かまえ〔かまへ〕【構え】
構え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:26 UTC 版)
相手の力量に応じ、構えが変幻自在になる様は、円の受けと呼ばれた。大きくゆったりと「円心の構え」⇒「龍尾の構え」⇒「上下の構え」⇒「弓受けの構え。」⇒「鶴足立ちの構え」と円を描きつつ変化させ、いつの間にか間合いを詰め、相手に自分のペースで技を出させない試合運びをした。第5回オープントーナメント全日本空手道選手権大会の準々決勝までの対戦相手は、山崎が「円の受け」で追いつめて、相手の攻撃を待ちながら自らも攻撃をする。しかし対戦相手はほとんど技を出すタイミングを逃し、まれに出しても受けられた直後に攻撃される。この繰り返しで対戦相手は、頻繁に場外へ逃げるはめになっていた。構えで山崎は「中心は物理的な身体中央の急所が集中するライン。重心は首からまっすぐ下に落ちるラインで動きの要。重心が安定しなくては戦えない」と中心と重心を非常に重要視している。
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構え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 18:36 UTC 版)
右手は軽く肘を曲げ、手の甲を上にし、剣の指鐶に指を通して、ポンメルを手首の裏に当て、切っ先は相手の喉に狙いをつける。指を支点にポンメルは剣の重さで上に上がるため、剣先は下がらず、構えていても楽なのだ。この場合、刃は水平になる。イタリアではポンメルを手首に当てる持ち方はせず、刃は垂直にかまえる。 左手は頬の前に垂直に立てて、手を左右に振って顔面の防御をする。左腕を犠牲にして急所を守る。なお、剣の防御は近代フェンシングでは8番までだが、レイピアでは9番目まであり、その順序も異なっている。これらはカットがまだ残る古い型である。例えば5番は頭上に水平に構えるのだが、これは現在ではサーブルの頭へのカットに対しての防御に見られる。 また、イタリア式とフランス式では順序が異なる。たとえばイタリア式は腕を斜め上に伸ばし切っ先を斜め下(相手の中心)向けて1番、切っ先の位置を変えず腕を右に2番、そのまま時計方向腕を下に3番、左に肘を反るようにして4番となる。 よくある誤解で、「レイピアは撓る」といわれる。これは競技フェンシングの剣ではある程度当てはまる。競技フェンシングは振込むことで先端が撓り、相手の背後を突く(正確には剣の先端を当てる)ことができた。しかし、これは競技テクニックであり生死を賭けるような剣術ではそのような攻撃はダメージを与えられない。また、撓ることで衝撃を逃がし安全になる。実際にレピアはそれほど撓るものではない。撓ると先端がぶれ、正確で鋭い突きができないからである。剣の見極めの一つに剣を持って拳で握った手を叩く。良い剣は中心部がぶれても先端はぶれない。悪い剣は先端が大きくぶれる。
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構え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 03:17 UTC 版)
通常は最初左に構えるが5種類の構えは、それぞれ左右の半身どちらでも構えることができる。 中段の構え 半身に構え、元手(石突側の手)を後ろ足の付け根に置き、切先で相手の鳩尾を狙うように構える。基本的な構えであり、攻撃にも防御にも転じやすい。 八相の構え 元手を前足側の腰骨、もう一方の手を後ろ足側の耳の横に置き、なぎなたを立てて構える。 もっとも攻撃的な構えであり、試合等でも頻用される。 下段の構え 元手を後ろ足側の顔の横におき、刃筋を上向きにして前足の脛を守るように構える。 相手の足元を攻めつつ自分を守る構え。 上段の構え なぎなたを頭上にあげ、石突で相手を狙うように構える。 攻撃的且つ気位のある構えである。 脇構え 両手をまっすぐ下ろし、石突で自分の正中を守りつつ相手を狙い、水平に構える。 最もトリッキーで変化に応じて打突できる構えである。
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構え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 06:00 UTC 版)
以下は主要なもの。 まっすぐ 玉やけんなどを真下に垂らした状態、または玉をけん(けんを玉)に乗せて正面で構えた状態。 ななめ 玉やけんなどを反対の手で持って体側に引き寄せ、地面に対し角度がついた状態。
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構え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 03:45 UTC 版)
「デス バイ ディグリーズ」の記事における「構え」の解説
L1ボタンを押すことにより、ニーナが構えを取る。この際、十字キーの左右で構えの種類(コマンド技、近接武器、銃火器の3つ)を、上下で武器の種類を切り替えることが可能で、それぞれに合わせてニーナが構えを取る。また、以下の操作で繰り出すことができる技は、戦闘中にコンボを決めることで手にはいる「スキルポイント」と交換することで増やすことが可能で、またレベルの上昇によって覚えられる技も増える。
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構え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:58 UTC 版)
か … 両手首を合わせて手を開いて、体の前方から腰にもっていく(ここで「か」と発音) め … 腰付近に両手を持っていきながら(ここで「め」と発音) は … 体内の気を集中させ(このときに「は…め…」とゆっくり発音) め … 両手を完全に後ろにもっていて、溜めにより気が満ちた状態。 波 … 気功波として両手から対象に向けて放つ(「はー!」と叫びつつ一気に放つ) 掛け声は間違っていたり、発しなくても撃つことはできる。忙しい時は「波!!」だけの時も。後述の通り発射後の射角変更が可能だが、基本的には対象に向けて一直線に放つビームとしての性質を持つ。 足を大きく広げ腰を落とす型が基本だが、両手を使わず片手だけ、手の代わりに足からでも、かめはめ波を撃つことができ、第23回天下一武道会で孫悟空が足でかめはめ波を放った際には、技を編み出した亀仙人も驚いていた。また上記の構えでなくても、かめはめ波とされている技もある。熟練すると、発射した気功波を自分の意思で曲げることができるようになる。込める気の度合いにより段階的に威力の大きさが示されたり、前述の足から放った場合のように応用技、変形技が多いのも特徴のひとつである。 鶴仙流のどどん波など、同様の原理の技は作中に多数登場。このことから、かめはめ波は亀仙流独自の型による、数ある気功波放出法のひとつといった位置づけにある。
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「構え」の例文・使い方・用例・文例
- 明るい将来があなたを待ち構えています
- 猫は飛びかかろうと低く身構えた
- 警官は強盗に向けて銃を構えた
- あなたの言い分は正しいかもしれないが同意する心構えができていない
- その負傷した兵士は抵抗の構えをまったく見せなかった
- 兵隊たちはいつでも発射できるようにライフル銃を構えて立っていた
- その家族は奈良市に居を構えた
- 気楽に構えろよ,そうでないと考えすぎて病気になるぞ
- 我々は最悪の事態の心構えをしておくべきだ
- 彼が倉庫のような場所に、初めて店を構えた
- 彼が京都市に店舗を構える
- 彼が思わずカメラを構えた
- 弊社は向かいのファッションビルにオフィスを構えています。
- Baronは、アジアの主要都市に100 を超えるホテルを構える、ビジネスホテルの巨大企業で、高級ホテル市場への進出を目指している。
- 事業が成長して、全米の主要都市や郊外の地域に80 以上の小売店を構えるほどになった。
- 新進気鋭のチーズ職人は、パリに店を構えた。
- イノベーションと改善の心構え
- 後ろ向きならないで、前向きになりなさい!気楽に構えて思い悩まないで。
- 彼は銃を構えていました。
構えと同じ種類の言葉
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