ダウンストリーム【downstream】
ダウン・ストリーム,アップ・ストリーム
ダウンストリーム
ダウンストリームとは、ネットワークを流れるデータ(stream)の中でも、サーバ側からクライアント側へ向かうデータの流れのことである。「下り」とも表現される。
例えば、WebサーバーからWebブラウザへのデータ転送がダウンストリームに該当する。逆にブラウザからサーバーにリクエストを出す際のデータの流れはアップストリームと呼ばれる。ダウンストリームやアップストリームは、サーバーのようなネットワークの中央に位置する機器を上流になぞらえた表現である。
サーバーとクライアントの関係では、クライアントからサーバへのデータ転送よりも、サーバからクライアントへのデータ転送の方が多い場合が一般的である。このため、インターネットではプロバイダからパソコンへの方向へデータが流れるダウンストリームのほうがアップストリームよりも高速であるように設計されていることが多い。例えばADSLでダウンストリームが最大47Mbpsであった場合には、アップストリームが最大5Mbpsであったり、またダウンストリームが12Mbpsであればアップストリームが1Mbpsであったりする。このようなネットワーク設計は非対称型と呼ばれる。
最近では、ビデオチャットのように双方向でリッチデータを発信する機会が増えているため、インターネットのアップストリームにもある程度の速度が要求されつつある。
参照リンク
FLET'S.com サービス内容 ~NTT東日本
ダウンストリーム

下流部門
【英】: downstream sector
同義語: ダウンストリーム
石油産業を、原油の探鉱・開発・生産までの段階と、それから後の精製・輸送・販売その他の段階との二つに大別することができるが、後者を一般的に下流部門もしくはダウンストリームという。(→上流部門) |

ダウンストリーム (曖昧さ回避)
(ダウンストリーム から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/25 10:32 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ダウンストリーム
![]() |
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。 |
- ダウンストリームのページへのリンク