アップリンク
その機器が実装しているベースとなる転送速度よりも上位の転送速度を持つポートのことを指していう。例えば、10BASE-Tを複数ポート装備したスイッチであれば、Fast EthernetやGigabit Ethernet、ATMなど、より高速のLANへ接続するためのポートを指す。また、そのようなポートを利用して上位へ接続することを指すこともある。トラフィックが集中するサーバーの接続や、バックボーンに接続する際にアップリンクを使用することが多い。スイッチを相互接続するポートをさすこともある。アップリンクは、より高速のポートをさすため、「Big Pipe(ビッグパイプ)」と呼ばれることもある。
関連用語:
アップリンク
アップリンクとは、通信において、端末側からより基地局やサーバー側に近い方向への通信経路のことである。
端末側と基地局側では、装備や環境などの諸条件に違いがあるため、使用される周波数帯域や通信速度などが異なることが多い。このような場合「アップリンクの帯域は xxx Hz」、「ダウンリンクの帯域は yyy Hz」のように表現して区別する。
PCを端末として利用している環境では、ほとんどの場合、接続先はアップリンクとなる。
なお、端末が複数の局やサーバーなどと接続可能な場合、接続先をどのように決めるかということが問題となる。インターネットではこれを決める処理をルーティングと言う。
アップリンク
アップリンク
アップリンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 09:59 UTC 版)
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2023年1月) |

アップリンク(uplink、up link)とは、衛星通信、あるいは衛星放送や衛星中継を利用するときに、地球局(地上局)から通信衛星に向けて送信される通信経路のこと。
反対方向の通信はダウンリンクと呼ばれる。 アップリンク側は地上に送信施設を設置するため、電源に余裕が在ることから大電力で送信できる。このため、高周波の電波を使って通信能力を向上させ、電波の減衰は高出力で補っている。しかし、ダウンリンク側は衛星の電力供給能力が限られていることから、電波の減衰抑制を優先して、アップリンク側よりも低い周波数を使用することが多い。こうした事情から衛星を利用する通信や放送では、一般的にアップリンクとダウンリンクで使用する周波数帯が異なる。
脚注
関連項目
アップリンクと同じ種類の言葉
- アップリンクのページへのリンク