能動型通信衛星とは? わかりやすく解説

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能動型通信衛星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 04:09 UTC 版)

通信衛星」の記事における「能動型通信衛星」の解説

地上から送信され電波信号衛星受信して電力増幅し高利得のアンテナにより地上向けてダウンリンクする能動型衛星開発が行われた。 テルスター衛星初めての能動型通信衛星である。ベル研究所開発されCバンドトランスポンダ装備していた。この際アップリンク6ギガヘルツ帯、ダウンリンク4GHz帯という周波数組み合わせその後広く通信衛星用いられるものとなった。この衛星1962年7月10日NASAによりケープカナベラル宇宙基地から初の民間企業スポンサーとなって打ち上げられた。テルスター衛星は2時間37分で周回する軌道傾斜角45度楕円軌道遠地点 約5,600km、近地点 約950km)に投入された。テルスターAT&T所属するがこれはAT&Tベル研究所アメリカ航空宇宙局イギリス郵政省フランス郵政省間の衛星通信技術開発するための多国間合意よるものである。 その後トランスポンダの数や帯域増やし送信電力高めたリレー1号衛星1962年12月13日打ち上げられた。このリレー1号用いて1963年11月23日行われていた初の日米テレビ伝送実験中にジョン・F・ケネディ米国大統領暗殺事件報道され、その映像視聴者強烈な印象与えた

※この「能動型通信衛星」の解説は、「通信衛星」の解説の一部です。
「能動型通信衛星」を含む「通信衛星」の記事については、「通信衛星」の概要を参照ください。

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