核液とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 化学 > 化学物質 > 物質 > 核液の意味・解説 

核質

(核液 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 21:35 UTC 版)

核質もしくは核原形質(nucleoplasm, karyoplasm)とは、核膜に包まれている原形質の総称である[1]核液(nuclear sap)とも呼ばれる。細胞細胞質を含んでいるのと同様に、細胞核は核質を含んでいる。核質は粘度の高い液体で、染色体核小体を包んでいる。核質の中には、DNA複製等に必要なヌクレオチドをはじめとする多くの物質や、細胞核の中で直接作用する酵素などが溶解している。また、核基質として知られる線維のネットワークを核質内に見出すことができる。核質の液状の可溶画分は "nuclear hyaloplasm" と呼ばれている。


  1. ^ 【核質】:八杉竜一ほか 編 『生物学辞典』(第4版)岩波書店、1996年。ISBN 978-4000800877 


「核質」の続きの解説一覧



核液と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「核液」の関連用語

核液のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



核液のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの核質 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS