音声表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 04:33 UTC 版)
子音 肺臓気流 両唇 唇歯 歯 歯茎 後部歯茎 そり舌 硬口蓋 軟口蓋 口蓋垂 咽頭 声門 破裂 p b (p̪) (b̪) (t̪) (d̪) t d ʈ ɖ c ɟ k ɡ q ɢ ʔ 鼻 (m̥) m ɱ (n̥) n ɳ ɲ ŋ ɴ ふるえ (ʙ̥) ʙ (r̥) r ʀ はじき (ⱱ̟) ⱱ ɾ ɽ (*) (*) 摩擦 ɸ β f v θ ð s z ʃ ʒ ʂ ʐ ç ʝ x ɣ χ ʁ ħ ʕ h ɦ 側面摩擦 ɬ ɮ 接近 (β̞) (ʋ̥) ʋ (ɹ̥) ɹ ɻ j ɰ 側面接近 (l̥) l ɭ ʎ ʟ 非肺臓気流 表・話・編・歴 吸着 ʘ ǀ ǃ ǂ ǁ 入破 ɓ ɗ (ᶑ) ʄ ɠ ʛ 放出 pʼ (t̪ʼ) tʼ kʼ (qʼ) sʼ その他同時調音 ʍ w ɥ ɕ ʑ ɧ (k͡p) (ɡ͡b) (ŋ͡m) 喉頭蓋音 ʜ ʢ ʡ 舌唇音 (t̼) (d̼) (n̼) (θ̼) (ð̼) その他側面音 ɺ (*) (ɫ) 破擦音 p͡ɸ b͡β p̪͡f b̪͡v t͡θ d͡ð t͡s d͡z t͡ʃ d͡ʒ ʈ͡ʂ ɖ͡ʐ t͡ɕ d͡ʑ c͡ç ɟ͡ʝ k͡x ɡ͡ɣ q͡χ t͡ɬ d͡ɮ ʔ͡h 記号が二つ並んでいるものは、左が無声音、右が有声音。網掛けは調音が不可能と考えられる部分。丸括弧内はIPA子音表(2005年改訂版)に記載されていないもの。 国際音声記号 - 子音 表・話・編・歴 母音 前舌 前舌め 中舌 後舌め 後舌 狭 i • y ɨ • ʉ ɯ • u ɪ • ʏ ɪ̈ • ʊ̈ ɯ̽ • ʊ e • ø ɘ • ɵ ɤ • o e̞ • ø̞ ə • ɵ̞ ɤ̞ • o̞ ɛ • œ ɜ • ɞ ʌ • ɔ æ • ɐ • ɞ̞ a • ɶ ä ɑ • ɒ 広めの狭 半狭 中央 半広 狭めの広 広 記号が二つ並んでいるものは、左が非円唇、右が円唇。 国際音声記号 - 母音 表・話・編・歴 音韻論で抽出した有限の音素 (phoneme) はスラッシュ / / の間に入れて音韻表記するが、音声学における物理的な異音 (allophone) は国際音声記号 (IPA) を始めとした音声記号を角括弧 [ ] で囲んで単音表記する。 IPAは、言語音の区別の研究が進んだり、新たな言語音が発見されたり、またより精度の高い表記を目指すに伴って、たびたび更新されている。 例:「ホワイト」英語表記:white 音韻表記:/hwayt/ /hwīt/ など 単音表記:[ʍaɪt] 音声記号はIPAの他にも、コンピュータ上での記述に適したX-SAMPAやキルシェンバウム、各言語固有の音声記号が存在し、米語、ウラル語学や印欧語学固有の記号等、目的に合わせて様々な音声記号が考案されている。 しかし一方で、精度の高い表記(精密表記)には限界があるとして、音声表記を絶対視するのは危険であると主張する立場もある。
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