てい‐こう〔‐カウ〕【抵抗】
読み方:ていこう
[名](スル)
1 外部から加わる力に対して、はむかうこと。さからうこと。「権力に—する」「大手資本の進出に地元の商店会が—する」
2 すなおに受け入れがたい気持ち。反発する気持ち。「相手の態度に—を感じる」「一人で入るには—がある」
3 流体中を運動する物体が流れから受ける、運動方向と逆向きの力。
4 「電気抵抗」の略。
[用法] 抵抗・反抗——「むやみに抵抗(反抗)したって仕方がない」など、手向かう意では相通じて用いられる。◇「抵抗」は他からの力に張り合い、それを退けようとすることに重点がある。「誘惑に抵抗する」「市民の激しい抵抗にあう」「病魔への抵抗にも限界があった」◇「反抗」は外からの力、特に権威・権力にさからおうとすることに重点がある。「反抗」が否定的に評価されることがあるのはそのためである。「理由なき反抗」「親に反抗して家を出る」◇類似の語に「反発」がある。他の人の意見・考え方にさからう点で「抵抗」と相通じて用いられる。「友人の反発を招く」「上司の発言に反発する」
抵抗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/05 14:19 UTC 版)
抵抗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 00:19 UTC 版)
「ジョン・ケイ (飛び杼)」の記事における「抵抗」の解説
1733年7月、ケイは飛び杼の製造のために出資を募りコルチェスターで事業を開始した。これは産業革命のきっかけとなる生産性を向上させる最初の機器であって、産業界に動揺が生じることは予期されていなかった。しかし1733年9月、コルチェスターの手織り職人はケイの発明で生計が成り立たなくなることを心配し、王にケイの発明品生産事業を止めさせるよう請願した。 また飛び杼は織りの生産性を向上させるものの、糸の生産性はまだ上がっていなかったため、紡績業者にとっても破壊的影響が予想された。 ケイはベリーで飛び杼を普及させようとしたが、それが十分実用に耐えることを毛織物業者に納得させることができず、その後2年間は技術の改良に費やし、1733年の特許よりさらにいくつかの改良を施したものを開発した(そのことが後の特許紛争で問題を生じている)。 1738年にはリーズに移り住んだが、特許料の不払いという問題が生じた。当時、飛び杼1個につき、年間15シリングの特許料を設定していた。発明も続けており、同年いくつかの特許を取得しているが、それらは事業には結びつかなかった
※この「抵抗」の解説は、「ジョン・ケイ (飛び杼)」の解説の一部です。
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抵抗
「抵抗」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の抵抗をやめさせる
- 女性の参政権に対する抵抗をなくすまでには長い歳月がかかった
- 感染への身体の抵抗力
- 気力のない抵抗の試み
- 彼らはできるだけ長く抵抗した
- 摩擦抵抗
- その負傷した兵士は抵抗の構えをまったく見せなかった
- 暴力を用いない抵抗
- 反乱軍は警官隊に抵抗した
- 連れて行かれないように抵抗する
- その脱走者は追い詰められたとき何の抵抗もしなかった
- 風の抵抗を受ける
- 彼は抵抗の決意が固い
- 彼は最後の抵抗をした
- たばこを吸ってみたいという誘惑に抵抗する
- 彼らは敵の攻撃に果敢に抵抗した
- 吸血鬼は流血への欲求に抵抗できなかった。
- 整形は風の抵抗を減らすのに役立つ。
- 主にイスラエルに対する抵抗運動をするアラブゲリラは重武装だった。
- 保護主義者はその高速道路の建設に抵抗している。
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