のうどう‐たい【能動態】
能動態
能動態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 17:09 UTC 版)
動作の主体に視点が置かれており、動詞の語幹に「れる・られる」や「せる・させる」が付かない、無標で表される。
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能動態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 08:22 UTC 版)
「古代ギリシア語の動詞」の記事における「能動態」の解説
ω動詞(ō動詞)の能動態現在の1人称単数は-ω(-ō)の語尾となる。このタイプの動詞は数の上で非常に多く、λέγω(légō、「私は言う」、"I say")、γράφω(gráphō、「私は書く」、I write")、πέμπω(pémpō、「私は送る」、"I send")などがある。活用は通常、規則的である。以下はλέγω(légō)の例である。 λέγω, λέγεις, λέγει, (λέγετον, λέγετον,) λέγομεν, λέγετε, λέγουσι(ν) légō, légeis, légei, (légeton, légeton,) légomen, légete, légousi(n) 「1人称単数、2人称単数、3人称単数、(2人称双数、3人称双数)、1人称複数、2人称複数、3人称複数」 (私は言う、君は言う、彼/彼女/それは言う、(君たち2人は言う、彼ら2人は言う)、私たちは言う、君たちは言う、彼らは言う)(以下、人称変化形の記述では日本語訳は省略する) ("I say, you say, he/she/it says, (you two say, they both say,) we say, you (pl.) say, they say") カッコ内は双数で、「2人の人、2つの物」を表し、1人称はなく、2人称と3人称のみとなる。使用されることは稀だが、アリストファネスやプラトンではまだ使用されていた。 Ὅμηρός τε καὶ Ἡσίοδος ταὐτὰ λέγετον. Hómērós te kaì Hēsíodos tautà légeton. 「ホメロスとヘシオドスの2人は同じことを言っている」 ("Homer and Hesiod both say the same things") 能動態現在の不定詞は-ειν(-ein)の語尾となる。例えば、λέγειν(légein、「言うこと」、"to say")となる。
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「古代ギリシア語の動詞」の記事における「能動態」の解説
μι動詞(mi動詞)は能動態現在の1人称単数が-μι(-mi)の語尾となる動詞を言う。例えば、εἰμί(eimí、「私は~である」、"I am")、φημί(phēmí、「私は言う」、"I say")、δίδωμι(dídōmi、「私は与える」、"I give")、ἵστημι(hístēmi、「私は立てる」、他動詞、"I stand (transitive)")のようになる。中動態の語尾は-μαι(-mai)となり、例えば、δύναμαι(dúnamai、「私は~できる」、"I am able")のようになる。εἶμι(eîmi、「私は行く、行くだろう」、"I (will) go")の現在形は古典期には未来の意味で用いられていた。 このグループの動詞は不規則な変化が多い。例えば、εἰμί(eimí、「私は~である」、"I am")の現在は次のようになる。 εἰμί, εἶ, ἐστί(ν), (ἐστόν, ἐστόν,) ἐσμέν, ἐστέ, εἰσί(ν) eimí, eî, estí(n), (estón, estón,) esmén, esté, eisí(n) 「1人称単数、2人称単数、3人称単数、(2人称双数、3人称双数)、1人称複数、2人称複数、3人称複数」 ("I am, you are, he/she/it is, (you both are, they both are), we are, you (plural) are, they are") εἶμι(eîmi、「私は行く、行くだろう」、"I (will) go")の現在は次のようになる。 εἶμι, εἶ, εἶσι(ν), (ἴτον, ἴτον,) ἴμεν, ἴτε, ἴᾱσι(ν) eîmi, eî, eîsi(n), (íton, íton,) ímen, íte, íāsi(n) 「1人称単数、2人称単数、3人称単数、(2人称双数、3人称双数)、1人称複数、2人称複数、3人称複数」 ("I will go, you will go, he/she/it will go, (you both will go, they both will go), we will go, you (plural) will go, they will go") δίδωμι(dídōmi、「私は与える」、"I give")の現在は次のようになる。 δίδωμι, δίδως, δίδωσι(ν), δίδομεν, δίδοτε, διδόᾱσι(ν) dídōmi, dídōs, dídōsi(n), dídomen, dídote, didóāsi(n) 「1人称単数、2人称単数、3人称単数、1人称複数、2人称複数、3人称複数」 ("I give, you give, he/she/it gives, we give, you (plural) give, they give") その双数形は規則変化に従えばδίδοτον(dídoton)となるはずだが、実際には存在しない。 能動態の不定詞は語尾が-ναι(-nai)となり、例えば、εἶναι(eînai、「~であること」、"to be")、ἰέναι(iénai、「行くこと」、"to go")、διδόναι(didónai、「与えること」、"to give")となる。
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「古代ギリシア語の動詞」の記事における「能動態」の解説
能動態(active voice)の語尾は-ω(-ō)か-μι(-mi)となる。自動詞、他動詞、再帰動詞の意味がある(自動詞が最も多い)。 εἰς Ἀθήνᾱς ἔπλευσε. eis Athḗnās épleuse. 「彼はアテナイへ航海した」 (自動詞、"He sailed to Athens") ἐφύλαττον τὰ τείχη. ephúlatton tà teíkhē. 「彼らは壁を見張っていた」 (他動詞、"They were guarding the walls") αὐτὸς αὑτὸν διέφθειρεν. autòs hautòn diéphtheiren. 「彼は自殺した」 (再帰動詞、"He killed himself")
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能動態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 13:47 UTC 版)
能動態では未来分詞を用いる。esseに未来分詞を組み合わせ、意味は「私は褒めるつもりである」("I am going to praise")、「私は褒めるつもりだった」("I was going to praise")のようになる。 活用意味直説法現在laudātūrus sum 褒めるつもりであるI am going to praise 直説法未完了過去laudātūrus eram 褒めるつもりだったI was going to praise 直説法未来laudātūrus erō 褒めるつもりだろうI shall be going to praise 直説法現在完了laudātūrus fuī 褒めるつもりでいるI have been going to praise 直説法過去完了laudātūrus fueram 褒めるつもりでいたI had been going to praise 直説法未来完了laudātūrus fuerō 褒めるつもりでいただろうI shall have been going to praise 接続法現在laudātūrus sim 褒めるつもりであることI may be going to praise 接続法過去laudātūrus essem 褒めるつもりであるかもしれないことI should be going to praise 接続法現在完了laudātūrus fuerim 褒めるつもりでいたことI may have been going to praise 接続法過去完了laudātūrus fuissem 褒めるつもりでいたかもしれないことI should have been going to praise
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