アップリンク
その機器が実装しているベースとなる転送速度よりも上位の転送速度を持つポートのことを指していう。例えば、10BASE-Tを複数ポート装備したスイッチであれば、Fast EthernetやGigabit Ethernet、ATMなど、より高速のLANへ接続するためのポートを指す。また、そのようなポートを利用して上位へ接続することを指すこともある。トラフィックが集中するサーバーの接続や、バックボーンに接続する際にアップリンクを使用することが多い。スイッチを相互接続するポートをさすこともある。アップリンクは、より高速のポートをさすため、「Big Pipe(ビッグパイプ)」と呼ばれることもある。
関連用語:
アップリンク
アップリンクとは、通信において、端末側からより基地局やサーバー側に近い方向への通信経路のことである。
端末側と基地局側では、装備や環境などの諸条件に違いがあるため、使用される周波数帯域や通信速度などが異なることが多い。このような場合「アップリンクの帯域は xxx Hz」、「ダウンリンクの帯域は yyy Hz」のように表現して区別する。
PCを端末として利用している環境では、ほとんどの場合、接続先はアップリンクとなる。
なお、端末が複数の局やサーバーなどと接続可能な場合、接続先をどのように決めるかということが問題となる。インターネットではこれを決める処理をルーティングと言う。
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