たっ‐きゅう〔タクキウ〕【卓球】
卓球
歴史と沿革
1880年代にイングランドで上流階級のローンテニス愛好者たちが、雨の日に食堂のテーブルを使って行ったのが卓球の原型といわれています。その後、セルロイドのボールを皮張りのラケットで打つと「ピン」、相手の台に落ちると「ポン」と音がするところからその音をなぞらえてピンポンと呼ばれるようになりました。しかし、「ピンポン」という言葉が商標登録されていたため、「テーブルテニス」の名称が採用されました。日本へは1902年(明治35年)にヨーロッパから坪井玄道氏がネット、ラケット、ボールなどを持ち帰ったことにより伝来し、その後、国内に広まりました。
1988年ソウル大会からオリンピックの正式種目となり、1926年に始まった世界選手権大会は現在、団体戦と個人戦が毎年交互に開催されています。国内大会では、全日本選手権(一般の部)の他に、「8歳以下の部」から「85歳以上の部」まで幅広く、年齢層ごとの全日本選手権が開催されています。
現在日本卓球協会へは約30万人が登録していますが、近年実施した卓球実施状況の調査によると、月1回以上の卓球実施者は推計約300万人という結果がでています。
競技方法
中央にネットを張った長さ2.74m、幅1.525m、高さ76cmのテーブルを挟んで、プレーヤーがラバーを貼ったラケットで、直径40mm、重さ2.7gのセルロイドのボールを打ちあうスポーツです。球技の中ではボールが最も軽く、ラケットに貼ったラバーでボールに回転をかけることができるため、スピードとともに回転に対応する必要があります。
もうひとつ、1988年に日本で発祥した新卓球(ラージボール)もあります。使用されるボールは直径44mmと大きく、重さは2.2~2.4gで軽くなっています。そのためスピードが出にくく、回転もかかりにくいためラリーが続きやすいのが特徴です。もともと初めて卓球を楽しむ人でも簡単にラリーが続くように開発されているため、幅広い年齢層に親しまれているスポーツとして生涯スポーツのひとつとなっています。
ルール
競技種目としてはシングルスとダブルスがあり、試合は3ゲーム、5ゲームまたは7ゲームで行われ、1ゲーム11ポイントを先取したプレーヤーがそのゲームの勝ちとなります。サービスは2ポイント交替(2ポイントごとに各プレーヤーが交互に行う)です。ただし、10対10になるとサービスは1ポイント交替になり、2点差をつけた方の勝ちとなります。
ダブルスはテニスと異なり、同チームのプレーヤーは交互に打球しなければなりません。
*ルールの詳細は、日本卓球協会発行の『日本卓球ルール2011』をご参照ください。
同書は日本卓球協会公式サイトから購入できます。
用具
● 卓球台 : 上面は長さ2.74m、幅1.525mの長方形で、地面からの高さは76cm。ネットの高さは台から15.25cm。
● ボール : 直径40mm、重さ2.7gのセルロイドまたは同質のプラスチック製で、色は白またはオレンジでなければならない。
● ラケット : 基本的に木材から作られた板とゴム製のラバーとから構成されるが、握り方の違う「シェークハンド型」と「ペンホルダー型」の2種類がある。さまざまな製品から選択できるが、日本国内の公式試合で使用するラケットは、見える場所にメーカー名と日本卓球協会の公認の表示(JTTAA)が義務付けられている。
卓球
卓球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/14 12:58 UTC 版)
卓球(たっきゅう、英: Table tennis)は球技の一種である。2人(あるいは2組のペア)のプレーヤーがテーブルをはさんで向かい合い、対戦相手のコートへとプラスチック製のボールをラケットで打ち合って、得点を競う。
注釈
- ^ 厳密な意味での「卓球の考案者」の詳細は定かでない。1883年にスラセンジャー社が、ネットに関する特許において「卓上のテニス」についての言及をしている。その後に、現代の「卓球」の概念に通じる特許について、多くの例が続いた。それらのなかでも、確認できる早期のものとして、ジェームズ・デボンシャーの特許(1885年申請、1887年失効)の存在が、国際卓球連盟によって挙げられている。
- ^ しかしながら、この最初の製品自体は商業的に成功しなかった。
- ^ デボンシャーの特許を含む「卓球」のアイデアに対して、ジャック・オブ・ロンドン社が対価等を支払ったかどうかについては、ITTFはまったくの不明と述べている。一方で、同社はデボンシャーの特許の失効から長い期間が経過しているという事実には言及しており、これが同社の製品の独自性の根拠ともされる。
- ^ 現在はセルロイドでなくプラスチック製のボールが主に用いられている。
- ^ 以上の経緯に関係した「ゴシマ」という商品名は、その後徐々に同社の製品からは消えていった。
- ^ 卓球協会(Table Tennis Association)とピンポン協会(Ping Pong Association)の二つの協会が存在した。
- ^ 構造としては、現在のツブラバーに類似したラバーであった。
- ^ 第10回世界卓球選手権(1936年)での記録である。
- ^ 1886年生まれの山田耕筰が15歳の時(1901年)に相当する。
- ^ このラケットの打球面に何も貼っていない状態は木ベラと呼ばれる。現在のルールでは木ベラの面(たとえば、ペンホルダーラケットのラバーを貼ってない裏面)での打球は違反である。
- ^ とりわけ競技内容やルールに深くかかわるため、この詳細はルールやルールの変遷の項目で述べる。
- ^ 詳細は運営機構・育成組織等参照
- ^ ワールドテーブルテニス有限会社(ITTFが株を保有)が運営する大会のことである。現地観戦・メディア観戦を問わず観戦者第一の考え方から大会運営等の活動をしており、新たな観戦者層・競技者層の拡大ひいては卓球の一層の普及を目的のひとつとしている。
- ^ 卓球の普及の項を参照。
- ^ 卓球台天板の木製版において、その横側面はプレーイングサーフェスではない。
- ^ 短辺を示す白線をエンドライン、長辺を示す白線をサイドラインとそれぞれ呼ぶ。エンドラインは特に競技上で重要なラインであり、ルール上のエンドラインは「エンドラインを示す白線、および、その両端から無限遠へ伸びる直線」を指す。
- ^ 各コートは、サイドに平行な直線でハーフコートに等分されており、各プレーヤーからみてライトハーフコート(右側)およびレフトハーフコート(左側)とそれぞれ呼ぶエンドライン・サイドラインおよびハーフコートの境界には白線が引かれている(なお、ハーフコート境界を示す白線部分は、ライトハーフコート面に含まれるとみなされる)。ハーフコートの区分や取り決めは、ダブルスにおいてのみ使用する。
- ^ 支柱はサポートとも呼ばれる。支柱の支持器具もネットアセンブリに含まれる。ネットの張り方としては「張られた状態のネットの中央に100 gの錘を乗せた際に、ネットの下がりが1 cm以内になるように張る」と定められている。また、ネットは、プレーイングサーフェスおよび左右二つの支柱に接触するように張られる。
- ^ ラケットは競技の性質に大きく影響する重要な用具であり、また、プレーヤーごとに多様多種なラケットが選ばれている。こちらも詳細は示した各節で述べる。
- ^ 卓球における得点の加点は、ほぼすべての場合において1点のみである。
- ^ 「相手の得点」は「自身の失点」と表現されることもある。他のスポーツでも多くの場合そうであるように、原則として卓球のスコアは減じられることはない。本記事における「失点」とは、対戦相手への得点の付与を意味する。
- ^ ただし、相手のリターンへの不当な妨害行為(オブストラクション)等があった場合は、妨害された者の得点(1点)となる。
- ^ かいつまんで言えば、ラリー(リターンの応酬)のなかで、「相手がリターンできない打球」で相手コートにリターンした者に一点が与えられる。サービスでの得点(サービスエース)もこれに準じる。
- ^ a b ポイントスコアが10-10となった場合は、次にどちらかが11点目を得てもゲームの決着とならない。10-10よりさらに競技を進めて、先に2点差となる得点を得たプレーヤーが、ゲームの勝者となる。類似の他競技のルール・用語にもある、いわゆる「デュース」である。
- ^ ただしここで、次のゲームに進めるに際して、プレーヤーは、エンドおよび最初のサーバーの交代(下記)を行う。
- ^ 7ゲームマッチのほか、5ゲームマッチ(3ゲーム先取で勝利)などもよく実施される。また、練習的な意味合いで、3ゲームマッチや1ゲームのみの試合も行われることがある。
- ^ ここでは、公認審判がレフェリングするような大規模な大会の例を述べる。中小規模の大会やいわゆる練習試合においてはこの限りではない。
- ^ 正確には、当該コイントスの勝者は「第一ゲーム開始時にサーバーであるかレシーバーであるか」もしくは「第一ゲームにおいて使用するコート(エンド)」のいずれか一方を自由に選択することができる。上記2つの選択事項のうちコイントスの勝者が選ばなかった事項は、同コイントスの敗者が選択できる。他にも、試合に使用するボールや服装等の取り決めが必要な場合は、これらも同じくコイントスによってその勝者が選択できる。
- ^ 用具やプレーヤー自身も含めた競技環境等のコンディション確認とウォーミングアップの為に行う。時間の関係により、「ラリー練習はラリー数にして○本」などと適宜変更されることがある。
- ^ ルール上のインプレーの状態
- ^ このとき、フリーハンドは規定の位置で手のひらを開いた状態でなければならない。この規定の位置とは、卓球台の自らのコートエンドより後方であり、かつ、プレーイングサーフェスより上の位置である。
- ^ このとき、フリーハンドは手を開いたままの状態を維持して、ボールにスピンをかけぬように、ほぼ垂直に投げ上げる必要がある。
- ^ はじめのボールの静止位置の条件と同じく、このときの打球する位置は、エンドラインより後ろであり、さらに、プレーイングサーフェスより上でなくてはならない。
- ^ レットとなったサービスは、サービスの実施回数(後述のサーバー交替の要件回数)に数えない。また、このときサーバーは、競技ルール上のいかなる不利益を負わずに、サービスのやり直しができる。参考までに。類似の球技であるテニスにおいては、サービスにおいてのフォルト(サービスの失敗の一種)は、一度目の試行に限っては失点とされない。また、テニスではフォルトを二度連続すると失点となるが、卓球ではレットとなるサービスを何度繰り返しても失点にはならない。
- ^ ここでは、フリーハンドや服装等も含まれる。
- ^ たとえば、サービスをする際にトスが低かった場合(16 cm未満のトス)など、サービスに審判が疑義を示した場合は、サーバーに「注意」が与えられる。このときは、サービスのやり直しをするが、再度同様の疑わしいサービスとなったときは「フォルト」とされ、レシーバーの得点になる。一方で、ルール上明らかな違反サービスは(このような注意がなされることなく)フォルトとされ、レシーバーの得点となる。
- ^ 通常、ネットアセンブリへの打球の接触によってプレー(ラリー)が無効・やり直しとなるのは、サービスの場合のみである。
- ^ すなわち、リターンしなくてはならないプレーヤーは、自身のコートに一度バウンドしたボールを打って相手コートに直接(あるいはネットアセンブリへの接触を経て)返球する必要がある。参考までに。卓球における打球は慣例的に、「N球目(Nは自然数)」という数え方をする。上述の通り、サービスは「1球目」であり、レシーブは「2球目」である。以降「3球目」、「4球目」…と続く。サーバーのプレーヤーは「奇数球目」のリターンを行い、レシーバーのプレーヤーは「偶数球目」の打球(リターン)を行うことになる。
- ^ これをもって、次のサービスまでの間、インプレーの状態は解除となる。
- ^ ただしこのとき、相手の返球がコート触れることなく自らのコートのエンドラインより後方に飛球した状態等のルールで定める場合であれば、地面に落球する前にボールを(ラケットや手やなどで)捕球しても、オブストラクション(失点)とはならない。すなわちこれは、相手の打球がコートにまったく触れもしない、相手のリターンのオーバーミスが明らかである場合である。
- ^ 上記のオブストラクションと形式的には同一の違反である。なお、ハーフボレーという打法(台上等で素早くリターンする打法)が存在するが、これは飛球の台でのバウンド後に行う正規の打法であり、このルールで扱う「ボレー」には該当しない。参考までに、類似の球技であるテニスにおいては、ボレーは(サービス以外の飛球に対しては)正規のリターンとして認められている。
- ^ 2度目のバウンドが競技場の地面で起こった場合も、同様に失点となる。
- ^ ここでいう「ラケット等」には、打球者の身体や服装も含まれる。ただし、一連の打球動作において、意図的なものでなければ、ダブルヒットは有効なリターンとして認められる。
- ^ すなわち、リターンに際しては必ずしもラケットやラバーに当たらずともよい。ただし一般に、このような返球を意図的に行うことは極めて難しいうえに、メリットも小さい。
- ^ この発声は、中国国内の試合においては、サーバー側の点数・対・レシーバー側の点数の順に中国語でなされる。(大会開催地の現地語での発声が実施されている例)
- ^ サービスは2本の実施を行うごとにサーバーが交替となり、かつ、(特殊な例外を除いて)サービスの実施ごとにどちらかの競技者に1点の得点が入るためである。
- ^ チェンジコートあるいはコートチェンジとも呼ぶ。
- ^ ただし、この場合のエンドの交替では、かならずしもサーバーは交替せず、サーバーの交替は該当ゲーム内でのサービスの実施回数(得点経過)にのみ従う。
- ^ たとえば、7ゲームマッチの場合は4ゲームである。
- ^ たとえば、7ゲームマッチのケースでは、ゲームスコアが3-1の状態での第5ゲームにおいて、ゲームの勝者が4つ目のゲームスコアを獲得した場合、ゲームスコアが4-1となって勝者が決し、この試合はこの第5ゲームをもって終了となる。(第6ゲーム、第7ゲームは実施しない)
- ^ 大会によっては、優勝や入賞の他、団級位・ランキング・栄典が認定されたり、別の大会への出場権を与えられたりする場合もある。
- ^ ただし、ラリー中(インプレー時)においては、タイムアウトを要請してのプレーの停止は、原則としてできない。
- ^ それ以降その試合では、双方ともにタイムアウトは使用できなくなる。
- ^ ボール破損していた場合。その後の対応としては、審判によるボール交換が行われる。新しいボールに対しては、練習打(ラリー)を行う。その後、あらためてゲームが再開される。
- ^ ただし、審判がレットを宣言していない「インプレーの状態」で、競技者は審判の許可なくラリーを中断できない。その場合は、許可なくラリーを中断した競技者の方の失点(相手の得点)になる。
- ^ 卓球において、得点は一度に1点であることがほとんどだが、これは一度に2点以上が得点される数少ない例である。
- ^ このとき、サーバー側のペアにおいて、最初にサービスをする者はどちらのプレーヤーを選択しても良い。ただし、レシーバー側のペアは、サーバー側の選択に応じて、サーバーの打球をリターンする者を上記のように正しく選ばなくてはならない。
- ^ シングルスの場合と同じく、ダブルスでも最終ゲームで一方のペアが5点を先取した場合は、エンドの交替をする。また、これもシングルスと同じく、このエンド交替によるサーバーの交替はない。最終ゲーム中も、サーバーの交替は、サービスの実施回数(得点経過)のみによって決まる。
- ^ レシーバー側からみて右側(ライト)のコートである。
- ^ ライトハーフコートとレフトハーフコートを分ける白線上をバウンドした場合は、ライトハーフコートでバウンドしたとみなされる。
- ^ 卓球のルールの大部分は、右利き・左利き双方のプレーヤーにとって対称(対等)に構築されているが、このダブルスのサービスの面規定(各エンドのプレーヤーの右半面であること)は競技者の利き手によらず固定であり、上記の「対称性」からは外れる。
- ^ 先述の通り、この打球順序を誤って打球した場合、その誤打球者のペアは失点(相手ペアの得点)となる。
- ^ 参考までに、奇数ゲームおよび「最終ゲームの5点先取時まで」は、打球順(誰が誰の打球をリターンすべきか)は一貫して同一である。偶数ゲームおよび「最終ゲームの5点先取後」では、打球順は(奇数ゲームのものとは)逆順で一貫して同一となる。
- ^ 同様に、レシーバー側はサーバー側の選択によって、レシーバーとなるプレーヤーを正しく選ばなくてはならない。
- ^ たとえばこの場合、3人のチームメンバーから、延べ6人のプレーヤー(シングルス4名とダブルス2名)を出さなくてはならない。このため、同じ選手が、シングルスとダブルスの両方に出ることになる。
- ^ たとえば日本国内の団体戦では、日本卓球リーグを始めとして4人の選手で1チームを構成し、4試合のシングルと1試合のダブルス(4単1複)を行う方式が多い。他にも、6試合のシングルと1試合のダブルス(6単1複; 関東学生連盟等)や3試合のシングルと2試合のダブルス(3単2複; 新日本スポーツ連盟等)などの方式もある。ローカル大会になると2単1複やダブルスのみの団体戦や男女混成の団体戦もあり、多彩な方式で行われている。中学生等では、「4単1複」の団体戦においては、6人の選手で1チームとすることがある。
- ^ スポンジの原料・素材は必ずしもゴム類(ラバー)ではない。したがって、ゴムシートの貼られていないスポンジのみのシートを「スポンジラバー」と呼称することは、誤解を招き得るが、出典にある通りここでは「スポンジラバー」と表記している。
- ^ 詳細は、ラバーの項目を参照のこと。
- ^ ただし、変わらず、2点差以上を付けた状態でゲームの決勝点(11点目)をとる必要がある。また、同様に、10-10のポイントスコアの状態となった場合は、2点差となる得点の先取でゲームの勝者となる。
- ^ このような処置をしていないノングルやノン・ブースターのラバーは「未打底」として区別されている。もちろん、未打底については、公認接着剤の規定違反に触れるものではない。
- ^ ただし、黒及びボールの色(白色あるいは橙色)とは明確に識別できる色であることが条件である。
- ^ 競技場の気温・湿度等の空気を含む周辺環境の影響も無視できない要素であることを付記しておく。
- ^ 木材ではない「特殊素材」を木材に複合化したブレードも使用される。
- ^ ラバーを張る前の状態のブレードも、同じく「ラケット」と呼称されることがある。区別のため、本項ではこれを「ラケット」とは呼ばず「ブレード」と統一して述べる。
- ^ ただし、ラケットが損傷を受けた場合は交換可能である。
- ^ そのため、ラケットの保管に適したラケットケースが各メーカーから発売されている。
- ^ たとえば、ラバーの性能としてボールの「スピード」や「回転量」、あるいは、ブレードの性能として「反発力」や「振動」などのパラメーターが、各社独自の数値基準で開示されている。また、数値を用いずに「攻撃用」や「守備用」といったプレースタイル(戦型)と直結した用具性能の表現もなされることがある。
- ^ パッケージによってはボールや二本目のラケットが入っている。また、公式試合で使用できない「レジャー向けラケット」も販売されている。
- ^ ここでは、ラバーは付属していないブレードのみのものを指す。ラバーは販売店舗あるいは個人で別途に貼り付ける必要がある
- ^ ブレードやラバーに「JTTAA」の文字の刻印等がされているものがそれである。JTTAの認証のないラケットの使用については、大会主催者側への使用許可の届け出が必要である。
- ^ 特に前二者のグリップの使用率が高い。用具メーカーによっては、これらにST (ストレート)、FL (フレア)、AN (アナトミック)といった記号をつけて、グリップ種を表示している。
- ^ 変わったタイプのラケットとして、サイバーシェイプと呼ばれる多角形型のラケットなどもある。
- ^ ただし、何志文(スペイン)や倪夏蓮(ルクセンブルク)、シャン・シャオナ(ドイツ)といったペンホルダーの選手は、中国からの帰化選手として例がある。21世紀に入ってからは、邱党(ドイツ)やフェリックス・ルブラン(フランス)といったヨーロッパ出身のペンホルダー選手も現れている。
- ^ 親指と人差し指で挟み込む側の面のこと。
- ^ 中指、薬指、小指で支える側の面のこと。
- ^ 通常、ラケットハンド(ラケットを持つ手)の手首より先の部分に当たってのリターンは正規な「打球」と認められるが、ペンホルダー等のラバーを貼らない面はその例外である。
- ^ この場合、表面と裏面とで性能の異なるラバーを貼る。
- ^ ペンホルダーラケットの表裏の反転をせずに、そのままのグリップで、裏面による打球を行う打法のこと。バックハンドによる強打をしやすいとされる。
- ^ 表面と裏面とで異なる色のラバーを貼らなければならない。
- ^ 参考までに。片面のみにラバーを貼る場合においては、裏面はそのままでは木材面が露出している。この木材面には、表面と異なる色の薄い着色シートを貼るか、塗料やインク等で塗りつぶすかしなければならない
- ^ ハンドソウラケットで、フォア面とバック面を異質のラバーにする選手は、さらに数少ない。
- ^ ブレードは「ラバーを貼る前の状態のラケット」と理解することもできる。また、ラバーが貼られたラケットのうち、グリップと木板の部分のみを指して「ブレード」あるいは「ブレード部」とも呼ぶ。
- ^ この規定の指す「厚み」については、グリップ部は「厚み」に含めない。
- ^ ブレードの大きさについては、面積が大きくなるほど打球できる領域が増えて有利になるが、一方で、重たさや空気の抵抗が増すといった不利がある。
- ^ ブレード厚が厚いと板の剛性が高くなり、弾みやすく、球離れも速くなりやすい。
- ^ たとえば、弾みやすさの指標として、OFF、ALL、DEF(および+や-の符号)といった記号が用いられて。類似の表記として、ファースト、ミッドファースト、ミッド、ミッドスロー、スローいった表記もある。上記の場合、最も硬いものは「OFF+」ないし「ファースト」、最も柔らかいものは「DEF」ないし「スロー」である。
- ^ 単板ブレードの仕様は、ラバーを両面に貼るシェークハンドでは、ラケットの総重量が大きくなってしまうために、あまり用いられない。
- ^ このような背景から、高品質の檜単板を求めるプレーヤーのなかには、特注の単板ラケットを購入する者もみられる。
- ^ また、合板は特殊素材(後述)との併用が可能であることも特徴である。
- ^ 上述の通り、中芯材はブレードの基盤となる木材で、ブレード中に占める割合が高いため、軽量材が主に使用されている。
- ^ 添材と上板(後述)は、反発力と剛性のバランスをとるために用いられている。
- ^ 上板については、ラバーの交換時に木材が割れて剥がれるのを防ぐため、柔らかすぎる木材は用いられない。
- ^ 近年では、黒檀・紫檀・ウエンジ材・ブラッドウッド・ホワイトアッシュなどのハードウッドも上板に用いられている。
- ^ 特に桐は、箪笥などに使用されてきたほどの木材なので、湿気を吸うことで、打球感や弾性が変化してしまいやすい特性もあった。
- ^ ただし、湿気への対策は依然課題点である。
- ^ たとえば、カーボンファイバーとアリレートを合わせた「アリレートカーボン」や、ザイロンとカーボンを合わせた「ZLC」、ケブラーとカーボンが使われた「ケブラーカーボン」などがある。
- ^ 他にも、テキサリウム、シルバーカーボン、バサルトファイバー、テキストリーム… など多種多様の特殊素材がある。
- ^ 一例として、5枚合板の構成内における特殊素材の配置パターンについて述べる。上板と添芯の間に配置するもの(アウター型特殊素材合板ブレード)や、さらに内側の中芯と添芯の間に配置するもの(インナー型特殊素材合板ブレード)等のバリエーションがある。アウター型は反発特性が特に高くなり、インナー型は木材に近い特性になるとされる。
- ^ 一部の粒高ラバーもゴムシートのみからなる。
- ^ 各ラバーの説明で後述するように、競技において、この数値が大きければ大きいほど良いということではない。
- ^ ただし、ラバー上で滑ることを意図したラバー(粒高ラバーなどの回転の影響を受けにくいもの)やそれらを活かした打法があり、必ずしも滑らないバウンドの仕方が良いということではない。
- ^ 日本硬度、中国球式硬度等
- ^ 中国針式硬度、あるいは、メーカー独自の硬度基準(ドイツ硬度、タマス(バタフライ)硬度)等がある。
- ^ このように、ラバー硬度の数値は製造国ごとに異なるため、ラバーを選ぶ際には硬度換算する必要がある。たとえば、日本硬度で40度の硬さのラバーと同じ硬さのラバーを選ぶ場合は、バタフライ硬度で-5度前後、ドイツ硬度で+5度前後、中国針式硬度で-10度前後の硬度数値を目安にしてラバーを選ぶことになる。ラバーを選ぶ際に基準とされるラバー硬度値は、日本硬度で40度、ドイツ硬度で47.5度が目安とされる。中国では、針式硬度と球式硬度の二種類の硬度基準があるため、ラバー選定時に混乱をきたさないように、メーカーによっては軟、中、硬等の表記がなされている。
- ^ 一方で、ボールの食い込みにくさから、スイングで狙う方向への打球のコントロールが難しい。
- ^ 一方で、ボールの食い込みに由来するエネルギーの損失が大きく、強打時等の球威は低くなる傾向にあるとされる。
- ^ この厚みには、ラバーのゴムとスポンジの各層をつなぐ接着層の厚さも含む。
- ^ ITTAによって、このリストは毎年4月と10月に更新されている。
- ^ この認証を明示するため、2008年以降発売の新製品ラバーには、国際卓球連盟の公認の表示 (「ITTFA」の文字)と、メーカー番号、登録番号(「メーカー番号-登録番号」の形式)が、縁で囲まれた形で表示されているものが多い。
- ^ それ以前の日本国内での公式大会では、目視可能な位置にメーカー名、ITTFAマーク、JTTAAマークの表示があるものの使用が義務付けられていた。
- ^ たとえば、同じゴムシートの製品ラインナップでも、異なる特性のスポンジを組み合わせた製品がある。逆に、同じ種類のスポンジ層に異なるシートを組み合わせたラインナップが用意されることもある。
- ^ トップシートとの呼び方もある。
- ^ このとき顔料の赤・緑・青の比率を変えることでシートの色が決まる。顔料を赤のみ使用した場合は赤いシートとなり、全ての色の顔料を使用した場合は黒いシートとなる。
- ^ 天然ゴムの比率が高いほど、ボールにかけられる回転量が大きく、ラバーの寿命が長く、シートの透明度が低くなる。逆に、合成ゴムの比率が高いほど、ボールの弾みが大きくなり、ラバーの寿命が短くなり、シートの透明度が高くなる。
- ^ 六方格子の最近接した粒の並ぶ方向が、ラケットの横幅方向(グリップに対して垂直な方向)と平行なものが「横目の粒」の配列である。同じく、粒がラケットの縦の長さ方向(グリップに対して平行な方向)と平行なものが「縦目の粒」の配列である。それぞれ、ラバー性能の差異につながる。
- ^ ただし上述の通り、スポンジ層はラバーにとって、必須の構造ではない(ツブラバー等)。また、スポンジ層はゴムシートと比べて重量は軽い。
- ^ スポンジ層が厚いほど、ボールとの接触時間が長くなり、ゴムシートを介しての強い回転が掛けられる。逆に、薄いスポンジ層の場合は、強打や強打へのリターン等に際して、ボールとの接触時間が短くなり、回転量も小さくなる。
- ^ 用具メーカーごとにスポンジの厚さの表記は異なる。たとえば、2.2 mmのものが「MAX」、2.3 mmのものが「ULTRA MAX」ないし「MAX+」、MAX未満のものはスポンジ厚の数値で表記されるなどしている。日本では、これに準じて「特厚」、「厚」、「中」、「薄」、「極薄」等の表記がされている。
- ^ 裏ソフトラバーは厚いスポンジ層のラインナップが多い。表ソフトラバーは、プレースタイルの多様さから、スポンジの厚さのバリエーションが豊富である。粒高ラバーについては、薄めのスポンジかスポンジ無し製品が多い。
- ^ 強い回転を掛けたり、強打をしたり、また、これらのボールを受けたりする為、ラバーにはボールによる変形が繰り返し与えられる。これらの動的変形によって、ラバーは大きな摩擦・摩耗を反復的に受ける。
- ^ ラバークリーナーの製品としては、界面活性剤を含む泡状・液状の洗浄液を出すスプレー缶や、それらでラバーを拭き取り(掃き取り)して清掃する為の専用のスポンジ等がある。洗浄後は、専用のスポンジで洗浄液をよく除き、ラバーをよく乾かす必要がある。
- ^ この普及には、ルール改正によるグルーの使用禁止が影響したとされる。
- ^ メーカーによっては、ハイテンション型、エネルギー内蔵型などの様々な呼び名がある。
- ^ 近年、ラバーのさらなる高性能化と耐久性の向上が図られているも、価格は高騰化の傾向にある。
- ^ ただし、強打時にはエネルギーをロスしやすい。また、使用者の回転を掛ける技術が乏しいと、打球時に棒球となりやすい。
- ^ シェークのバック面や中国式ペンの裏面に貼るのに適しているとされる。
- ^ たとえば、シート表面の粘着性能の保持のため、市販の一部のラバークリーナーが使えないというデメリットがある。各メーカーからは、粘着系ラバー保管用の粘着シートが発売されており、これを使用してラバーを保管することで、シートの粘着力を強化あるいは維持することが可能である。
- ^ スポンジとゴムシートの接合部の構造上、スポンジに食い込みにくいため、裏ソフトよりも柔らかいスポンジが採用されている。
- ^ その一方で、自発的に掛けられる回転量は、裏ソフトラバーに比べると小さい。
- ^ それぞれに適するよう、粒配列は縦目と横目のパターンがラインナップされている。
- ^ 日本語では「イボ高」とも呼ばれるが、イボという語感を避け、粒高ラバーと称されることが多い。
- ^ 表ソフトラバーと比べて、粒の形状がさらに高く、ゴムシートは水平面部分が薄い。また、スポンジ有りの粒高ラバーであっても、スポンジは非常に薄い。なお、表ソフトラバーの粒は、粒高ラバーのように激しくしなったり、倒れたりせず、ボールの反発も大きい。
- ^ 一方で、粒が倒れた(しなった)状態においては、打法によっては表ソフトラバー以上の強い動摩擦係数も示す。
- ^ 打球の際に粒がボールを弾くため、自発的な回転はかけにくい反面、相手が打ち込んできた打球の回転を維持・残存させることができる。
- ^ 一般的に、カットの回転量と変化量を求めるカット型では粒が高くて細いものが好まれる。ブロックでの変化量とスピン反転能力を求めるペン粒などの守備型では、粒が低くて細いものが好まれる。ミドルが弱く粒高にも攻撃力が求められるシェーク前陣攻守型では、それらの中間くらいの性能のものが選ばれる傾向にある。
- ^ なお、2008年以降に発売されたラバーはITTF登録番号が表記されているものが多く、これらのITTF登録番号の表記は、使用している粒高ラバーが「アンチ粒高ラバーではない」という証明としても使用できる。
- ^ 広義の「ツブラバー」や「一枚ラバー」は、「粒高ラバーのうちのスポンジ層のないもの」も含む。本節を含めて、本記事では、「ツブラバー」はより狭義の「表ソフトラバーからスポンジを除いたもの」を指している(粒高ラバーのスポンジ層のないものとは異なるものとして、区別している)。
- ^ ラケット交換時などにラバーの製品名等の刻印を確認できるため、アンチラバーであること自体の確認は容易に可能である。
- ^ このグルー効果を最初に発見したのは、ハンガリーのティボル・クランパと言われている。日本の使用は、1980年前半に元日本チャンピオンだった渡辺武弘がベルギー製のグルーを持ち帰ったものが最初であった。
- ^ ここでは、トルエンに代わってヘプタンが主成分となった。日本でトルエンは、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の有機溶剤中毒予防規則において第二種有機溶剤に該当する規制対象。ヘプタン自体はこれに非該当である。
- ^ スピードグルー自体も揮発性・可燃性が高く、輸送の面でも法規上の対策が必要であった。
- ^ スピードグルーの完全な禁止が決定するまでに、荻村は1994年に死去している。
- ^ 当初2007年9月1日に施行される予定であったが、翌年に北京五輪を控えたこともあり、急な競技規則変更を避けたとされる。
- ^ 2008年10月1日以降において、「後加工の禁止」という規定が加えられている。
- ^ 一般的に、サイドテープ幅は6 mm、8 mm、10 mm、12 mm等のラインナップがある。
- ^ 周囲環境(照明・床・背景)、競技用服装の色、卓球台の色によってボールを視認しづらい場合は、どちらかの色のボールを使用するか選ぶことができる大会もある。
- ^ グレード分けは、ボールを坂路で転がしたときの軌跡のずれの大きさで実施している。完全な球ならば坂路をまっすぐ下り、ゆがみが大きいほどずれが大きくなる。この性質を利用して品質の判定を行う。
- ^ グレードは、最高ランクの「3スター」から、最低ランクの「無印」まで4段階に分けられている
- ^ 一方で、1つの大会の公式球に複数のメーカーが選ばれる例もあった。
- ^ オリンピックの卓球競技では、2012年のロンドンオリンピックからプラスチックボールに変更されている。
- ^ たとえば、セルロイドの公式球は製造に半年かかる(セルロイドを練り上げて板状にするのに3か月、丸く型抜きしてアルコール浸けで半月、自然乾燥に半月、半球体にするのに半月、一つの球体にして表面を研磨するのに半月、その後に乾燥、マーク押し、包装という工程を経て完成させていた)
- ^ つなぎ目のあるボールと、つなぎ目のないシームレスボールの双方が認められている。
- ^ 全面にわたって均質であり、30 cmの高さから標準ボールを落下させて約23 cmの高さまで跳ね上がること、と具体的には規定されている。
- ^ より正確に表現するならば、「黒に近い深緑」といえる。
- ^ また、この卓球台の改善事例の背景として、テレビ番組で出演者のタモリが織田哲郎に『あれ(卓球)って根暗だよね』と発言したことにより、翌年の中学生の卓球部の部員が激減した事がきっかけである、とも指摘されている
- ^ スポーツ競技において、試合用の服装をユニフォームと呼ぶことがあるが、これらは文字通り「統一されたデザインの服装(uniform)」である。原則として卓球は個人競技であり、むしろ本節で述べるように、競技の性質から、プレーヤーの識別のためにプレーヤー間では異なる服装がルール上求められる。卓球における「ユニフォーム」の例をあげるならば、ダブルスのペアや団体戦のチーム内で、意匠を揃えるもの等がある(それでも、同チームの所属者と大会の個人戦で対戦することになった場合等は、どちらか一方のプレーヤーに服装の変更が求められる)。
- ^ 公認された競技用服装には公認マークが表示されている。非公認品、あるいは、打球が視認しづらいなど試合の妨げとなるデザインがされているものは、審判長の判断のもと使用不可とされることがある。
- ^ その際に着替えるプレーヤーは、サーバー・レシーバーや使用エンドの決定時と同様に、コイントスやじゃんけん(拳)で決める。
- ^ 主に指導者が球出しを行い、練習者はこれを反復してリターンし続ける。これにより練習者は、新たな技法の習得時に基礎を固めたり、実戦を想定した厳しい相手の打球への対処を身につけたりする。
- ^ 卓球の台上では、卓球台が物理的な障害物となって、大きなスイングの打法(特に下から上に擦り上げるようなドライブ打法)が概して難しく、この台上技術も発達している。
- ^ ルール自体は、年を経るごとに、打球速度を抑える方向に改訂される傾向にはある。スピードグルー類の使用や規制、40 mmボールへの変更等の度重なるルール変更が該当する。(ルールの変遷を参照)
- ^ 競技や分野によっては、ジャイロボール、ジャイロ回転とも呼ばれる。
- ^ これは「上回転をかけたドライブ打法によるボールは、伸びるように飛んだ後に弧線を描いて沈み込み、台上で加速するように跳ねる。これをリターンしようとするとラケットで跳ね返ったボールは上方向に逸れる」という実践上の打球の挙動と一致する。
- ^ 注意点として、どのようなスピンがかかっていても、それを上回るほどの球速がある場合は、かならずしも上記のようにはならない。たとえば、わずかに上回転がかかったボールであっても、非常に大きな前進速度を有する場合に台上でバウンドする際においては、後退する方向への加速を受ける。
- ^ ここでは、まっすぐ正面への右利きのフォアハンド打法を、相手が正面からリターンすることを仮定している。また、左回転・右回転は、どちらが「順」でどちらが「逆」を指すか、打法等によってもケースバイケースであり得る。技法の解説を読み解くに際しては、実際の回転方向(スピンの角速度の方向)がどちらであるか注意を払う必要がある。
- ^ ここでは、ベクトルはボールの飛行速度を、演算子は外積をそれぞれ表す。
- ^ は卓球台の面(プレーイングサーフェス)の法線ベクトルである。すなわち、この法線ベクトルは垂直に上を向いている。
- ^ はラケット(ラバー面)の法線ベクトルである。打球に対して、相手がラケットをまっすぐ正面に向けているならば、この法線ベクトルは打球方向とちょうど反対を向いている。
- ^ スピンパラメーターは無次元量であり、単位はない。
- ^ より正確には、「スピンパラメーター」ではなく「スピンパラメーターの絶対値」である。
- ^ ここで例にあげる各打法の詳細については、後続の節をそれぞれ参照のこと。
- ^ スピンのかかっているボールを打球する際に、ボールの飛行方向に垂直に擦るスイングがなければ、打球はほぼ無回転となる。たとえば、ボールに対してラケット面をほぼフラットにして振るスマッシュ打法による打球は、スピンパラメーターはほぼゼロ(無回転)である。
- ^ 同じく、スマッシュ打法やカウンタードライブ打法といった強くスイングする打法でも、難度は高くなるが同様にしてリターンが可能である。また、カウンタードライブ打法の場合は、ラケットスイングによってスピンをかけ返せるため、無回転でなく正のスピンパラメーターの球質でのリターンとなる。
- ^ ここでは慣例的に「相手のスピンに逆らう」と題しているが、本例をより正確に述べるなら、相手のドライブ打法(正のスピンパラメーター)と自身のカット打法(負のスピンパラメーター)によるそれぞれのボールは、いずれも同じ方向のスピン角運動ベクトルを有している(固定された空間座標からみたボールの回転方向は同じである)。ここでの「相手のスピンに逆らう」とは、それぞれの打球者からみたスピンパラメーターが反対の符号になっていることを指す。
- ^ 以上のこれらのリターン法の打法について、ここでは標準的な裏ソフトラバーを用いたラケットでのリターンを想定している。
- ^ 上に述べた通り、卓球のラリーにおいてサービスは「1球目」の打球と数えられている。
- ^ 狭義のショートサービスは、相手コート上で2バウンド以上する軌道となるサービスのことを指す。これに対して、ロングサービスは、相手コート上で1バウンドだけして卓球台の外へ出る軌道のサービスのことを指す。
- ^ 2002年のルール改正に際しての、ハンドハイドサービスおよびボディーハイドサービスが完全に禁止などが特に該当する。
- ^ サービスの打球の瞬間は、ラケットとボールを含むインパクトの様子をレシーバーに対して隠してはならない。一方で、その打球の前後において、ラケットを隠すことは違反ではない。
- ^ 強い回転をかけられるよう手首の可動範囲をひろげたり、打球を制御しやすくしたりする為、サービスに特化した様々なグリップに変えて打つプレーヤーが多い。
- ^ 試合展開や戦術によっては、中央付近等の他の位置からサービスを行う場合もある。
- ^ 世界には、投げ上げサービスで7 - 8メートルもの高いトスを上げる選手もいる。
- ^ 人体の構造上、威力のあるリターンが難しく、フォアとバックのどちらの打法で打つべきか迷うこともあり、ミドルは一般に多くのプレーヤーの弱点である。
- ^ フォアハンド打法とは対照的に、バックハンド打法でラケットを振り抜く方向は、ペンホルダーとシェークハンドのラケットの違いや打法によって異なり、多様である。
- ^ 常に利き手の逆足を前に出して打つ打法について、現代では以下のようなデメリットが指摘されている。たとえば、シェークハンドラケットにおいては、フォアハンドで強打できるゾーンは広いものの、打球位置が後退してしまう。また、バックハンド打法を強く振りにくく、フォアハンド・バックハンドの切り返しも難しい。クロスやストレートといったコースの打ち分けも難しい。
- ^ このスタンスの場合、大きく右方向(フォア側のストレートやバック側のクロス)へ打球する際は、その都度、従来型のように利き腕の逆足を前に出す。逆に、左方向(バック側のストレートやフォア側のクロス)へのリターンでは、都度、利き腕側の足を前に出す。
- ^ フォアハンドのロング打法では、右足から左足へと体重移動して(右利きの場合)、スイングと身体の動きを合わせ、打球を安定させる。
- ^ バックハンドのロング打法では、左足から右足へと体重移動して(右利きの場合)、フォアハンドの場合と同様に、スイングと身体の動きを合わせる。
- ^ 田崎俊雄のように、肘を固定せずに腕全体を使って、ペンホルダーのバックハンド打法で強く振り抜くことのできる選手もいる。
- ^ ヨーロッパではドライブのことを「topspin」と呼んでいる。
- ^ また、ラケットの振り抜き方が弱いと、対下回転系のレシーブでもミスをしやすく、打球のスピードも遅くなりやすい。そのため、弧線を描いたスピードのあるループドライブを打つには、相応の練習を必要とする。
- ^ 競技者の利き腕の左右や、固有のドライブ打法のスイングの癖によって、通常の打法の時点でカーブのような一定の横回転がかかる場合もある。
- ^ カット打法の下回転のボールは、浮き上がるような力を受ける。このため、カット打法で速い速度のボールを打っても、カットの飛球は相手コート内で沈みにくい。その結果として、強打によるカットボールのリターンは安定しない。
- ^ ここでいう「I字型」と「L字型」はそれぞれの筆記体の書き方を指している(Iは大文字であるが、Lは小文字(ℓ)であることに注意)
- ^ 一般的には、守備頻度が高いバックでのカットを行う面に、粒高ラバーや表ソフトラバーが使用されることが多い。
- ^ たとえば、相手側のコート内でそのままでは2度バウンドするような打球(ショートサービス等)が該当する。これは「台上に収まる打球」とも表現される。
- ^ 台上技術においては、台上の打球位置に対して足を台の下まで踏み込んで移動し、そのうえで打球する。脚を動かしての身体の移動と打球を同時に行なってしまうと、体重移動と打球が同時となり、余計な力が加わってミスの原因となりやすい。このことから、ラリーで咄嗟に打球する場合を除いて、移動と同時の打球は基本的に推奨されていない。
- ^ たとえば、ツッツキ打法で相手選手のループドライブ等緩手を誘発する、チキータ打法で中陣~後陣のラリーに持ち込む、といった戦術的な駆け引きが展開される。
- ^ ショート打法でも、ロング打法の場合と同様に、体重移動を行ってスイングと身体の動きをそろえて、打球を安定させる。だたし、ここでの体重移動の適正な方向は、ラケット等によって異なる。右利きの場合、シェークハンドやペンホルダーの裏面打法の場合は、左足から右足へと体重移動を行う。ペンホルダーの表面でのバックショート打法では、右足から左足に体重移動を行う。
- ^ ショート打法は、後述の台上技術の基礎となる打法である。フォアロング打法と同様に、強振しないショート打法は、練習における基礎固めやウォーミングアップとして、専らに利用される。
- ^ ツッツキは主に、下回転のかかったボールへ対処する打法である。
- ^ しかし、ストップした球が意図せず浮いてしまった場合は、相手にとってのチャンスボールとなってしまう。
- ^ ただし、シェークハンドではミドル(身体の中央付近、フォアとバックの切り替えの起こる位置)への球は強打しにくい。
- ^ バナナのブランド名の一つである。
- ^ チキータの流行(後記)の前から、王皓らが台上バックハンドドライブ打法として使用していた。
- ^ 張継科と何度も対戦した水谷隼(日本)は、張継科のチキータは強力すぎて(一般的な)チキータのレベルではなかったと、自著で述べている。
- ^ テイクバック時から打球、フォロースルーまでの、ラケット及びラケットアームの一連の動きが、打球方向の鉛直平面上で「8」の字を描くように動くことから、この名で呼ばれる。
- ^ この打法では、テイクバック時から打球、フォロースルーまでの、ラケット及びラケットアームの一連の動きが、打球方向の鉛直平面上で楕円を描くように動くことから、この名で呼ばれる。
- ^ 2012 (平成24)年4月1日より前は新卓球と呼ばれていた。
- ^ 硬式卓球のボールと比べると、ちょうど直径は10%大きく、質量は10%小さい。この結果、慣性質量は10%小さく、慣性モーメントは10%大きい(ただし、同じ用具・同じ打法でのトルク自体も10%大きくなる)。
- ^ ただし、ラバーの項で述べたように、表ソフトラバーと粒高ラバーは異なるものであり、ラージボール卓球でも粒高ラバーは使用できない。
- ^ 硬式卓球では、16 cm以上ほぼ真上に投げ上げるよう定められている。
- ^ 具体的には、競技用服装の色については、「ボールの色とは関係なく任意」であったが、「使用するボールの色と明らかに違う色」に変更された。アドバイスについては、「ラリー中を除いていつでも」に変更された。
- ^ すなわち、レットとなったサービスを含むラリーは、サーバー・レシーバーの交替要件の回数として数えない。
- ^ 具体的には、男子では、同システムで18人の1位のランカーがいるが、うち10人が中国人選手であり。同システムでの女子部門に至っては、11人の1位ランカーの全員が中国人選手である。(2023年6月時点)
- ^ 日本のオムロンが開発している。
- ^ いずれの選手も、世界卓球選手権の優勝と世界卓球殿堂入りを果たしている。
- ^ 世界選手権団体では、5大会連続で銅メダルを獲得。2014年と2016年の同・団体戦では、銀メダルを獲得。五輪の団体戦では、2012年に銀メダル獲得。2016年に銅メダル獲得。2021年に銀メダルを獲得している。
- ^ 2005年世界ジュニア選手権団体戦で優勝。2008年~2014年の世界卓球選手権団体で、4大会連続の銅メダル獲得。オリンピックの団体では、2016年に銀メダル獲得。2021年に銅メダルを獲得している。
- ^ 水谷は、同大会の男子団体でも銀メダルを獲得している。
- ^ アジア選手権では3人の中国選手を破っての優勝であった。また、世界選手権での銅メダルは48年ぶりの女子シングルスでの快挙であった。
- ^ 伊藤は、2021年の東京五輪では、女子シングルスの銅メダル獲得のほか、水谷と出場の混合ダブルスでも金メダルも獲得し、女子団体では銀メダルを獲得した。これは、一つのオリンピック大会における金銀銅の3種のメダルのコンプリート獲得であり、オリンピックにおいて卓球史上初の達成者となった。参考までに、一大会におけるオリンピックの金銀銅のメダルコンプリートの達成者は、日本人選手では9人目である(他の達成者は、体操競技の小野喬、中山彰規、監物永三、笠松茂、塚原光男、具志堅幸司、森末慎二、競泳の萩野公介、スピードスケートの髙木美帆)。伊藤の達成は、夏季オリンピックの日本人女子選手としては初のことである。
- ^ a b ここでは、コンピュータ処理でランキングされる1991年10月以降のランキングについて述べている。
- ^ 具体的には、2010年代以降の男子日本代表は団体戦で成果を挙げてきたが、これらは張本智和と水谷隼の二名の奮闘によるところが大きい。たとえば、張本(あるいは水谷)が不振のときは、男子日本の団体戦の結果はことごとく不首尾である。水谷は自著において、以上の内容を「傲慢な分析ではなく客観的な事実」として具体的な実例・根拠を述べつつ説明している。
- ^ 2023年6月時点。
- ^ その名の通り「硬いラケット」を用いる卓球である。スピードとスピンが強くなる「柔らかい」ラバーは用いないために、打球の速度が遅く回転量も少ないことが特徴である。
- ^ 4倍の面積の卓球台でプレーする競技である。
- ^ 激しいパフォーマンスを伴うこともあり、ときに物議をかもすアクションも行い、良くも悪くも話題を集め、ブームを形成した。
- ^ シングルスのポイント例である。金メダリストへの2,000点の他は、銀メダリストには1,400点、銅メダリストには700点等が与えられる。
- ^ a b c 2022年~2023年時点のシングルス部門の例。
- ^ アジアカップとは別の大会。
- ^ ヨーロッパチャンピオンズリーグとは異なる。
- ^ サッカー競技におけるヨーロッパリーグに近い位置付けの卓球大会である。
- ^ 2020年10月から「TSP」と「VICTAS」がブランド統合しており「VICTAS」ブランドのみとなっている
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卓球
出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 10:55 UTC 版)
名詞
翻訳
「卓球」の例文・使い方・用例・文例
- 卓球をしよう。
- 私は午後3時から卓球をします。
- 彼と卓球の試合をしました。
- そのあとホテルに行き卓球をやりました。
- 私はピアノや卓球、料理クラブなど多くの習い事をしていた。
- 卓球は私たちの町で人気がある。
- 卓球のコーチ
- 私たちは2時間卓球をしました。
- 私は、中学3年生で卓球部に所属しています。
- 私は、中学生で卓球部に所属しています。
- なぜなら友達との卓球の試合に勝利したからです。
- 私は卓球が上手になりたい。
- 私は卓球を知っています。
- 卓球の試合で賞をもらいました。
- 卓球が好きです。
- 私は5歳頃から卓球の英才教育を受けています。
- 彼らの国では卓球は人気がありますか。
- 私は友達と卓球をしに行きました。
- これまで何回か卓球の大会に参加しました。
- 最初のころは卓球の基本から学びました。
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