音声言語とは? わかりやすく解説

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おんせい‐げんご【音声言語】

読み方:おんせいげんご

文字身振りによる表現に対して音声によって伝えられる言語話し言葉


音声言語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/01 15:13 UTC 版)

音声言語(おんせいげんご)とは、聴覚を利用する言語

概要

音声は1次元的(リニア)に認識されるため、聴覚で認識した順序でコミュニケーションが行われる。その際、音声の高低・強弱とその変化、音質、ポーズなど独特の特徴が見られる。音声言語はこれらの特徴を持つ言語である。音声は言語音と非言語音に分けられ、非言語音とは、うめきや咆吼など、単位に分けられないものを指す。音声言語という場合は言語音を中心に考えるが、非言語音も分析の対象になることがある。

各言語との関係

口頭言語

音声言語と口頭言語とは異なる[1][要ページ番号]が、しばしば曖昧に用いられる。

文字言語

音声言語は、文の切れ目をそれ自身では明示しないことが特徴である。また、意味を特定したり、限定したり、明示しない。その結果、同音語は聞き手の知識経験感情、立場によってさまざまに理解される。

音声言語はふつう口から発せられ、時々刻々と消えていく。このため話し手と聞き手がコミュニケーションの場を共有する直接的伝達に用いられることが多い。これに対して文字言語筆記用具などの伝達道具を必要とし、またある程度の期間保存されるため、時間的にも距離的にも隔たった相手との間接的伝達を可能にする。しかし、19世紀に発明された電話・19世紀末から20世紀のいくつかの発明による無線を利用したラジオ放送・同様に同時期の録音再生技術、などにより、距離的に隔たった相手との1対1の、次いで複数とのコミュニケーションが可能になり、現代では時間的な点でも間接的伝達が可能となった[2]

脚注

  1. ^ 福島直恭『書記言語としての「日本語」の誕生 その存在を問い直す』笠間書院、2008年。
  2. ^ 河野六郎「文字の本質」『岩波講座日本語8文字』岩波書店、1977年、5頁。「文字」『言語学大辞典第6巻術語編』三省堂、1996年、1340-1頁。

関連項目


音声言語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 11:21 UTC 版)

「ね」の記事における「音声言語」の解説

現代標準語音韻: 上歯に舌をつけて発音する鼻音である有声子音/n/と、母音から成る。 1モーラ形成する清音ありながら子音有声子音であり、濁音半濁音持たない

※この「音声言語」の解説は、「ね」の解説の一部です。
「音声言語」を含む「ね」の記事については、「ね」の概要を参照ください。

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