はっ‐しょう〔‐シヤウ〕【発祥】
発祥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 03:58 UTC 版)
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発祥(はっしょう)とは、物事が起こり始まることである。同様のニュアンスを持つ言葉として起源(起原)、ルーツ、原点、源流、由来、元祖、誕生などがある。
概要
ある物事の発祥を知るためには、その成り立ちや経緯を探求する必要がある。その結果、当たり前にあると思われていた事象の本質を理解することができる。
例えば、「温故知新」のことわざにもあるように、形骸化・儀式化してしまった慣習の発祥を探求する(故きを温める)ことで、その意義を再発見する(新しきを知る)ことができる。
また、自然科学の分野では、対象の起源を知ることの困難と意義が指摘されている。特に「宇宙の起源」「生命の起源」「意識の起源」などの解明は科学の中で重要問題とされている。
発祥は一つとは限らず、いくつかの説が主張されることもある。その中でも最も支持を得ている説が、「通説」「有力説」などと呼ばれる。また、同じものが複数の地域で独立に発祥するケースもある。
発祥した地域や場所は、「発祥地」と呼ばれる。また、人物、特に、宗教や学問・武芸等の流派を発祥させた創始者の場合は、「開祖」と呼ばれることがある。
自然
創造物
関連項目
発祥(江戸時代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 03:12 UTC 版)
「丹後ちりめんの女工」の記事における「発祥(江戸時代)」の解説
丹後ちりめんは、1719年(享保4年)に始まる数人の開拓者の手で西陣のお召ちりめんをヒントに撚糸技術を導入しスタートした。峰山地域での創職者・森田治郎兵衛、加悦谷地域での創職者3名、いずれも男性であるが、地場産業として発展していくなかで主な労働力は百姓の女性たちであった。男たちは年貢を賄うために野良仕事に出かける必要があり、その妻や娘たちが機女となって家計を支えた。 機音はどんどん広がっていったが、京都西陣機業が出荷制限し、絹問屋は悪質な手口で産地を食い物にしたりと、丹後の機方達は、生産段階でも流通段階でも絞られ、その生活は牛馬の如くで苦労が報われることはなかったという。丹後ちりめんは圧制と搾取の下でも雑草のような根強さで増え続け、丹後半島は次第に活気づいていくが、機を動かし続けた機女の労苦は、公的な記録には痕跡も残されていない。
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「発祥」の例文・使い方・用例・文例
- 古代ギリシャは西洋文明発祥の地である
- 私はジャズ発祥の地へ行った事がある。
- 中東は文明の発祥地である。
- これらの国々はヨーロッパ文明発祥の地である。
- 近東は文明の発祥地である.
- ミニスカートの発祥地はロンドンのカーナビー通りであるといわれている.
- 古代文明の発祥地は黄河やナイルのような大河の流域である.
- スペインとアフリカの要素のあるキューバで発祥した二拍子のフォークダンス
- それが見つけられた発祥
- 共産主義のロシアでの発祥地
- 文明の発祥地
- 中東は西洋文明の発祥地だ
- サウスダコタ北東部で発祥し、南流し、アイオワ州のスーシティーでミズーリ川に合流する川
- ピレネー山脈で発祥し、北西にビスケー湾へと注ぐ川
- 中原という,中国の漢文化発祥の地である黄河中流地域
- ある物事が発祥した土地
- 発祥地
- 上方舞いという,京阪地方発祥の日本舞踊
- 発祥の地
- エンペーベーという,ブラジル発祥の新感覚のポピュラー音楽
品詞の分類
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