cambridge University Press. pp. 499-518 
  11. ^ Robert Adam (2012). Language Contact and Borrowing. in Roland Pfau, Markus Stainbach, Bencie Woll (編)Sign Language: An International Handbook. De Gruyter Mouton. pp. 841-862. 
  12. ^ Susan Fischer (1978). Sign Language and Creoles. in Patricia Siple (編)Understanding Language through Sign Language Research. Academic Press. pp. 309-331. 
  13. ^ Dany Adone (2012). Language Emergence and Creolisation. in Roland Pfau, Markus Steinbach, Bancie Woll (編) Sign Language: An International Handbook. De Gruyter Mouton. pp. 862-889 
  14. ^ a b c 木村晴美 (2011). 日本手話と日本語対応手話(手指日本語):間にある「深い谷」. 生活書院 
  15. ^ 市田 泰弘 (2005). “手話の言語学 第6回・空間の文法(2)代名詞と動詞の一致”. 言語 34: 90-98.. 
  16. ^ 木村晴美・市田泰弘 (2014). はじめての手話. 生活書院. p. 26 
  17. ^ 市田泰弘 (2005). “手話の言語学第2回・図像性をめぐる2つの世界ー手話の音韻形態構造(1)「CL構文」”. 月刊『言語』 2005年2月号: 94-100.. 
  18. ^ キュード・スピーチの英訳英辞郎 on the WEB:アルク
  19. ^ キュード・スピーチ(きゅーどすぴーち)とは - コトバンク
  20. ^ 「聴覚障害」とは?>2 コミュニケーション方法
  21. ^ NETAC Teacher Tipsheet 23cuedspeech.pdf キュードスピーチ - 筑波技術大学
  22. ^ 全国ろう児をもつ親の会>DEAF KIDS NEWS>2001/08 「検証 ろう教育用語『キュード・スピーチ』」
  23. ^ 市田泰弘 (2005). “手話の言語学第8回・頭の位置と口型ー日本手話の文法(4)「知覚動詞・思考動詞、非手指副詞」”. 月刊『言語』 2005年8月号: 92-98.. 
  24. ^ 坂田加代子・矢野一規・米内山明宏 (2008). 驚きの手話「パ」「ポ」翻訳:翻訳で変わる日本語と手話の関係. 星湖社 
  25. ^ 市田 泰弘 (2005). “手話の言語学第6回・空間の文法ー日本手話の文法(2)「代名詞と動詞の一致」”. 月刊『言語』 2005年6月号: 90-98.. 
  26. ^ Susan Lloyd McBurney (2002). Pronominal reference in signed and spoken language: Are grammatical categories modality-dependent?. Meier, Kearsy Cormier, David QWuinto-Pozos (eds.) Modality and structure in signed and spoken languages. Cambridge University Press. pp. 329-369 


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日本手話

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相 (言語学)」の記事における「日本手話」の解説

日本手話において相の問題研究途上にある。知られているところでは次のようなものが挙げられる。なお(かっこ)内の説明部分が相変化文法的要素。続く部分日本語訳。 歩く(歩く動作継続する) (継続相) 「ずっと歩く」 歩く(歩く動作断続的にくり返す)(習慣相) 「いつも(定期的に)歩く」 歩く(歩く動作途中でやめる) (直前相) 「歩く前にやめた」 ずっと歩く いつも(定期的に)歩く-ループ状にくり返す。 歩く前にやめた

※この「日本手話」の解説は、「相 (言語学)」の解説の一部です。
「日本手話」を含む「相 (言語学)」の記事については、「相 (言語学)」の概要を参照ください。

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