cut
「cut」とは、切る・傷つける・切り離すなどのことを意味する表現である。
「cut」とは・「cut」の意味
「cut」とは、「切る」「傷つける」などの意味を持つ表現である。他にも「切り離す」「摘み取る」「身を切る」など様々な意味を持つ。名詞としても、動詞としても用いることができる英単語である。「cut」の活用変化一覧
・cutting(現在分詞)・cut(過去形)
・cut(過去分詞)
・cuts(三人称単数現在)
「cut」の語源・由来
「cut」の語源は、中期英語の「ketten(切る)」である。また、ゲルマン祖語の「kutijana(切る)」にも由来している。「cut」を含む英熟語・英語表現
「no cutting」とは
「no cutting」とは、「切らない」「切断しない」といった意味合いの表現である。「cutting」は「cut」の現在分詞で、「切ること」や「切断」を意味する。「no」は否定に用いられる単語のため、「no cutting」で「切らない」「切断しない」という意味になる。
「hair cut」とは
「hair cut」とは、「散髪」や「髪型」、「ヘアスタイル」という意味で用いられる英熟語である。名詞として用いられる表現で、「I get a haircut once a month at a nearby barber shop.(私は月に1回、近くの床屋で散髪している。)」、「I am getting tired of my current haircut and would like to try a new one.(今の髪型にも飽きてきたため、新しい髪型に挑戦してみたいと思う。)」のように使われる。
「cut across」とは
「cut across」とは、「突っ切る」「横切る」といった意味の表現である。近道するために、道を横切ったり突っ切ったりする時の表現として用いられる。例文としては、「I didn't seem to be in time for the meeting, so I cut across the main street.(待ち合わせの時間に間に合いそうになかったため、大通りを横切って渡った。)」、「When I'm in a hurry, I always cut across the nearby woods.(急いでいる時は、いつも近くの森を突っ切っている。)」などが挙げられる。
「cut at」とは
「cut at」とは、「切ってかかる」「切りつける」などの意味を持つ表現である。「at」の後に名詞などを置いて使われる。例えば、「The passerby is suddenly cut at culprit.(通行人が、いきなり犯人に切りつけられた。)」のように用いることができる。
「cut away」とは
「cut away」とは、「切り取る」「切り捨てる」「急いで立ち去る」といった意味合いの表現である。例文としては、「The calyx of the eggplant was cut away for use in cooking.(料理に使うために、ナスのヘタを切り取った。)」、「He did not hesitate to cut away his friends.(彼は躊躇なく仲間を切り捨てた。)」、「I was become unbearable and cut away.(私はいたたまれなくなり、急いで立ち去った。)」などが挙げられる。
「cut」の使い方・例文
「cut」は、「切る」という意味で用いられることが多い。例えば、「My father cut a large piece of wood into planks to make a kennel.(父は犬小屋を作るために、大きな木を板状に切った。)」、「I was going to barbecue by the river, but I forgot my knife for cutting vegetables.(川辺でバーベキューをするつもりだったが、野菜を切るための包丁を忘れてしまった。)」のように用いることができる。他にも「cut」は以下のような使い方ができる。・I took advantage of my day off to clean up the yard and cut the grass.(休みを利用して、庭掃除と草刈りをした。)
・People used to cut down forests with their own hands.(人々は昔、自分達の手で森を切り開いていた。)
・In the wake of the recession, his salary was cut by 10 percent.(不況のあおりを受けて、給料は10%切り下げられた。)
「cut」と「slice」と「chop」の違い
「切る」という表現をする時、「cut」だけではなく「slice」や「chop」が用いられることも多い。同じ「切る」という意味を持つ英単語だが、ニュアンスが異なるため使い分ける必要がある。「cut」は「切る」という意味で、最もよく使われる表現である。果物を切る、木材を切る、紐を切るなど様々表現で使うことができる。「slice」は「薄く切る」、「スパッと切る」というニュアンスが強い。玉ねぎや人参など、食べ物を薄く切る時に用いられることが多い。「chop」は「切り刻む」、「叩き切る」という表現でよく使われる。肉を包丁で切り刻む、斧で木を叩き切るのような表現をする時に「chop」を用いる。かっ‐と
1 激しく燃え上がったり、強く照らしたりするさま。また、急に明るくなるさま。「太陽が—照りつける」
カット【cut】
読み方:かっと
[名](スル)
2 一部分を削ったり、省いたりすること。削除。「一部—して放映する」「賃金を—する」
3 髪を切り整えること。また、切り整えた形。「前髪を短く—する」「ショート—」
6 ダイヤモンドの鑑定指標の一つ。研磨の仕上がりや形を5段階で評価する。→4C
7 テニス・卓球などで、ボールを斜めに切るように打って逆回転を与えること。→アンダーカット1
8 球技で、送球やパスを、別の選手が途中で捕球したり、さえぎったりすること。
9 野球で、打者が、打ちにくい球に軽くバットを当てて意識的にファウルにすること。
10 ゴルフで、打つ際にクラブフェースが飛球線に対して外側から内側へ抜けていく状態。
カット 【cut】
カット (数理計画における)
カット(4C)
カット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 10:54 UTC 版)
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カットは、英語 "cut"からの外来語で、元来は「切る」の意の動作動詞、あるいは「切断」の意の名詞であるが、そこから発展して様々な意味がある。日本語でもそれぞれの意味を借用し、多くの分野において専門用語として定着している。動詞として用いる場合は「カットする」となる。
映像編集
YouTube編集、映画、テレビ番組、ゲーム、アニメーション等の映像作品において、連続的に撮影された二つのショット(場面)を切って繋げる事、或は二つ以上に分かれた部分を一つのショットに繋げる事、つまり編集する場合は英語のcutに該当する。従って、映画やドラマで用いられる「ディレクターズ・カット」は、ディレクターや監督によって編集されたということであり、英語の正しい使い方になる。
一方、英語のshotに該当する場合は、日本の和製造語(shotとcutの混同)であり、「ショット」が正確である。
なお、日本語でカット割り(する)というのは、プリプロ段階でのショット構成としての絵コンテ作りやショットリストの作成を指す。日本語における英語のショットとカットの混同という言語環境の特殊性に留意しなければならない。
映画監督は、撮影を止める際に「カット」と言う。
あるショットに別のショットを挿入することをインサートという。(カットインなどと英語では言わない)この場合は、主となる長めのショットに従となる短めのショットが切り込まれるが、二つのショットが対等である場合はリバースカットという。(カットバックなどとは英語では言わない)
放送
テレビなどの放送においてのカットとは、上述と同じ意味にも使われるが、別の意味もある。
事前に収録されていた映像や音声を放送しないことを指す。これもやはり、フィルムやテープにハサミを入れていた時代の名残である。指2本をハサミのように動かすジェスチャーで表現されることがある。
放送法に違反する部分、その他放送にそぐわない部分などがカットの対象となる。さらに、政治的、経済的、宗教的圧力や出演者の不祥事、それを意識した自主規制により放送がカットされることもある。また収録済みの会話やコントにおいて、はたから見て不自然に感じる間や発言の部分を切り取り、自然な流れのシーンであるように編集する作業にも使われる。それ以外にも、当然ながら事前収録放送では収録時間と実際に放送される時間とは異なっているため、収録した映像に問題はなくとも放送時間内に収めるためにカットされる部分が出てくる。カットされた部分は、年末年始や夏休みなど出演者の休暇により収録が行われない時期に、「蔵出し」「未公開映像放出」などと題し、編集し直されて放送されることがある。
野球
打撃
野球で、ツーストライクになってからストライク(またはストライクかボールか判断できない投球)が投げられ、その投球を打つことが容易でないと判断した場合に、打者が故意にファウルボールを打つこと。また、ベンチ入りメンバーに確保できる実戦級の投手が少なくなりがちな高校野球などでは、相手投手の持久力を削って実力の低い2番手以降の投手に早期交代させる目的でも行われ、甚だしくは本職の投手が尽きた状態に相手チームを追い込むこともできる。三振を逃れ、四球や打ちやすい球種を待つことができるため、カットの技術にすぐれた選手は三振がすくなく、粘りがある好打者とされる。
なおバントをするとカットが容易になるため、これを防ぐ目的で俗に「スリーバント失敗」と呼ばれるルール(2ストライク後のバントがファウルボールであった場合、打者は三振・アウトとなる)が設けられている。
第95回全国高等学校野球選手権大会では花巻東高校の千葉翔太がカット打法で話題を呼んだ[1]。このカット打法は準々決勝の鳴門高校戦後に、審判団が花巻東の野球部長と監督を呼び「バントの定義」を記した「高校野球特別規則の17項」(最新の2022年版においては第8項)の確認を行い「千葉選手が相手の投手に球数を投げさせる狙いでカット打法を続けた場合、審判員の判断でバントとみなされ、スリーバント失敗で三振となる場合もある」と告げたことでこの大会において事実上規制された。このことで高野連には50件を超える抗議や問い合わせが殺到し、物議を醸す一件となった[2]。
今浪隆博は打撃のポイントが後ろの選手であればカットを専門に練習しなくとも自然にカットはできるという趣旨の話をしている。また、プロは進んでカットをしているわけではなく、タイミングが間に合わない時に結果的にカットしているだけだ(そもそもカットしかできない選手はプロの水準に達していない)と解説している[3]。
守備
また、外野へのヒットやフライの後に外野手から投げられたボールを中継することもカットと言い、中継する内野手(主に遊撃手、二塁手)のことをカットマンと呼ぶ。
卓球
卓球で、ボールに強いバックスピン(逆回転)をかけること。あまり強い打球とはならないが、相手側コートでボールが戻り気味に跳ねるのと、打ったときのラバーの摩擦で落ちるので対戦相手が打ち返しにくくなり、相手はカット(ツッツキ)かループドライブで返さなくてはならない。ナックルを入れることで相手がカットで返したときボールが大きく弧を描く様にとんでオーバーすることもある。この手法を頻繁に使う卓球選手は「カットマン」と呼ばれる。なお卓球ではこの動作に限ってボールを「打つ」と言わずに「切る」と言う。
従来カットマンは卓球のスタイルは守備的なものであったが、以前ルール改正によりボールの直径が38mmから40mmになり、ボールの安定性が増し、カットを返球するのが容易になってしまったため守備だけでポイントするのが困難になり、攻撃性も必要になってきた。
バスケットボール
バスケットボールで、ボールを持ったオフェンスの選手が特定の場所に移動すること。及び、ボールを持ったオフェンスに対して他のオフェンスが特定の場所に移動すること。これは動詞的に「カットする」と呼ばれる。このカットを応用して、オフェンスがドリブルでローポスト(ゴール付近)に切り込んでいく行為や、ディフェンスを交わして相手の内側に入り込むことを「カットイン」「Vカット」と言う。
他にもパスされたボールをディフェンダーが直接奪ったり、弾いてアウト・オブ・バウンズやルーズボールを狙うことを「パスカット」と言う(この用語はサッカー等でも用いる)。
スクリーンにおいてもカットという言葉が用いられる。基本的なスクリーンの動きにおいては、スクリナー(スクリーンに入った選手)を利用して、ボールを持ったオフェンスの選手がディフェンスの内側に入り込むことを「カッター(カットをする人)」、その選手がカットすることを「カット・オフ」と言う。また、スクリナーがスクリーンに入った直後にゴール付近に移動することを「カット・アウェイ」と言う(ディフェンダーがスイッチで対応した際に用いられることが多い)。
ラグビー
ラグビーで、サイドステップによるフェイントのこと。1対1での場面とオフェンスラインの選手がパスを受ける予備動作として使う技術。外側へ行くと見せてから内側へ切り返してパスをもらい、相手の内側を抜ける動きのことを「カットイン」と呼ぶ。また内側を抜こうと見せかけてから切り返し、パスをもらって外側を抜けることを「カットアウト」と呼ぶ。「カットを切る・踏む」と表現する。
バレーボール
バレーボールでは、レシーブのことをカットと呼ぶ。特にサーブを受ける際に「サーブカット」と呼ぶことが多い。
格闘技
ボクシングやレスリングで、相手の攻撃を防御、無効にさせることをカットと表記することもあるが、あまり一般的ではない。レスリングでは相手のタックルを「切る」と表記するのが一般的である。
それに反して、キックボクシングや空手等では、相手の蹴りを脚を上げて受ける防御方法は「カット」と表記されるのが一般的。特にローキックをカットするのは、基本動作である。
プロレスでは、タッグマッチにおいて味方がフォールをされるを防ぐことをカットと表記する。
コンピュータ
文章や画像を部分的に削除し、同時に削除した部分をクリップボードに保存することを「カット」もしくは「切り取り」と呼ぶ。
UNIXにおいては、行の一部を指定して文字を抜き出すのに使われるコマンドラインユーティリティである。
その他
- 挿絵のことをカットと呼ぶ。かつては、本や雑誌などの印刷で、本文は金属の活字を用いたのに対して挿絵は木版(wood cut)で組んでおり、その名残でこう呼ばれている。
- トランプなどのカードゲームで、カードの山をいくつかに分割すること。また分割した後また1つに重ねることによって順序を入れ替えること。特に2分して上下を入れ替えることをストレートカットという。ストレートカットのことをさして単にカットということもある。
- ガラス工芸の技法のひとつ、カットグラス(切子)のこと。江戸切子が有名。
- グラフ理論において、グラフの頂点群を2つの集合に分割すること。詳細は「カット (グラフ理論)」を参照
- ボディビルにおいて、筋肉と筋肉の溝のこと。
脚注
- ^ 甲子園で物議醸した「カット打法」 元花巻東の“小兵野手”が切り拓いた生きる道 Full-Count 01/07 11:04 (2023年4月23日閲覧)
- ^ 千葉選手の「カット打法禁止」に抗議相次ぐ ナイナイ岡村も参戦、「審判団の圧力」と批判 J-CASTニュース 2023年4月23日 (2023年4月23日閲覧)
- ^ プロ野球選手はカットの練習ってするの?カットが何球も続くとバッター、ランナー、野手はどんな気持ちなの? 今浪隆博のスポーツメンタルTV 2024/06/17 (2024年6月17日閲覧)
関連項目
- カッティング(曖昧さ回避のためのページ)
- マスタリング
- 「カット」で始まるページの一覧
- タイトルに「カット」を含むページの一覧
カット(切り取り)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 19:05 UTC 版)
「クリップボード」の記事における「カット(切り取り)」の解説
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カット
出典:『Wiktionary』 (2021/08/23 09:40 UTC 版)
語源
名詞
カット
- 「切る」こと、切断、又は、その行為により切りとられたもの。
- そして、女だということは一層ものを哀れにして、ごく胸を低くカットしたイヴニングで、十九世紀の悪趣味よろしく胸の二つのもりあがりをのぞかせたりして。(宮本百合子 『獄中への手紙 一九四一年(昭和十六年)』)
- 削減すること。
- コストをカットする。
- 挿絵などに使われる小品の絵画。
- 映像作品において場面などを切り取ること、切り取った部分又、切り取ったものを組み合わせ編集すること。ショット。
- (情報技術)テキスト、画像やオブジェクトを移動させるために転写すること。
複合語
関連語
語義5
動詞
活用
感動詞
カット
「カット」の例文・使い方・用例・文例
- 髪を短くカットしてもらった
- その映画はテレビ放送のために一部カットされた
- ダイヤモンドをさまざまな形にカットする
- 皆が笑い始めたとき監督は「カット」と大声で叫んだ
- あるカットから次のカットへ切り変わる
- あの店ではカットとシャンプーで20ドルしかかからない
- 大幅な賃金カット
- ブリリアントカット
- カットアンドペースト操作
- カットグラス
- カットされた宝石
- ノーカット完全版映画
- アンディーのパスはカットされた
- CMをカットするためにテープを早送りした
- コストカットの実現が今年の目標だ。
- 効果的なカットバック
- ダカット金貨を使う
- このDVDには映画のカットした場面やデリーテッドシーンが収録されています。
- 製鋼所工員たちは賃金カットに反対してストライキを行った。
- 木版の末章余白のカット
固有名詞の分類
品詞の分類
名詞およびサ変動詞(作る) | 揮灑 代作 カット 着色 作図 |
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