クリップボード
クリップボードとは、コピー操作やカット操作などによって選択したデータを一時的に保存する機能、または、保存する場所のことである。
クリップボードは、本来は文具である用箋挟(ようせんばさみ)のことであり、それが転じて、コンピュータにおいて簡易的にデータを保存する機能のことをクリップボードと呼んでいる。
クリップボードは、データがアプリケーションに依存しない共有メモリに保持されるため、アプリケーション間でのデータのやり取りが容易にできる。クリップボードには、テキストだけでなく修飾情報や画像も保持することができるが、すべてのデータがペーストできるかどうかは、ペースト先のアプリケーションのフォーマットに依存する。
なお、一度、保持されたデータは再度コピー操作やカット操作、シャットダウンなどを行わない限り残っており、何度でもペーストすることができる。
クリップボード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/25 14:00 UTC 版)
クリップボード(英: clipboard)は、コンピュータ上で、一時的にデータを保存できる共有のメモリ領域のことである。複数の異なるプログラムからアクセス可能であり、単一のアプリケーションだけでなく異なったアプリケーション間のデータの受け渡しにも使用される。
- ^ Moggridge, Bill (2007). Designing interactions. Cambridge, Massachusetts: MIT Press. p. 65ff. ISBN 9780262134743
- ^ Larry Tesler. “A User Experience Retrospective”. 2018年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月23日閲覧。
- ^ 海上忍 (2002年5月17日). “【コラム】OS X ハッキング! (17) TextEditの秘密”. マイナビ. 2012年3月11日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2008年11月24日閲覧。
- ^ “[クリップボード Windows]”. 2022年8月13日閲覧。
- 1 クリップボードとは
- 2 クリップボードの概要
- 3 関連項目
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