さい‐だん【裁断】
裁断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 23:43 UTC 版)
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裁断(さいだん)とは、型に合わせて布・紙・皮革などを切ること。
立体裁断と平面裁断
立体裁断と平面裁断はともに洋裁において用いられる言葉で、立体裁断とは、ボディ(人台・ドレスフォーム)に布を当て、立体的に型紙を作る作業をいう。特に婦人服で多く用いられる。英語ではドレーピング(draping)と呼ばれる。[1]
一方の平面裁断とは、紙の上だけで数字(寸法)に基づいて型紙を作る作業で、平面作図ともいう。実際の作業では布をハサミで裁つことはないが、立体裁断に対比する形で平面裁断と呼ばれる。
裁断機と断裁機
一般的に裁断機(さいだんき)という言葉は、布・皮革などの素材や印刷物を含む紙全般を裁ったり、抜き型でプレスして型抜き加工したりする機械を指す言葉として広く使われる。これに対し断裁機(だんさいき)という言葉は紙を直線的に切り離す機械に限定される。
関連項目
- ^ “ドレーピングとは? 意味や使い方”. 2024年6月5日閲覧。
裁断(分断)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 00:20 UTC 版)
分厚い本の背を裁断するための本格的な業務用電動式裁断機は価格や置き場所などから個人保有は現実的ではないが、手動の裁断機やディスクカッターは1万円から数万円程度で購入できるため、このようなものの利用が進んでいる。裁断以外にも、多くの書籍の製本で採用されている背部分の糊(ホットメルト)をアイロンなどの熱で溶かして分断する方法がある。
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裁断
「裁断」の例文・使い方・用例・文例
- 布の裁断には特製のはさみを用いる
- 彼はテーラーで裁断師として働いている。
- これが彼らが裁断のために使う道具です。
- 布に応じて服を裁断せよ。
- 三角に裁断した布地.
- もう一方の言い分を聞くまで裁断をのばそう.
- …に裁断を下す.
- 議長の裁断に不服である
- 裁断流るるが如し
- 彼は素晴らしく裁断された服と店で手に入らないフェルトの帽子で現れた?ニューヨーカー
- 哺乳動物の裁断加工された毛で作られた衣服
- 同一色とテクスチャーのためにテーラーは同じ方向に走る毛羽に沿ってベルベットを裁断する
- 彼女の服の裁断スタイルと織物の豊かさは独特なものだった
- 衣服が裁断されるスタイル
- 伝統的な裁断をしたドレス
- 大まかに裁断すること
- 裁断する時,角が折れ込んで裁ち残しになった紙
- 大きく裁断しぬった平安時代の婦人の衣服
- 和裁において,大裁ちという裁断の仕方
- 一定の大きさに裁断した厚い小紙片
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