エネルギーの単位とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > エネルギーの単位の意味・解説 

エネルギーの単位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/07 09:59 UTC 版)

エネルギーの単位(エネルギーのたんい、: units of energy)には、様々なものがある。それは、エネルギーが多様な形態を取ることができ、それにより多数のエネルギーの定義法があるためである。

仕事による定義

エネルギーは、等価の仕事により定義できる。国際単位系(SI)におけるエネルギーの単位であるジュール(J)は、「1ニュートン(N)の力がその力の方向に物体を1メートル(m)動かすときの仕事」と定義されており、力の単位と長さの単位から組み立てられている。SI基本単位からは以下のように組み立てられる。

脚注

注釈

  1. ^ 記号は、仕事と熱量については kW・h であり、電力量については kWh である。単位記号のkW・h と kWh との違いについては、キロワット時#単位記号を参照のこと。

出典


ウィキペディアウィキペディア

エネルギーの単位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 06:41 UTC 版)

エネルギー」の記事における「エネルギーの単位」の解説

「エネルギーの単位」、「ジュール」、および「カロリー」も参照 国際単位系におけるエネルギー仕事 (物理学)および熱量の単位ジュール (J) である。日本計量法においても、仕事、熱量電力量法定計量単位は、ジュールワット秒またはワット時である。 計量法は、栄養学食品分野における熱量計量限ってカロリー (cal) の使用認めている。1999年10月以降カロリー正確に 4.184 J である。 国際単位系は、カロリー使用を全く認めていない。1948年第9回国際度量衡総会は、「熱測定実験結果は、できるだけジュールで表すこと、やむなくカロリーで表す場合は、ジュールとの換算値を示すこと」を要請したが、日本では依然としてカロリー頻繁に使われている。 エネルギーの単位とその分類は国際単位系国際文書および計量法規定によれば次のようになっているSI組立単位ジュール(J) ワット秒Ws または W・s)= ジュール法定計量単位法定計量単位である非SI単位ワット時Wh または W・h) = 3600 J ( キロワット時 (kWh または kW・h) (= 3.6 MJ)は、SI接頭語付した単位一例である。) SI併用単位電子ボルト (eV) = 1.602176634×1019 J(正確に) (ただし、法定計量単位ではない。) 特殊の計量用い法定計量単位(「人若しくは動物摂取する物の熱量又は人若しくは動物代謝により消費する熱量計量」に限って使用できる。)カロリー(= 4.184 J)、キロカロリーメガカロリー、ギガカロリー(キロメガギガ以外のSI接頭語付することはできない。) ヤード・ポンド法の単位航空関係法定計量単位併記し輸入品一部限られる。)英熱量 (Btu) = (正確に)1055.06 J 取引証明での使用禁止されている単位エルグ (erg) = 107 J1995年9月30日までは、法定計量単位であった。) 石油換算トン (toe) = 41.868 GJ 石炭換算トン (tce) = 29.3076 GJ

※この「エネルギーの単位」の解説は、「エネルギー」の解説の一部です。
「エネルギーの単位」を含む「エネルギー」の記事については、「エネルギー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エネルギーの単位」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

「エネルギーの単位」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

すべての辞書の索引



Weblioのサービス

「エネルギーの単位」の関連用語









9
質量単位 デジタル大辞泉
72% |||||


エネルギーの単位のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エネルギーの単位のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエネルギーの単位 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエネルギー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS