アップ‐ストリーム【up-stream】
ダウン・ストリーム,アップ・ストリーム
アップストリーム
アップストリームとは、ネットワークを流れるデータ(stream)の中でも、クライアント側からサーバー側へ向かうデータの流れのことである。「上り」とも表現される。
例えば、WebブラウザからWebサーバーにリクエストを出す際のデータの流れはアップストリームに該当する。逆にWebサーバーからWebブラウザへのデータ転送はダウンストリームと呼ばれる。ダウンストリームやアップストリームは、サーバーのようなネットワークの中央に位置する機器を上流になぞらえた表現である。
サーバーとクライアントの関係では、クライアントからサーバへのデータ転送よりも、サーバからクライアントへのデータ転送の方が多い場合が一般的である。このため、インターネットではプロバイダからパソコンへの方向へデータが流れるダウンストリームのほうがアップストリームよりも高速であるように設計されていることが多い。例えばADSLでダウンストリームが最大47Mbpsであった場合には、アップストリームが最大5Mbpsであったり、またダウンストリームが12Mbpsであればアップストリームが1Mbpsであったりする。このようなネットワーク設計は非対称型と呼ばれる。
最近では、ビデオチャットのように双方向でリッチデータを発信する機会が増えているため、インターネットのアップストリームにもある程度の速度が要求されつつある。
参照リンク
FLET'S.com サービス内容 ~NTT東日本
アップストリーム
上流部門
【英】: upstream sector
同義語: アップストリーム
石油産業を、原油の探鉱・開発・生産までの原油の開発段階と、それ以後の段階、すなわち精製・販売・輸送その他の段階の二つに大別することができるが、前者を石油業界では上流部門もしくはアップストリームという。石油の流れを川の流れにたとえると、開発段階はその上流にあたるというところに由来する。石油産業の全操業投資のうち、自由世界合計で上流部門投資は 1976 年までは 50 %以下であったが、1977 年以降は 50 %を超えるようになり、1981 年で 58 %強を占めている。米国内では 85 %弱を占めている。石油の上流部門操業は、原油生産のほか天然ガス並びにガス凝縮油(コンデンセート)の生産を伴う。 |
アップストリーム (曖昧さ回避)
(アップストリーム から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/25 10:35 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アップストリーム
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。 |
- アップストリームのページへのリンク