核燃料

デジタル大辞泉

かく‐ねんりょう〔‐ネンレウ〕【核燃料】

読み方：かくねんりょう

原子炉内で核分裂を起こし、エネルギーを発生する物質。天然ウラン中に約0.7パーセント含まれるウラン235と、中性子を照射して作るウラン233・プルトニウム239がある。原子核燃料。原子炉燃料。原子燃料。

原子力放射線用語

核燃料

読み方：かくねんりょう
英語表記：nuclear fuel

核分裂連鎖反応を起こしエネルギーを発生する可能性のある物質をいう。
原子力発電所で使用されるウラン燃料は、最も一般的なものであるが、他にトリウム、プルトニウムなどの同位体の中には、核分裂するものがあるので、これらを含む物質などは核燃料物質として、使用、保管、輸送は法律上の規制を受ける。

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核燃料

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/21 00:00 UTC 版)

核燃料（かくねんりょう、英: nuclear fuel）とは、核分裂連鎖反応を起こし、エネルギーを発生させるために相当期間原子炉に入れて使うものを言う。ウラン233 (²³³U)、ウラン235 (²³⁵U)、プルトニウム239 (²³⁹Pu) などを指す。

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核燃料

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/14 22:31 UTC 版)

「原子力発電」の記事における「核燃料」の解説

詳細は「核燃料」を参照 原子には、中性子を捕捉して分裂する物と、捕捉しても分裂しない物があることが知られている。分裂する物として代表的なものは、ウランの放射性同位体であるウラン235、プルトニウム239である。しかし、プルトニウム239は天然にはごく微量しか存在しないため、核燃料としてはウラン235が使われる。このウラン235は天然鉱石である閃ウラン鉱に含まれる。しかしこの中にはウラン235が0.7 %程度しか含まれていないため、21世紀初頭現在の一般的な原子炉で核燃料として利用するには、ウラン濃縮工程と呼ばれるウラン235の濃縮作業が必要となる。 また、分裂しない元素としては、ウラン238が知られている。ウラン238は、中性子を捕捉することによってプルトニウム239に転換でき、これを核燃料として使用することができる。

核燃料

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/12 09:26 UTC 版)

「トリウム」の記事における「核燃料」の解説

第二次大戦後のアメリカでトリウム燃料サイクルが着目、研究された。現在はインドのトリウム炉で利用されている。

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「核燃料」の例文・使い方・用例・文例

• 核燃料使用反対の嘆願書に署名する
• 使用済核燃料
• 核燃料の再処理を行い、プルトニウムを取り出す
• 核燃料の再処理に危険が伴うことは明らかだ。
• 核燃料.
• 核燃料再生工場.
• 使用済み核燃料の再利用.
• 使用済み核燃料.
• 核燃料が消費された後に、原子炉に残された放射性廃棄物
• 核燃料としてのウラン
• 核燃料
• メガワット日という,核燃料の燃焼率を表わすときに用いられるエネルギーの単位
• 新しい核燃料をつくりながら発電できる原子炉
• 原子炉の使用済燃料の中から核燃料物質を回収する工場
• 動力炉核燃料開発事業団という特殊法人
• 核燃料となる資源
• 臨界量という,核分裂を継続させるのに必要な核燃料の量
• JCOは核燃料加工会社である。